この記事のまとめ
- 目的別に求人サイトや転職エージェントなどを使い分けて仕事を探そう
- 自分の状況に応じた仕事の探し方で仕事選びの幅を広げよう
- 自分の潜在的な悩みと向き合って適職を見つけよう
仕事の探し方はあらゆる方法があり、何を利用するのかによって得られる情報や就職・転職活動の方法は異なります。自分の状況に応じて適したサービスやツールを使うことで、向いている仕事を見つけられ、就職・転職活動をスムーズに進められます。
しかし、就職・転職を考えている人の中には「自分に合った仕事の探し方がわからない」というように、何から手を着ければ良いのかわからず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
記事では、キャリアコンサルタントの佐藤さん、吉田さん、降幡さんのアドバイスを交えつつ、求職者の状況に応じた仕事の探し方や、適職の見つけ方を紹介しています。
仕事を探すときの注意点についても解説しているので、就職・転職活動の参考にしてください。
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自分に合った仕事の探し方を把握して就職・転職活動を円滑に進めよう
就職・転職を検討する人の中には、「自分に合った仕事の探し方がわからない」と考えて、活動をうまく進められていない人もいるのではないでしょうか。求職者の状況によって、適切な仕事の探し方や就職・転職活動のポイントは異なります。
記事では、まずやりたいことが決まっている人、やりたいことが決まっていない人、就職・転職をすべきかそもそも迷っている人など、状況に応じた仕事探しの方法やツール・サービスの利用について解説しています。自分に該当する内容を参考にして、仕事探しの際に役立ててください。
そのうえで、やりたい仕事がわからない人が適職を見つける方法を解説しています。自分の抱える潜在的な悩みに向き合って、自分の向いている仕事ややりたい仕事は何なのかを考えてみましょう。
記事の後半では、仕事を探すうえで注意するべきポイントについて紹介しています。理想のキャリアを築いて長期的に働くためにも、自分のやりたい仕事や向いている仕事を探すときの参考にしてくださいね。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
仕事の探し方8選! 使用方法や特徴を理解しよう
仕事の探し方8選! 使用方法や特徴を理解しよう
いざ仕事を探そうと思っても、何から手を着ければ良いのかわからずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。やりたい仕事がある場合、まだ何も決まっていない場合など、状況に応じて仕事の探し方は異なります。
下記では、やりたいことが決まっている人、やりたいことが決まっていない人、そもそも仕事を変えるべきか迷っている人におすすめな仕事の探し方を紹介します。自分の状況に該当する調べ方を把握して、仕事探しの参考にしてください。
やりたいことが決まっている人向けの仕事の探し方3選
やりたいことが決まっている人向けの仕事の探し方3選
- 転職フェアに参加して企業の話を聞く
- 企業のホームページから応募する
- 友人・知人から紹介してもらう
やりたいことが決まっている場合は、業界理解・企業理解を深めるために転職フェアに出向いたり、自ら企業へアプローチしたりする方法があります。積極的に行動を起こすことで、採用担当者に対して効果的なアピールができ、採用率を上げることが可能です。
ほかにも、人脈を駆使して志望企業へアプローチする方法もあり、求人サイトや就職・転職エージェントを利用せずに企業へ応募することも可能です。このように、やりたいことが決まっている場合は情報収集を重点的におこない、企業と接点を持てる場面では入社意欲や仕事への熱意を積極的に伝えると良い印象を残せます。
下記では、やりたいことが決まっている人の具体的な仕事の探し方を紹介しています。内容を把握することで、情報収集の方法や志望業界との接点の持ち方・アプローチ方法がわかり、就職・転職活動が円滑に進められるため参考にしてください。
①転職フェアに参加して企業の話を聞く
転職フェアとは
就職・転職を希望している人と採用活動をしている会社を結ぶ、合同企業説明会のこと。
やりたい仕事が決まっている人は、転職フェアに参加して企業の話を聞くのがおすすめです。採用担当者と直接話ができて、採用情報や企業ホームページ(HP)だけではわからない、詳しい仕事内容や社内の雰囲気、会社の持つ価値観を知ることができます。
転職フェアによって規模や対象とする求職者は異なり、大きく分けて以下の3つの種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
大型合同説明会 | 多くの企業が参加する合同企業説明会。 多様な業種・職種に触れられ、就職・転職の視野を広げる機会になる。 |
