この記事のまとめ
- ニートになりたい人の心理を徹底解説
- 仕事に対する不満を原因としてニートになりたい人は転職も検討するべき
- 本気でニートになりたい人は予算の見積りを出して開始時期を判断しよう
- 適職診断
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この記事を読んでいる人に
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「働きたくないな」「仕事をやめたいな」などの本音を抱えながら働き続けている人は少なくありません。仕事をやめてニートになれば、今感じているつらさやしんどさとは無縁の生活が送れそうに思えます。
ただ、「仕事をしたくないからニートになろう」と思い立って準備もせずに職を手放しても、思い描くような気楽で快適な生活を送ることは難しいでしょう。
この記事ではキャリアアドバイザーの柴田さん、永田さん、谷所さんのアドバイスを交えつつ、ニートになるリスクやニート生活を実現させる方法を解説します。働きたくない人やニートになりたいと考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
本当にニートになりたいのか? 自分に改めて問いかけよう
ニートになった結果、人生が豊かになったり、幸福感を得られることもあります。しかし「やっぱりニートにならなければ良かった」と後悔する人がいるのも事実です。自分がニートになっても後悔しないか、満足感を持ちながら生活できるか、記事を通してじっくり考えてくださいね。
この記事ではまず、ニートになりたい人の心理と、多くの人がニートにならずに働き続ける理由を解説します。自分の心情と照らし合わせながら、ニートになりたい理由や仕事に対する不満を整理しましょう。
そして、ニートではなく転職を選ぶメリットやニートになるリスクを解説。記事終盤では本気でニートになりたい人に向けて、実現させるために必要な準備や計画の立て方を説明します。自分とじっくり向き合ったうえで、ニートになるべきかどうかを判断しましょう。
そもそもニートとは
ニートになりたい人の中には、ニートに対して漠然としたイメージで、実際どのような人をニートと定義するのか知らない人も多いのではないでしょうか。そこで、まずここでは、ニートの定義を解説します。
また、どのくらいのニートがいるのか気になっている人も多いでしょう。全国におけるニートの数も併せて解説するので、ニートに関する理解を深めましょう。
ニートの定義
ニートという言葉は、1990年代末にイギリスの労働政策で用いられた「Not in Education, Employment or Training 」の頭文字を取ってできました。日本では2000年代初頭から使用されるようになり、仕事に就いておらず家事も通学もしていない若者を指します。
内閣府による平成15年版国民生活白書では、「働く意志のある無職の人」はフリーターと定義しているため、仕事をしていなくても働く意志があればニートには該当しないことになっています。
とはいえ世間では、本人の意志にはかかわらず、仕事をしているかどうかでニートとフリーターを見分ける傾向があります。よって、働こうという意志があっても無職であればニートと見なされる可能性が高いのです。
フリーターの定義はこちらの記事で詳しく解説しています。
フリーターとは? 正社員とのリアルな違いや将来性を徹底解剖
全国におけるニートの数
全国におけるニートの数は、総務省が2023年におこなった労働力調査で確認できます。この調査では、「15〜34歳の非労働力人口のうち家事も通学もしていない者」を若者無業者とし、該当する人口を調査しています。
2023年の若者無業者の平均は59万人でした。これは15〜34歳の人口の1.7%を占めます。ニートの存在は特別珍しいとまではいえないものの、なじみがあるほど一般的だともいえないでしょう。
ニートの実数だけを見るとさほど多いような気もしないし、周囲にも見当たらないと思うかもしれません。
しかし主婦で家事以外はまったく何もせず友達付き合いもなし、家事が終わればひたすらゲームばかりしているという人や、職業訓練校や資格取得の学校に通っている、就職活動中だけどなかなか仕事が決まらないといった「ニート予備軍」も含めると、実はかなりの数になります。
働きたくないのはなぜ? ニートになりたい人の心理
働きたくないのはなぜ? ニートになりたい人の心理
- 自由な時間が圧倒的に足りていない
- 人とかかわりたくない
- 自分にやれそうな仕事がない
- 自分の人生をじっくり見つめ直したい
「ニートになりたい」と考えている人の中には、元からニートに対して常に憧れていた人もいれば、仕事でのストレスが積み重なり、徐々にニートになりたいと思うようになった人もいるでしょう。
どのようなケースであれ、本当に自分はニートになりたいのか、自分の本心を見極めることが重要です。まずは自分の心理と向き合ってみましょう。
ここでは、ニートになりたい人の心理を解説します。自分の心理と照らし合わせながら、自分への理解を深めるのに役立ててくださいね。
そもそも「ニートになりたい」というよりは「今の状況から解放されたい」という気持ちの結果、ニートという選択肢を取ることが多いように感じます。
少なからず感情的になってしまっている状況なので、まずは第三者に相談して客観的に考えることが大切です。
仕事でストレスを感じると働きたくない・人とかかわりたくない……と感じる人もいると思います。以下の記事では働きたくない・人とかかわりたくないと思う原因と改善策をまとめているので参考にしてみてください。
働きたくない・人とかかわりたくない人向けの仕事10選&改善策も
①自由な時間が圧倒的に足りていない
週5日、1日約8時間の労働は多くの大人がこなしていることですが、この時点で辟易してしまう人もいるのではないでしょうか。仕事から疲れて帰って家事をしていれば、あっという間に1日は終わってしまいます。休日もたった2日程度では、疲れを癒すのには足りないという人も多いでしょう。
好きなことをして過ごせる時間が足りていないと感じる人は、ニートになれば自由な時間が手に入ると思い、ニートに憧れを抱くようになるのです。
②人とかかわりたくない
人との接触が少ない仕事はありますが、どんな仕事も他人と連携しなければならない場面がありますよね。社内の人、社外の人、顧客などと接する中で、うまくいかないことがあったり、ストレスを感じることは多いでしょう。
周囲との円滑なコミュニケーションが自然と取れたり、他人からきついことを言われてもあまり気にしないという人もいれば、神経をすり減らしながら周りを気遣ったり、他人からの心ない言葉に深く傷つく人もいます。
後者だと仕事に対して過度なストレスを感じやすくなります。人間関係に関するストレスが積み重なると、「もう人とかかわりたくない」と思うようになってしまうことも。そのような状態が続くと、他人と接する機会がないニートが魅力的に思えてくるのです。
③自分にやれそうな仕事がない
現職でやりがいを感じられなかったり、仕事の内容や社風が自分と合っていないと思うと転職を検討するケースが一般的です。しかし、転職したくても自分にできそうな仕事や向いていそうな仕事が見つからないと、働かないという選択肢を意識するようになります。
現職を続けたくないうえに、転職したとしても仕事に対する不満が解消されそうにないとなると、ニートになるのがもっとも自分が楽になる方法だと思えてくるのです。
④自分の人生をじっくり見つめ直したい
仕事に対してこれといった不満は持っていなくても、心から現状に満足しているわけではなく、「このままで良いのかな」「もっと自分が輝ける場所があるんじゃないか」というように、悶々とした気持ちを抱えながら働いている人もいるでしょう。
一度仕事から離れて自由な時間の中で、自分の人生を振り返ったり、さまざまな経験をすると、本当にやりたいことや自分がやるべきことが見つかるかもしれません。
「ニートになりたい」という人の中には、より自分にとって豊かな人生にするために、一時的にニート期間を設けて自分の人生を再設計したいという人もいます。
アドバイザーコメント
柴田 登子
プロフィールを見るニートになるという選択が持つ意味をもう一度考えよう
仕事にやりがいを見いだせているとき、利益がうまく出せているとき、職場の人間関係がうまくいっているとき、人は「仕事をやめてニートになりたい」とは考えないでしょう。
「いっそ仕事を辞めて自由に暮らしたい」と思うのは大抵、仕事でトラブルが起きたとき、何らかの壁にぶち当たったとき、周囲とうまくやっていけないときなどです。
しかしそう思ったところで、転職活動により働く場所を変える人がほとんどです。とにかく働かないと食べていけないと思うのはもちろんですが、人には所属の欲求というものがあります。常に組織の一員でなければ不安を感じる生き物なのです。
刹那的な感情で踏み切るのは危険
それでもあえてニートになることを選ぶ人には、どのような傾向があるのでしょうか。病気の治療など、働けない理由が明確である場合を除くと、そのほとんどは「ゆっくり充電して次の機会に備えよう」と前向きには捉えていません。
自身のキャリア形成にニート期間がどう影響するかを考えずに現実逃避をしていたり、そのときを刹那的に考えていたりする傾向が強いです。
「いっそ働かないでいられれば楽なのに」と思うのは誰しも同じです。しかし、あえてそれを行動に移すことにどのような意味があるのかを、今一度考えてみてください。
就活を現実逃避してしまう人はこちらのQ&Aも参考にしてみてください。キャリアコンサルタントが対象法などを回答しています。