業界・職種特化型説明会 | 特定の業種・職種に絞っておこなわれる合同企業説明会。 その分野の業界動向やトレンドに触れられるため、業界研究やリサーチ目的での利用もおすすめ。 |
Web完結型説明会 | インターネットのライブ配信でおこなわれるオンライン形式の企業説明会。 地方在住の人や、直接会場へ出向くのが難しい人におすすめ。 |
採用担当者との会話で入社意欲や自分の長所をアピールできれば、書類選考や一次面接が免除されて最終面接への参加を提案してもらえることもあります。また、本命企業とは別の企業の話を聞くことで、企業風土や待遇の違いを比較する際に役立つため、できれば複数の企業ブースを回って話を聞くのがおすすめです。
合同説明会について気になる人は、次の記事も併せて読んでみてください。記事では、合同説明会へ参加する際の持ち物や、服装、当日に気をつけるべきポイントについて解説しています。
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転職フェアには、今まで興味を持って調べてこなかった業界や企業も参加しています。そのような企業の話を直に聞くことで、多くの新しい情報や考え方に触れることができます。それをきっかけに仕事選びの幅を広げることができるでしょう。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
②企業のホームページから応募する
企業HPから、求職者が直接応募する方法もあります。求人サイトや転職エージェントに求人情報を掲載していない場合でも、企業HPで求人募集をしているケースがあるため、志望企業がある場合はチェックしてみるのもおすすめです。
直接応募では入社意欲の高さや熱意が伝わりやすく、評価につながる場合があります。また、採用担当者と直接やり取りができるため選考が早く進み、就職・転職活動がスムーズにおこなわれやすいです。
しかし、直接応募は自分で情報収集をする必要があるため、業界研究・企業研究が不十分で選考対策が甘くなりがちです。たとえば、転職フェアや就職・転職エージェントを利用した場合は、採用担当者や専任のアドバイザーから企業の詳しい仕事内容や企業が持つ価値観、職場環境などの情報を得られます。
業界動向や企業がどのような人材を求めているのか、自分の仕事観と大きな違いがないかなど、しっかりと情報収集・分析をしたうえで選考に臨みましょう。
まだ自分の仕事観が見つかっていない人は、以下の記事を参考に探してみてくださいね。
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企業HPから直接応募する場合、自分自身で採用担当者とのやり取りが必要になります。レスポンスにかかる時間やスケジュール調整、メールマナーなどで悪い印象を与えないよう注意が必要です。
③友人・知人から紹介してもらう
リファラル採用とは
自社の社員や社内関係者の親族、社外の取引先などの信頼できる人から、自社に見合った人材を紹介してもらう採用手法のこと。
志望企業に友人や知人が勤めている場合は、紹介を受けて「リファラル採用」を狙う方法もあります。会社関係者からの推薦であることから求職者の人物像が把握しやすいため採用につながりやすく、リファラル採用を検討する企業も多く存在します。
求職者にとっても、実際に働いている人から社内の雰囲気や詳しい仕事内容を聞けるため、信頼できる情報を把握したうえで就職・転職活動できるのがメリットです。
しかし、友人や知人の紹介を受けたとしても、必ずしも採用されるとは限りません。もし不採用になった場合は、友人との関係に悪影響を及ぼす可能性もあるため、応募については慎重に判断しましょう。
入社後に業務内容や社風が合わないと気づいて早めに退職する場合、紹介してくれた友人・知人の面目を潰してしまう可能性もあります。
また、「紹介された人物が勤続○年で紹介者にインセンティブを払う」といった取り決めをしている企業もあるため、退職しにくくなる可能性もあるでしょう。そのため、安易な気持ちで紹介を求めるのはおすすめしません。
やりたいことが決まっていない人向けの仕事の探し方2選
やりたいことが決まっていない人向けの仕事の探し方2選
- 就職・転職エージェントで紹介してもらう
- 転職サイトで企業からスカウトを受ける
やりたいことが決まっていない場合は、第三者から意見をもらったり便利なツールを利用したりすると仕事が見つかりやすくなります。自分だけでは気づけなかった適性や、市場での価値を知ることができ、仕事選びの幅を広げられるためです。
自己理解を深めることで長所を活かせる仕事や、これまで興味のなかった分野にも目を向ける機会になるため、やりたいこと・向いていることが見つかる可能性があります。
下記では、やりたいことが決まっていない人に向いている仕事の探し方を紹介しています。内容を把握し、それぞれのツールの特徴を押さえることで、やりたいこと・向いていることを探すのに役立てられるため参考にしてください。
①就職・転職エージェントで紹介してもらう