仕事でストレスが溜まると働きたくなくなりますよね。以下の記事では働かないで生きる可能性とリスクをまとめているので参考にしてみてください。
働かないで生きる時代が来る? 可能性の考察と今できる7つの行動
ニートになりたい人は多い! それでも働き続ける6つの理由
ニートになりたい人は多い! それでも働き続ける6つの理由
- 収入が途絶えると生活が維持できないから
- 家族をがっかりさせたくないから
- 世間体が気になるから
- 孤独になってしまうから
- 再就職できないかもしれないから
- 仕事に生きがいを見出しているから
労働政策研究・研修機構が実施した、大都市の若者の就業行動と意識の変容―「第5回若者のワークスタイル調査」から―によると、「できれば仕事はしたくない」と思っているかという項目で、「そう思う」「ややそう思う」と答えた人は、回答者のうち57%でした。
仕事をしたくない、つまりニートのような無職になりたい人は決して少なくないのです。にもかかわらず、多くの人は仕事を辞めずに働き続けています。それは、仕事を手放すことに対して何らかのリスクやデメリットを感じているからでしょう。
ニートになりたいと思っている人も、仕事をやめることに迷いがあるのではないでしょうか。迷いにはしっかりと向き合って結論を出さなければ、ニートになった後で後悔することになりかねません。
ここでは、ニートになりたいと思う一方で、それでも働き続ける人が多い理由を解説します。一つひとつの理由に対して、それでも自分は働かない方を選べるかどうか検討してくださいね。
次の記事では、やりたい仕事がないニートが仕事を見つける方法について解説しています。考えられる状況ごとに解説しているので、参考にしてみてくださいね。
したい仕事がないニートの仕事の見つけ方を解説! 原因別の解決法も
①収入が途絶えると生活が維持できないから
娯楽や贅沢をせずに、最低限の衣食住をそろえるにもお金が必要です。家賃、光熱費、食費などの支出を賄うためにも、仕事をして収入を得なければなりません。
言うまでもありませんが、仕事を辞めて働かなくなるということは、辞めた翌月から給料は発生しなくなるということです。数カ月であれば貯金を切り崩してどうにかなるという人も、収入がない状態が続けば貯金は減り続ける一方で、必要なお金を払えなくなり、生活が維持できなくなってしまいます。
仕事は生活とは切り離せないと理解しているからこそ、ニートになりたくても現実的に不可能だと考えている人が多いのです。
ニートになれば収入が途絶えてしまいます。収入が途絶えることで、衣食住といった最低限の生活さえも維持できなくなる可能性があります。
②家族をがっかりさせたくないから
上述したとおり、無収入の状態が続けば生活を維持するのが難しくなります。家族としては、本人の将来を心配せずにはいられないでしょう。
また、自分の子どもが社会で活躍している姿を誇らしく思っている親も少なくありません。「ニートになれば親ががっかりするのは目に見えている」「家族を失望させたくない」という思いもニートにならない理由として挙げられます。
③世間体が気になるから
ニートに対して世間は決して温かくはありません。大人としてあるべき姿ではないという認識を持っている人は少なくないのです。そのため、差別的な扱いをされることも。
直接的にニートであることを咎められたり、見下されることはなくても、「〇〇さん今働いていないんだ」「ニートなんだ」と思われることが不本意であったり、プライドが許さないという人も多いでしょう。
社会における自分の居場所を確保するためにも、ニートにはならずに「働いている」「仕事をしている」という肩書きを守っている人もいるのです。
④孤独になってしまうから
ニートに対して、家にひきこもって外部との接触を断っているイメージを持っている人もいますよね。自分がそうなることをイメージしたときに、「人とのかかわりがなくなるのは嫌だ」「孤独な状態だと精神的に参ってしまいそう」と思った人もいるのではないでしょうか。
実際に、人とのかかわりがなくなったことが原因で、精神を病んでしまう人はいます。仕事をしていれば、必然的に誰かとコミュニケーションを取る機会は発生しますよね。
仕事に対して億劫な気持ちがあったとしても、孤独になるよりは誰かとかかわっている方が良いと考える人は、ニートにはならない道を選んでいます。
- そもそも人とかかわるのが苦手なので、孤独になってもかまわないと思っています。
コミュニケーションスキルを高める機会が発生しないのは将来的に損
今現在ニートではない状況なのだとしたら「別に人付き合いも好きではないし孤独になってもいいや」とニート生活に魅力を感じているかもしれません。
しかし、デメリットももちろん存在します。仕事をしようと思ったときには人とのコミュニケーションは避けられません。
そういったときにはある程度の社会性が必要とされます。しかし、ニートになり自分から人とのかかわりをシャットアウトしてしまえば、自身のコミュニケーションスキルはストップしてしまいます。
コミュニケーションスキルが求めるレベルに達していないと判断されてしまい、就職が難航することが予想されます。
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
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強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
⑤再就職できないかもしれないから
現在ニートになることをかなり真剣に検討している人も、生涯ニートでいようと考えている人ばかりではありませんよね。「ニートでいることに飽きたら働こう」「貯金が底をつきそうになったら仕事すれば良い」という計画であれば現実的に思えるかもしれません。
しかし、必ず計画通りに進むとは限りません。一度仕事から離れてしまうと、自分の中で仕事をすることに対するハードルが上がってしまい、「一生ニートではいられない」と思っていても、行動を起こせないケースは多々あります。
自分がニートになった場合もそのようなケースになるかもしれないと考える人は、簡単に仕事から離れることはできないのです。
企業は再就職者に対して実践力を求めます。ニートは実務経験が不足しているため実践力がないと捉えられるだけでなく、仕事のモチベーションが低いと判断されることもあり、一度ニートになると再就職が難航しがちです。
⑥仕事に生きがいを見出しているから
仕事でつらいことや億劫に思うことがある一方で、人の役に立つことや誰かから感謝されることに生きがいを感じているという人は多くいます。
自分の生きがいについて深く考えたことがある人は少ないかもしれません。生きがいとは、自分の人生に価値を実感すること、自分はこのために生きているんだと感じられる瞬間や行為を指します。
仕事をしている方が、誰かの役に立つ機会や感謝される機会は多く、それによって自己肯定感を保てるという人もいるのです。
アドバイザーコメント
永田 修也
プロフィールを見るニートになる前にデメリットとリスクを踏まえよう
ニートになるデメリットとしてはさまざまなことが考えられますが、私が一番重要だと感じるところは、メンタルが不安定になりやすい点です。
ニートとして生活しているときに、本人は気づかなくても知らず知らずのうちに生活のリズムが昼夜逆転してしまったり、社会的な立場が見つからず徐々に自分自身に強い劣等感を感じてしまうなど、不安や恐怖が次第に心を支配していくことがあります。もちろん金銭面への不安もあります。
ニートになるかどうかは自分だけの問題とはいえないこともある
また、周囲への影響もリスクとして想定しておくべきでしょう。ニートの家族に対する、親戚や近所の人からの奇異の目も少なからずあり、自分としてはどう思われても気にしないとしても、周りの人がそのことに苦しんでしまうケースも多々あります。
人とのコミュニケーションを避けることを理由としてニートになるパターンが多いですが、ある程度のデメリットとリスクを理解し、「本当に私はニートになっても良いのだろうか」と自問自答することが大切です。
ニートになりたい気持ちは一時的なものである可能性が高い
ニートになりたい人の心理として解説したように、職場環境に対する不満や、労働そのものに対する疑問や悩みに端を発して「ニートになりたい」と思い始める人が多くいます。特に、社会人経験が浅い若手は慣れない環境ではストレスを感じやすく、「働きたくない」「仕事に行きたくない」とネガティブな思考になりがちです。
しかし多くの社会人はそのような苦しい局面を乗り越えて、社会で活躍する人材へと成長を遂げています。最初は収入や世間体のためにやむなく仕事を続けていた人も、スキルや能力を身に付けて、できることが増える充実感や成果を上げたときの達成感を感じられるようになり、仕事に対して前向きになっていくのです。
今「ニートになりたい」と思っている人も、仕事を辞めずに取り組み続ければ、近い将来にはやりがいを感じながら働けたり、楽しく仕事ができるようになっている可能性は十分にあります。
今の感情に任せて行動するのではなく、先を見すえたうえでニートになるべきかどうかを判断するようにしてくださいね。
- 自分は不器用で要領が悪く、コミュニケーション力もありません。働くことに向いていないので、ニートになるべきではないと思っています。
弱みを仕事に活かせる可能性は十分にある