やりたいことが決まっておらず就職・転職活動の進め方に不安がある人は、就職・転職エージェントを利用するのも良い方法です。専任のキャリアアドバイザーが求職者の経験やスキルをもとに求人紹介をしてくれるため、活躍が期待できる仕事を見つけやすくなります。
また、現職を転職するか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーへ相談することで転職するべきか、とどまるべきかのアドバイスをもらえます。自分にどのような仕事が向いているのかわからない人や、転職するか迷っている人は利用を検討してみましょう。
就職・転職エージェントは総合型・特化型の2つに分類され、自分に合った転職エージェントを利用することで就職・転職活動をスムーズに進められます。
分類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
総合型 | 幅広い業界・職種の求人を取り扱う就職・転職エージェント | ・リクルートエージェント ・doda ・マイナビエージェント |
特化型 | 業種・職種・年代・地域など特定の分野に特化した求人を取り扱う就職・転職エージェント | ・レバテックキャリア(IT業界特化) ・シリコンスタジオエージェント(ゲーム業界特化) ・クリーデンス(アパレル業界特化) |
やりたいことが決まっていない人は求人数が多く、あらゆる業界・職種の求人を扱う総合型転職エージェントの利用がおすすめです。
やりたいことが決まっていない人は、次の記事もおすすめです。下記では、やりたいことがわからない原因や、やりたいことを見つける方法について解説しています。
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やりたいことがわからないと悩む人は多くいます。その原因は8つ。それぞれの原因を見つめつつ、やりたいことが必ず見つかる12の方法をキャリアコンサルタントと解説します。やりたいことがわからず将来に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
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- 仕事を探す就職・転職エージェントに迷った場合は、どのようなサイトを選べば良いですか?
複数社利用して自分に合ったエージェントを選ぼう
まずは目的を明確にしましょう。新卒や中途、既卒や第二新卒など、どのような状況かで最適なエージェントは変わります。
次にエージェントをリサーチしましょう。エージェントにはさまざまな業界や職種に対応している総合型エージェントと、特定の業界や職種に特化した特化型エージェントがあります。
そして、エージェントを利用する際はぜひ複数社利用しましょう。私自身もエージェント出身ですが、正直、企業や担当者、そしてタイミングによっても質が変わってきます。
常に複数のエージェントを利用して求人を比較検討することが、より条件の良い、自分にマッチした企業を見つけるコツです。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
②転職サイトで企業からスカウトを受ける
やりたいことは決まっていないものの、良い条件の求人があれば転職したいという人は転職サイトで企業からスカウトを受ける方法もあります。転職サイトによっては、登録後に入力した職務経歴書を見た企業からスカウトを受けられる、スカウトサービスを利用できます。
希望条件に合った企業からスカウトを受けるためには、経験やスキルを詳細に記載することが大切です。たとえば、「営業職の経験が3年」や「日商簿記検定1級取得」のように、職歴や保有資格などを記載して職務経歴書の内容を充実させましょう。
ただし、転職サイトのスカウトサービスは、思わぬ待遇でスカウトを受けられる可能性がある一方で、希望条件に合わないスカウトが届くケースもあります。スカウトを待つだけでは希望通りに就職・転職が成功しない可能性があることも留意しておきましょう。
そもそも仕事を変えるべきか迷っている人向けの仕事の探し方3選
そもそも仕事を変えるべきか迷っている人向けの仕事の探し方3選
- 求人・転職サイトで探す
- 求人広告から探す
- ハローワークを活用する
どのような方法を選べば良いか迷ったときは、定番なやり方で仕事を探してみるのもおすすめです。求人サイト・転職サイトやハローワークは求人情報が豊富で、業種・職種についての知見を広げることに役立ちます。
また、求人広告では思いもよらない好条件な求人との出会いにも期待でき、仕事の探し方に迷ったら、まず試してみるのをおすすめします。仕事を探したいけどどのような方法が自分に合っているのかわからない場合は、まずは求人を紹介・掲載しているツールやサービスを利用して、業界・職種の知見を広げることが大切です。
下記では、とりあえず仕事を探したいという人におすすめな仕事の探し方を紹介します。内容を把握することで、それぞれのツールやサービスの特徴を押さえられ、自分の状況に応じて使い分けることができるため参考にしてください。