不器用で要領が悪いのだとしても、必ずしも働くことに向いていないわけではありません。不器用だと自覚していることで、丁寧な仕事をする人がいますし、要領が悪い人は、コツコツと地道に仕事をおこなえる特性がメリットにもなります。
また、上手く話せるからコミュニケーション力があるわけではありません。話すことが苦手ならば、相手の話をじっくり聞くようにするだけでもコミュニケーション力はアップします。
適性や能力がないからニートになりたいと考えているならば、適性や能力を活かせる仕事に就くことを考えてみると良いでしょう。
仕事に行きたくない人は、こちらの記事で対処法を解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
仕事に行きたくないときの対処法22選|心が軽くなる方法を解説
どうしても仕事が嫌なときは? ニートではなく転職を選ぶメリット
どうしても仕事が嫌なときは? ニートではなく転職を選ぶメリット
- 在職中の方がスムーズに選考が進みやすい
- スキルや経験を増やせる
- 収入を得ることで私生活も充実させられる
- 社会的信頼を保てるので選択肢が狭まらない
ニートになることのリスクやデメリットは理解したうえで、それでも「どうしても働きたくない」「仕事を続けられそうにない」という人もいますよね。そのような人には、ニートになるより、まず転職を検討することをおすすめします。
ここでは、転職を選ぶ4つのメリットを解説するので、特に今の仕事を続けることは考えられないという人は参考にしてくださいね。
転職をせずに今の仕事のまま現状を改善できる可能性もあります。こちらの記事を参考にしてくださいね。
仕事がつらいときに自分を責めないで! 心が楽になる10の対処法
①在職中の方がスムーズに選考が進みやすい
ニートになりたい人の中には、仕事を辞めて数カ月は自由に過ごせる期間を設けて、その後で就職活動を始めようと計画を立てている人もいるでしょう。しかし、離職後に就職活動を始めるよりも在職中に進めた方が選考がスムーズに進みやすい傾向にあります。
なぜなら、企業としてはすでに退職済みの求職者に対して、「そもそも働くことに意欲的ではないのでは」「忍耐力がなさすぎるのでは」といった懸念を抱きやすいからです。特に在職期間が短期間であるほど、懸念は大きくなります。
もちろん、離職後でもスムーズに内定を獲得できるケースも多数あります。ただ、在職中であれば、転職理由が「今の仕事は自分に合わない」「労働環境が悪い」だとしても、そのような苦しい状況でも仕事を続けていることに対して一定の評価ができます。
志望企業に合格する可能性をなるべく高めたいのであれば、在職中に転職活動をして離職期間は作らないのがおすすめです。
仕事をしていないブランク期間が長いと内定は出にくくなります。その理由の一つにニート期間に生活習慣が乱れているのでは、という懸念があります。
毎日決まった時間に起きて身だしなみを整え通勤する。ごく当たり前のことでも習慣付けできていないと実行できず、遅刻や欠勤を繰り返す人が多いのです。だからこそ、在職中に転職活動をしておいた方が無難と言えます。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
②スキルや経験を増やせる
仕事をしているからこそできる経験や、獲得できるスキルがあります。もし、仕事を辞めてニートになってしまうと、その期間は実践的なスキルや経験を獲得することはできません。
ニートを辞めて復帰したときに、仕事を続けていた同年代の社会人と比較すると、経験値に差が開いてしまうのです。ニートではなく転職を選択すれば、転職先で経験を重ねていくことが可能ですよ。
③収入を得ることで私生活も充実させられる
ニートになったら好きなことをして過ごせる生活をイメージしがちですが、限られた貯金を切り崩して生活を維持するので、娯楽にお金は使えないという人は少なくありません。外出しても買いものをしたり、遊ぶお金はなく、結果として家に引きこもって簡素な生活を送ることも。
よって、転職をして収入を確保し続けた方が、私生活の充実度は高いケースが多いのです。
④社会的信頼を保てるので選択肢が狭まらない
元々お互いの人柄を知っている関係であれば、仕事を辞めて無職になったからといって途端に信頼を失うことはないかもしれませんが、初対面の人からは無職であることに対し、不信感を抱かれるケースは少なくないでしょう。
裏を返せば、仕事をしていると一定の社会的信頼を保てるのです。社会的信頼があると、支払い能力の有無を問うような金融や不動産の審査が通りやすくなります。また結婚やパートナーとの暮らしを考えている人にとって、ニートであることが懸念となってしまうことも。
ニートにならずに転職をすれば、社会的信頼を保つことができ、選択肢を狭めずに済みますよ。
- ニートになって社会的信頼が得られないことによるデメリットとはどのようなことがありますか?
いざというときに困る可能性がある
まずデメリットとして挙げられるのは、クレジットカードが作れなくなる点です。キャッシュレス社会でクレジットカードが作れないことは、生活するうえで不利益になるでしょう。
また、買い物をするつもりがなくても、病気などでどうしてもお金が必要になることがあります。お金を借りたいと思っても、ニートでは借りることが難しくなってしまいます。
そして、親戚や周囲の人との信頼関係を築けなくなる可能性もあります。人とかかわらないと考えていても、何らかのかかわりを持たなければならないときはあります。その際、信頼を得られず、不利益を受けてしまう可能性があります。
「転職活動を始めてみよう」と思った人は、こちらの記事で転職活動の流れを解説しているのでぜひ参考にしてください。
第二新卒の転職必勝法|納得のいくキャリアを見つける3つのコツ
今の仕事を辞めたいと思う一方で、もう少し今の職場で頑張った方が良いのかなと悩んでいる人もいますよね。こちらの記事で、転職に踏み切るべきタイミングを解説しているので参考にしてくださいね。
転職のタイミングはいつが正解? 目的に合わせた最適な時期を解説
ニートになる前に知っておきたい! 空白期間がキャリアに与えるリスク
空白期間とは、仕事をしていない期間のことを指します。仕事を辞めて次の仕事を始めるまでの期間です。ニートになるのであれば、この期間が長くなるほど、転職市場では不利になることを覚悟しておかなければなりません。
ニートとして数カ月過ごした後で、「貯金も尽きそうだし仕事を始めよう」「思ったよりニートは向いてなかったから働こう」と思い立ったときに、不利な状況から就職活動を始めることになりかねません。
希望の条件に合った会社から内定を獲得できる可能性も下がってしまい、そうなると就職先の選択肢も限られてしまいます。ニートになるのとならないのでは、キャリアはまったく異なるものになる可能性があるのです。
このことを踏まえてもう一度、自分がニートになるべきかどうかを判断してくださいね。
アドバイザーコメント
柴田 登子
プロフィールを見るニートになる目的がなければ転職がベスト
ニートの状態をあえて選ぶ理由のある人はその意志を貫いても良いのではないかと思います。難関資格を取得したいので独学で勉強する、20代のうちに世界一周をしておく、などを後悔のないように実践するのは人生において大切なことです。
しかし、特にこれといった理由もなく働かない、学校にも行かないという状態に突入するのは避けた方が良いでしょう。単に生活に困るとか、次の転職が難しくなるだけではありません。
ニートになる選択がさらに自分を追い詰めてしまうことも
働くという状態は、ストレスをたくさん感じるものですが、実は働かない状態の方がストレスは多く、やがてメンタル不全に陥ることが多いからです。
これといった理由もなく働いていないとき、始めのうちは気楽で「しばらくはこのままでいいや」と思います。しかし、すぐにその状態に飽きてしまいます。
時間はたっぷりあるのだけど、友人は皆働いているので誰かと共に過ごす時間はこれまでより多くはならず、そもそも働いていないと周囲と話題が合わなくなります。自由は手に入っても、疎外感を味わいやすいのです。
そのため、今の職場から離れたいと考えたときに、特に目的がないのであればとりあえず転職しておきましょう。居場所が変われば満足するケースは大変多いです。仕事をすること自体は案外問題ではないのです。
それでも本気でニートになりたいなら計画を立てよう!
実際ニートになった人の中には、「働かないことの罪悪感で穏やかには過ごせなかった」「常にいつか働かなきゃという焦りを感じていた」というように、ニート期間を苦しい気持ちで過ごすことになった人が多くいます。
本気でニートになりたいのであれば、このような気持ちとは無縁の状態で快適に過ごして、ニートであるメリットを最大限堪能したいですよね。そのためにも、「仕事を辞めたい」という勢いで退職してニートになるのではなく、必要な準備を整えたうえで、ニート生活をスタートさせるようにしてください。
アドバイザーコメント
永田 修也
プロフィールを見る健全なニート生活を過ごすために期限と目標を決めよう
多くの人がおそらく、「なんとなくニートが良さそうだと思った」という状況なのではないでしょうか。本気でニートになろうとしているのであれば1点だけ気に留めておいてほしいことがあります。それは「期限を設ける」ということです。
一生ニートとして生活していくことを否定しているわけではないのですが、だらだらと過ごしていても人生が豊かなものにはなりにくいと思います。
より幸せに、より豊かにと考えるのであれば、今はニートという生活を選択したとしてもいつかは脱却しようというマインドが大事になってきます。
そのため、まずはニートになる前に「〇〇までに〇〇で働く」などと期限と目標を考えておくと、ニートである今の状況に対して罪悪感や劣等感も薄れるのではないでしょうか。
人とのかかわりや外出する機会は意識的に作り続けよう
それでも働くことへの意欲があまり沸かない場合は、無理に決めなくても良いと思います。
ただ、せめて何か地域のコミュニティに入ってみる、オンラインでも良いので個人的に何か習い事をしてみる、毎朝必ず公園を散歩する、など意識して人とかかわったり外に出る習慣を付けることでメンタルヘルスを健全に保つことができます。
本気でニートになりたいなら! いつから実現可能か判断しよう
充実したニート期間にするためには、必要な準備を整えてから開始する必要があります。まずはどのようなニート期間にするかを決め、そのために必要な準備をいつまでに整えるか、詳細な計画を立てましょう。
ここでは、ニートになるために必要な準備、計画の立て方を解説します。本気でニートになりたい人は必ずチェックしてくださいね。
①住む場所を決める
一人暮らしの人にとって家賃は、毎月の支出の中でも大きな割合を占めています。ただ、どこに住むかによって金額に大きく差があるため、経済面の計画を立てるためにも、まずはニート期間に住む場所を決めましょう。
なるべく家賃にお金をかけたくないという人は、以下の2つを検討してください。