①求人・転職サイトで探す
仕事を探したいけど何から手を着ければ良いのかわからない、転職を決意したわけではないもののどんな仕事があるのか見てみたい人は、求人・転職サイトの利用が便利です。サイトに登録した後、業界・職種・雇用形態・勤務地・給与などを指定するだけで、希望条件に該当した求人を閲覧できます。
また、求人・転職サイトも、就職・転職エージェントと同様に総合型・特化型の2つに分類されています。サイトごとに求人数や求人の質にばらつきがあるため、複数の求人サイトを同時に活用してより多くの情報の中から希望条件に合う求人を選びましょう。
求人・転職サイトはキャリアアドバイザーを介さないため、自分のペースで転職活動を進められるのがメリットです。仕事探しを自分のペースでじっくりおこないたい人は、求人・転職サイトで仕事を探すのが良いのではないでしょうか。
求人・転職サイトにはさまざまな種類があります。いくつかのサイトを閲覧すると、多くの選択肢が見つかるでしょう。求人・転職サイトを自分でチェックすることで選択の幅を広げられます。
何より自分のペースで進められるのがメリットであると思います。
②求人広告から探す
仕事を探すべきか迷っていてとりあえず求人を見たい人は、コンビニや駅に置かれているフリーペーパーや、新聞の折り込みチラシの求人広告から仕事を探す方法もあります。特に、フリーペーパーは無料で配布されているため、手軽に仕事探しに活用できるのがメリットです。
求人広告は特定の地域に限定した求人が多く、働きたいエリアが決まっている人や地元で働きたい人におすすめです。ただし、地域密着型の企業が求人を掲載する場合が多いため、業種・職種の選択肢が狭まる可能性があります。
また、掲載スペースが限られているため、詳しい労働条件や仕事内容が記載されておらず、求人内容の全体像が把握しにくいのがデメリットです。気になる求人を見つけたら、より詳細な求人情報を自分で調べてから応募する必要があります。
③ハローワークを活用する
仕事を探すべきか迷っていて誰かに相談したい人は、ハローワークで就職支援を受けて仕事探しをしてみるのもおすすめです。ハローワークは、全国各地に設置されている厚生労働省が運営する「公共職業安定所」のことです。
ハローワークでは求人情報をもとに職業紹介をしてもらえたり、自己分析や応募書類の作成、面接対策に関するセミナーを受講できたりします。また、職業訓練も実施しているため、希望の仕事に就くために必要な知識やスキルを身に付けられます。
ハローワークは各地域の労働局の管轄であり、地域密着型の企業の求人が多いため地元で働きたい人におすすめです。しかし、ハローワークに掲載される求人は、職場の写真や詳細な情報が少なく、職場環境のイメージがつきにくい場合があります。
また、ハローワークは公的機関であるため、幅広く求人を掲載しています。そのため労働環境が悪い企業であったとしても掲載している可能性があるため、求職者はしっかりと求人を見極める必要があります。
働きたいけど何をすれば良いかわからないという人は、次の記事も併せて読んでみてください。下記では、何をすれば良いかわからない原因や、ケース別の対処法を解説しています。
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何をすれば良いかわからず、仕事もプライベートも手につかない日々に悩む人もいるでしょう。この記事では、何をすれば良いかわからない原因や対処法をキャリアコンサルタントと解説します。現状を理解して、自分が何をしたいのか考えてみましょう。
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- 仕事探しのためのハローワークと就職・転職エージェントの利用はそれぞれどのような人が向いていますか?
希望勤務地や転職の目的によって使い分けをしよう
ハローワークは地域に根ざした中小企業の求人が豊富なため、地元で働きたいと考える人にとっては探しやすいと言えるでしょう。
また、すでに退職をしていて、早急に再就職を希望する人にとっても、職種や業界を特定せずに幅広く検索できるので向いているのではないでしょうか。そのほか、公的なサポート(職業訓練など)を受けられるのも魅力です。
転職エージェントの利用は、在職中に業界経験を活かしてキャリアアップを目指す人や、長期目線での適職を求めている人に最適です。大手や専門職などの非公開求人も抱えているので、希望や職務経歴を登録しておけば紹介を受けることもできます。
担当者による履歴書作成や面談対策へのアドバイス、応募企業との面接日程の調整、給与交渉の代行など、手厚いサポートも期待できます。どちらか一方に絞ることはなく、必要に応じてうまく使い分けてみてください。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活では、限られた選択肢の中から自分に合った仕事を見つけることが重要です。しかし、本当に自分に合った仕事とは何か、見つけるのは簡単ではありませんよね?
そこでおすすめなのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの個性や強みに最適な仕事、そして、あなたが就活でアピールできるポイントが分かります。
自分に合った仕事を見つけ、自信を持って就活を進めるためにも、 ぜひ就活を始める前に「適職診断」を試してみてください。
状況別の仕事の探し方もチェック! 適切な方法で就職・転職活動をしよう
自分の置かれている状況では、どのような仕事の探し方が適切なのか迷う人もいるのではないでしょうか。求職者の状況によって有効的な仕事の探し方は異なり、適切に行動しないと良い仕事を見つけられずに就職・転職活動が長引く恐れがあります。
下記では、求職者の状況に応じた仕事の探し方や、就職・転職活動のポイントを紹介しています。自分の状況に合っている仕事の探し方を把握することで有利となる求人に出会えたり、成長機会のある求人に出会えたりするため参考にしてください。
既卒
既卒が仕事を探す場合は、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。既卒は就職経験がないため選考で不利になる場合があり、就職・転職エージェントのサポートを受けることで就職成功率を上げられる可能性が高まります。
厚生労働省の青少年雇用機会確保指針によると、会社や組織に対して学校卒業後3年以内の既卒を新卒枠で応募を受け、採用活動を促す通達を出しています。そのため、既卒は新卒枠・中途採用枠のどちらの求人にも応募が可能です。
とにかく「既卒」向けの求人を探していきましょう。就職サイトで既卒応募可能な求人を条件検索したり、既卒向け求人サイトなどを確認することで見つけられます。また、就職エージェントなども活用し、応募可能な求人を効率的に探していきましょう。
しかし、新卒枠では年齢の若さで新卒者がライバルとなり、中途採用枠では社会人経験がある第二新卒層が有利になりやすいのが懸念点として挙げられます。
既卒は就職支援を受けることで、選考での不安要素が解消できて就職活動をスムーズに進められるため、就職・転職エージェントをうまく活用しましょう。
既卒で就活に不安を感じている人は、次の記事も併せて読んでみてください。下記では、企業の既卒に対する印象についてや、既卒の就活の進め方について解説しています。
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既卒の就活は大変な面もありますが、スムーズに進めるコツがあります。この記事では、既卒の就活を乗り越える5箇条や就活の進め方、就活での注意点をキャリアコンサルタントが解説します。コツを押さえて既卒の就活を諦めずに成功させましょう。
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第二新卒(卒業後3年以内)や正社員経験がない人は、「ポテンシャル採用」となる新卒枠が向いています。一方で、中途採用枠は即戦力が求められるので、すでに一定の分野での経験やスキルがある人に向いていると言えるでしょう。
第二新卒
第二新卒者は若年層向けの転職サイト・転職エージェントやわかものハローワークの利用により転職活動がスムーズに進められます。第二新卒者が抱えやすいキャリアの方向性に関する悩みについて相談できたり、第二新卒者に有利な求人を紹介してもらえたりします。
わかものハローワークとは
正社員就職を目指すおおむね35歳未満の若年層向け就職支援サービスのこと。
第二新卒は経験やスキルが不足していたとしても、年齢的に若く、柔軟性の高さが評価されやすい年代です。また、異業種や未経験の職種への転職も比較的成功しやすいため、興味のある仕事がある場合は挑戦することを考えてみましょう。
もし、前職の仕事や職場環境が合わずに早期退職をした場合は、自分の仕事観や職場に求める条件を明確にすることが大切です。自己分析に苦戦していたり、仕事探しに不安を感じたりしているなら以下のような転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
第二新卒におすすめの転職エージェント
第二新卒で転職を考えている人は、次の記事も併せて読んでみてください。下記では、企業が第二新卒に持つ印象についてや、第二新卒で転職するメリット・デメリットについて解説しています。
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第二新卒の転職必勝法|納得のいくキャリアを見つける3つのコツ
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中途
中途で転職活動をする場合は、転職サイト・転職エージェントの利用がおすすめです。前職と同じ職種への転職であれば、これまでに培った経験やスキルを活かしてキャリア採用を狙うことも可能です。
キャリア採用とは