ニートになりたい人におすすめの住む場所
- 実家に住む
- 地方に引っ越す
実家に住む
ニート期間は実家で生活することで、一人暮らしをするよりも支出をかなり減らすことができます。実家であっても生活費は当然発生しますが、一人暮らしと比較すると低出費で済むケースがほとんどです。
ただ、現在一人暮らしをしている人の場合、一人暮らしの家を解約する際にかかる費用、引越し代などを踏まえると、短期間しかニートをしない人にとっては損になる場合もあります。
そもそも、両親の了承を得られなければ、実家に住むこともできません。実家に住もうと考えている人は、事前に家族に相談して了承を得る必要があります。
地方に引っ越す
都市部と地方では家賃の相場にかなり差があります。現在一人暮らしの人は、会社までのアクセスを考慮して都市部に住んでいる人も多いですよね。仕事を辞めれば会社に出勤することもなくなるので、住む場所を決めるときの条件も変わってきます。
現在都市部に住んでいて、都市部に住むことへのこだわりがない人は、地方に引っ越すと家賃は比較的安価で済みますよ。ただ、実家に住む場合と同様に、仕事を再開するためにすぐに都市部に戻ってくるのであれば損になってしまいます。
自分がどのくらいのニート期間を過ごすのかを踏まえて、決めるようにしてください。
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②予算の見積りを出す
住む場所を決めたら家賃のほかにも食費、水道光熱費や税金・保険などを合わせた、必要予算を明らかにしましょう。予算の見積りが甘いと、ニートを始めてもすぐに金銭面の余裕がなくなり、苦しい生活を送ることになってしまいます。
ここでは、ニート生活を過ごすうえで必ず発生する出費について例示していくので、これらを参考にして、予算の見積りを出しましょう
生活費
生活費とは、下記のように生活をしていくうえで発生する費用のことを指します。
総務省による家計調査(2023年)で、単身世帯の消費支出金額は平均167,620円でした。主な支出の内訳を見ていくと、以下のようになります。
用途 | 参考金額 |
---|---|
食費 | 42,049円 |
住居 | 23,799円 |
光熱・水道 | 13,045円 |
家具・家事用品 | 5,760円 |
被服及び履物 | 4,447円 |
保健医療 | 7,367円 |
交通・通信 | 21,654円 |
教養娯楽 | 18,794 円 |
その他の消費支出 | 30,704円 |
ただ、前述したとおり、住む場所や持ち家の有無によって住居費の金額は大きく異なります。食費や被服費も個人差が出やすい項目です。また、ローンの支払いがあれば、必要予算に組み込む必要があります。自分の銀行通帳の記帳内容や、クレジットカードの利用明細を確認しながら、自分の生活費を明らかにしましょう。
税金・保険
生活費と同様に、税金や保険料も必要な出費として予算に組み込む必要があります。ニートの人が支払わなければならない税金や保険料は以下になります。
住民税
住民税は、自分が居住する自治体に納付する税金で、前年の収入が98万円以上の場合に支払わなければなりません。金額は前年の収入によって決まり、収入が多い人ほど住民税を多く支払う必要があります。
国民年金
会社員のときは厚生年金への加入が一般的で、毎月保険料が給与から天引きされるようになっています。ニートの場合、厚生年金ではなく、自営業や主婦の人と同じ国民年金に加入することとなります。国民年金保険料の金額は、令和5年時点では1カ月あたり16,520円です。
国民健康保険
会社員のときは社会保険へ加入し、企業が保険料の半額を負担するのが一般的です。ニートの場合、国民健康保険に加入することになり、保険料は全額支払う必要があります。国民健康保険料は、所得や自治体によって料金が異なるため、自治体が定める税率を参考にして算出しましょう。
③現在の貯金と照らし合わせて開始時期を判断する
必要な予算が定まって、現在の自分の貯金と照らし合わせると、資金が足りない場合もあるでしょう。その資金を貯めるには、どれくらいの期間働けば良いのかを計画し、ニート生活が開始できる時期を判断してください。
予定している開始時期に合わせて貯金を貯めるだけでなく、引っ越しが必要な人は断捨離を始めるなどして準備を進めていくとニート生活をスムーズにスタートできます。しかし、途中で気が変わる可能性もあるため、会社には目途が立つまでは退職を申し出ないなど、後戻りができる程度の準備にとどめておきましょう。
貯蓄は必要ですし、支出をなるべく減らして生活していくことが大事になります。
ただ、お金のことでの悩みも必ず出てくるので、住んでいる地域の自治体や民間の保護団体など、本当に苦しくなったときに自分の悩みを相談できる場所があるかどうかも事前に調べておくと良いでしょう。
ニート生活を始める前に! 決めておくべき2つのこと
ニート生活を始める前に! 決めておくべき2つのこと
- ニート期間を決める
- 期間中にやりたいことをリストアップする
ニート生活を充実させて、ニートにならなければ良かったと後悔することがないように、あらかじめ決めておくべき2つのことを解説します。
必要な予算が用意できていてこれからニートを始める人は、すぐにこの2つを決めることに取り掛かってください。また、これからニートになるために必要な資金を稼ぐという人も、仕事を続けながらこの2つを考えてみてくださいね。
ニート期間を決める
これからニート生活を始める人は、ニートでいる期間をあらかじめ決めて、周りに宣言するようにしてください。ニートになった人の中には、働かないことへの罪悪感を感じつつも、就職活動を始める気持ちにもなれず、だらだらと際限なくニート生活を続けてしまう人が多くいます。
あらかじめニート期間を決めておくことで、ニート期間は「身体と心を休める期間」や「好きなことをして過ごす期間」として割り切りやすくなります。また、周りにいつから就職活動を始めるというように公言しておくことで、多少気が乗らなくてもやるしかない方向に自分を追い込むことが可能です。
- ニート期間を決める場合、目安はどの程度と考えれば良いですか?