特定のスキルやキャリアを持つ人材を即戦力として採用する手法のこと。
中途の26歳〜30歳は社会人経験をある程度積んでいるため、基本的なビジネスマナーが身に付いています。新卒者や第二新卒者と比べて教育コストを抑えられることから、中途採用を積極的におこなう企業も存在します。
また、前職で得たスキルや実績がある場合は、スカウトサービスのある転職サイトを利用してみるのもおすすめです。これまでのキャリアを評価されて、前職よりも良い待遇で企業からスカウトが届くかもしれません。
企業は、基本的に中途者に対しては即戦力で働けることを求めていて、一方新卒に対しては将来的なポテンシャルを重視している傾向があります。
ただ、企業によって採用状況や求めている人材は変わってくるため、自分の興味のある会社がどのような人材を求めているかは個別でリサーチすることが必要不可欠です。
フリーター
これまでの職歴や経験に自信がない人は、就職・転職サイト、転職エージェントなどを利用して多くの情報を得たり、転職支援サービスを受けたりするとプラスになります。社会人経験がない場合は、未経験者歓迎の求人を中心に応募をすると採用につながりやすくなります。
いきなり正社員を目指すことにハードルを感じるのであれば、登録型派遣会社を利用して、派遣社員として経験を積んでから正社員を目指すのも一つの方法です。また、紹介予定派遣で一定期間働いたのち直接雇用をしてもらい、正社員として働くことも可能です。
仕事の探し方や就職活動に不安がある場合は、転職エージェントやハローワークを利用してキャリアの棚卸しや求人紹介、選考対策などのサポートを受けることをおすすめします。
フリーターから正社員を目指すなら、次の記事も併せて読んでみてください。記事では、フリーターから正社員になるメリットや、就職するための7つのコツ、おすすめの仕事について紹介しています。
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ニート
ニートが仕事を探す場合は、就職・転職サイト、転職エージェント、ハロワークなどを活用して幅広く情報を集めることが大切です。ニートでも正社員として就職が可能な一方で、空白期間が長引くにつれて就職が不利になる傾向にあるため、できるだけ早めに就職活動を始めましょう。
空白期間があることで、採用担当者から「仕事への意欲が低いのではないか?」とネガティブな印象を持たれる可能性があります。応募書類には空白期間がある理由や応募にいたった経緯を詳細に記載し、入社への熱意までしっかり伝えましょう。
また、社員雇用制度のある職場でパート・アルバイトや派遣社員から始め、社員を目指す方法もあります。経験とスキルを積んでいけば、少しずつキャリアアップしていくことも可能なため前向きに就職活動を進めていきましょう。
ブランク期間が長く、就職に悩みがある人は、次の記事も併せて読んでみてください。下記では、ニートから就職を成功させる方法や、就職を実現させる心得について解説しています。
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ニートの人が抱える就職に対する不安や疑問をキャリアコンサルタントとともに解消します。また、ニートの人の仕事の探し方、選考対策の仕方、就職活動の進め方なども含めて解説。効果的な対策をおこない、就職を成功させましょう。
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- ニートで、仕事を探すのにすごく難航しています……。
自己分析と企業研究から始めて自分に合う仕事を探そう
慌てて仕事を探そうとしないことです。まずはどのような働き方や仕事が自分に合っているのかをしっかり考えましょう。そのためには自己分析と業界・企業研究をおこなうことが大切です。
自分のどの部分がその仕事に合うのかがわかれば、採用担当者に説得力ある形で志望理由を伝えることができます。また、実際に仕事を始めてからもやりがいを感じて働くことができるでしょう。
個人事業主
個人事業主が仕事を獲得するためには、あらゆる媒体や人脈を駆使して情報収集することが大切です。会社に属さずに個人の力で働くためには、以下のような方法で仕事を探します。
個人事業主の仕事の探し方
- クラウドソーシングサイトを活用する
- SNSで営業する
- 企業HPに売り込む
- 個人のブログを開設して広告費を得る
- 知人からの紹介を受ける
- フリーランス向けのエージェントを利用する
- 求人サイトで業務委託の案件を探す
特に、フリーランス向けのエージェントの利用で、個人で仕事を探すよりも希望条件に合った仕事の獲得や、仕事選びの幅が広げられる可能性があります。キャリアプランの相談や、スキルアップに役立つセミナーの受講など、キャリア面での不安を解消できるサポートを受けられるのも魅力です。
向いている仕事を見つけるには? キャリアのプロが解説
ここまで、さまざまな状況別の仕事の探し方や、就職・転職活動のポイントを解説してきました。状況に応じた方法で仕事を探すことで、希望条件に合った仕事や活躍が期待できる仕事を見つけやすくなります。
しかし、仕事を探している人の中には、「自分に向いている仕事を知りたい」と考える人もいるのではないでしょうか。
下記では、キャリアコンサルタントの降幡さんから、向いている仕事の探し方について解説してもらいます。内容を参考にして、自分にとっての適職を見つけて就職・転職活動に役立ててくださいね。
アドバイザーコメント
降幡 美冬
プロフィールを見る「やりたい仕事」と「向いている仕事」の偏った視点は避けよう
過去の経験を振り返る自己分析を通して、自分の強みや特性、価値観を知ることが適職を探すヒントになるでしょう。
社会人になってからだけではなく、子どもの頃や学生時代に印象に残っている出来事なども思い出してみることをおすすめします。好きなことや興味のあること、成功したことの共通項を探してみると、自身の傾向が見えてくるかもしれません。
ただし、「やりたい仕事」と実際に「向いている仕事」が同じとは限らないことに注意が必要です。どちらか一方だけに視点が偏った場合、以下のデメリットが考えられます。
・「やりたい」ことなので継続はしやすいが「向いていない」ため結果が出ず苦しい思いをする
・「向いている」が「やりたい」ではない場合、やる気が続きにくい
「やりたい」と「向いている」が重なる点を自己分析で見つけよう
「向いている仕事」とは自分のスキルや性格に合っていて、無理なく成果を出しやすい仕事のことです。どちらかというと周りから評価されている場合が多いので、こちらについても振り返ってみてください。
上記を踏まえ、「やりたい」と「向いている」が重なり合う視点で就活活動をおこなえば、長期的に満足度の高い仕事に出会える可能性が高まります。まずはしっかりと自己分析に取り組んでください。
やりたい仕事が見つからないのはなぜ? 該当する人の特徴
仕事をどうやって探せば良いかわからない人は、そもそもやりたい仕事が見つかっていないのだと考えられます。
やりたい仕事を見つけるためには自己理解と業界理解を深めることが大切です。それらをおこなうことで自分に向いている仕事・モチベーション高く取り組める仕事が見つかりやすくなります。
自己理解が不足している人は得意なこと・好きなこと・性質をうまく言語化できていないため、自分の特徴を活かせる仕事をイメージできていないのだと考えられます。また、業界分析が不足していると、各業界でどのような仕事があるのかを理解できていないため、自分のやりたいこと・得意なことをどこで活かせるのかイメージできません。
自己分析は自分が大切にしたい価値観を明らかにする主観的な分析と、強みとなる特徴を明らかにする客観的な分析の両輪で進める必要があります。しかし、自己分析はどうしても主観が入りやすいため、客観的な分析が不十分になりがちです。
もし、客観的な分析が難しい場合は、たとえば家族や友人に質問をして第三者から見たあなたの印象をできるだけ詳しく聞きましょう。相手から回答を得られたら、なぜそう思ったのかを深掘りすることで自分では気づけなかった自分の特徴に気づきやすくなります。
また、業界理解はSNSや人から聞いた情報、自分の持つ勝手なイメージにとらわれすぎないことが大切です。幅広い業界知識を得るためには、おもに以下の方法を活用して業界全体の知見を広げていきましょう。
業界研究に有効な情報源
- 就職情報サイト
- 新聞
- ニュース
- 書籍
- 業界研究セミナー
客観的な分析が難しいと感じる人は、他己分析をすることをおすすめします。次の記事では他己分析の具体的なやり方や、他己分析で聞きたい質問リスト、他己分析で得た情報を就職・転職活動に活かす方法を解説しています。
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就活ではよく自己分析の重要性が取り挙げられますが、他己分析をすることで自己分析の精度を上げることができます。記事では、キャリアコンサルタントの解説を交えながら、他己分析をおこなう具体的な方法や質問例、面接への活かし方などを解説するので、ぜひ参考にしてください。
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自分のことは自分自身がよくわかっていると思いがちですが、意外とわかっていないものです。自分について客観的に分析することにより、得意なことや、やりがいを感じることなどが見えてきます。
業界研究をして、その業界の特徴がわかれば、自分自身の特徴と照らし合わせて仕事探しができるでしょう。
アドバイザーコメント
吉田 隼人
プロフィールを見る「行動不足」と「情報不足」の2点に該当しないかチェックしよう
仕事を探すのに難航する人の特徴としては、行動不足と情報不足の2点が挙げられます。行動不足と感じる人に関しては、まず目の前の仕事に向き合えていない人が圧倒的に多いです。