特に目的がない人は半年~1年が目安
あえてニートになることを選ぶ理由がある場合は、たとえ数年に渡ってでもやりたいことをまっとうするまでその状態を続けても問題ありません。
ニート期間を終えて就職活動するときも、ニートの間に何をして、どのような気づきや経験を得られたのかを適切に伝えられれば、ニート期間が長かったことは面接でもさほどマイナスにはならないでしょう。
しかし、特に目的もなく漫然とニートをやってみたいという場合は、その期間が長ければ長いほど計画性がないと思われるかもしれません。そのため、目安としては半年~1年ぐらいに留めておくと良いでしょう。
期間中にやりたいことをリストアップする
本気でニートになりたい人には、仕事を続けたままではできない何かをしたかったり、ニートになる目的があるはずです。ニートになる前にそれらをリストアップしてください。
やりたいことが明確でないままニートになっても、充実した生活を送ることは難しく、ただただ1日1日をやり過ごすことになってしまいます。ニート生活を始める前に、ニート期間にやりたいことをリストアップしてくださいね。
ニート期間にやりたいことの例
- 特定の分野の勉強をする
- 資格を1つ取る
- 映画を100本見る
- 自転車で旅行に行く
- 徹底的に自己分析をする
ニートも一つの選択肢! 納得して歩めるキャリアを描こう
ここまで解説したとおり、ニートにはデメリットや将来的なリスクが多いため、ニートになることを積極的におすすめすることはできません。しかし、ニートになったからといって人生が終わるわけでも、キャリアが断絶するわけでもありません。
ニートを経験したからこそ、働く意味を実感できるようになったり、本当にやりたいことが見つかったり、人生が豊かになるケースもあるのです。そのため、ニートになることも、キャリアを切り拓くための選択肢の一つといえます。
最終的には自分にとってベストな選択を自分で導き出すしかありません。記事を参考にして、自分が納得してキャリアを歩むにはニートになるべきかどうか、じっくり考えたうえで決断してくださいね。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見るニートになる以外の選択肢も検討してみよう
仕事がうまくいかない、人間関係が煩わしい、自分の時間を大切にしたいなど、ニートになる理由はさまざまですが、本当にニートがベストな選択なのか考えてみましょう。
ニートになれば収入が途絶えるため、預貯金がなければ生活が困窮する可能性があります。将来再就職しようと考えても、ニート経験がネックになり難しくなることも考えられます。ニートになりたいならば、デメリットについてもしっかり理解しておくべきでしょう。
自分に合った仕事を探してみよう
仕事の能力や適性がないと考えてニートになりたいならば、仕事を変えてみるのも方法の一つです。違う仕事をすることで、能力を発揮できるようになるケースも珍しくありません。
能力やスキルを高めるために、資格や専門知識を習得することもできるでしょう。人間関係がうまくいかなければ、職場環境を変えたり、人とのかかわりが少ない仕事に就くこともできます。
自由な時間は誰でも欲しいものですが、アルバイトやフリーランスであれば、比較的自由な時間を確保できるでしょう。
ニートになるなら期間を決めよう
どうしても仕事を継続することが難しいならば、ニート期間を決めると良いでしょう。せっかく自由な時間ができるのですから、ニート期間にやりたいことを実践するなど、目的のある生活をすることで、今後の人生の糧になるかもしれません。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Takako Shibata〇製造業を中心とした大手~中小企業において、従業員のキャリア形成や職場の課題改善を支援。若者自立支援センター埼玉や、公共職業訓練校での就職支援もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー
Syuya Nagata〇自動車部品、アパレル、福祉企業勤務を経て、キャリアコンサルタントとして開業。YouTubeやブログでのカウンセリングや、自殺防止パトロール、元受刑者の就労支援活動をおこなう
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
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