今の仕事よりも、もっと自分に合った仕事があるのだという、いわゆる「青い鳥症候群」となり、いつまで経っても理想と現実のギャップが埋まらない状態になっている人をよく見かけます。
現職でもっと働いて成果を出し、経験やスキルを積み重ねれば市場価値が上がり、できる仕事の幅が広がっていき、理想に少しずつ近づくことができます。自分を高めていく努力を忘れないようにしましょう。
また、情報不足と感じる人に関しては、業界研究や企業研究をおこなうと同時に、自分のビジョンを描き、それを達成できる選択肢を複数考えるようにしましょう。そもそも、どの業界に入るかやどの企業に入るかは、ただの手段でしかありません。
自分がどうなりたいかのビジョンをかなえるための手段が仕事だと意識しよう
社会人として世の中にどう貢献したいのか、人生をどう生きていきたいのかを考え、その目的を達成させるために仕事という手段があるのです。そのようなビジョンがないのであれば、まずそれを描く必要があり、そこからビジョンを達成できる業界研究や企業研究が必要となってきます。
上記の点を押さえておけば、おのずと自分に合った仕事が見つかってきます。
やりたい仕事がわからない人必見! 適職を見つける7つのポイント
やりたい仕事がわからない人必見! 適職を見つける7つのポイント
やりたい仕事や向いている仕事を見つけるためには、自分の潜在的な悩みに気づいて向き合うことが大切です。潜在的な悩みに気づくことで、自分の仕事観を再認識できて適職となり得る仕事を見つけやすくなります。
下記では、やりたい仕事がわからない人が適職を見つけるための7つのポイントについて紹介しています。それぞれの内容を把握することで、自分の抱える潜在的な悩みと向き合う方法がわかり、適職を見つけるヒントになるため参考にしてください。
①苦手なこと・仕事にしたくないことを考える
やりたい仕事がわからない場合は、まず苦手なこと・仕事にしたくないことを考えてみましょう。苦手なこと・仕事にしたくないことから逆算して、やりたい仕事が見えてくることもあります。
たとえば、人と話すことが苦手な人は、営業職や接客業など業務上コミュニケーション能力が重要となる仕事は避けたほうが良いかもしれません。また、細かい作業や確認作業が多い仕事が苦手な場合は、事務職以外の職種で仕事を探す、など消去法でやりたい仕事を探してみましょう。
「なぜ苦手なのか」「なぜやりたくないのか」のように要因を深掘りすると、要因に該当しない「やってみても良い」と思える仕事が見つかりやすくなります。
やりたくない仕事をすることになるけど大手企業に勤められる、片や自分のやりたいことだけど中小企業へ就職することになるという場合だと、どちらを選ぶべきか悩む人もいるのではないでしょうか。下記では、質問に対してアドバイザーが知見を踏まえて回答しています。
②就職・転職の目的を見直す
就職・転職活動を始めるときに、就職・転職の目的を見直すことは大切です。就職・転職の目的を見直すと、自分の価値観や職場に求める条件が明確になり、マッチする仕事を探しやすくなります。
たとえば、就職・転職の目的が「安定した収入を得たい」であれば、福利厚生が充実していたり、ボーナスの支給があったりする会社を選ベば実現に近づけます。また、「ワークライフバランスを実現したい」であれば、フレックスやテレワークのように出勤時間や仕事環境を自由に選べる仕事を探してみましょう。
やりたい仕事が見つかったら、仕事内容・給料・労働条件・職場の雰囲気・ワークライフバランスなどの観点から条件を確認しましょう。就職・転職によって目的を実現できるのかどうかをあらためて見直せば、入社後のミスマッチを防げます。
仕事に対してやりがいを重視する人も多いなか、やりがいとはどのようなものなのかいまいち理解できない人もいるのではないでしょうか。下記では、やりがいのある仕事についての質問に対して、キャリアアドバイザーが知見を踏まえて回答しています。
③自分の強みやスキルを洗い出す
自分の強みやスキルを明確にすることで、自分の特性を発揮できる仕事を探しやすくなります。自分の強みやスキルを発揮できる仕事を選ぶことで、入社後の活躍を期待されて採用率を上げることも可能です。
これまでの経験を振り返り、以下のような項目を洗い出すことで自分の強みやスキルを客観視できます。
スキルの棚卸しで洗い出す項目例
- これまでの経験・実績
- 使いこなせるオフィスソフト
- 保有資格
- 仕事で評価されたこと
- 友人から褒められたこと
自分の強みを発揮できる仕事は、適職となる可能性があるためスキルの棚卸しは重要な作業です。就職・転職エージェントに相談すると、スキルの棚卸しからサポートしてもらえるため、自分では気づけなかった強みを知ることができ、仕事の選択肢を広げられるかもしれません。
自分の強みやスキルを洗い出すときは、自己分析が不可欠です。下記では、自己分析に役立つ7ステップや、自己分析を業界・企業選びに活かす方法を解説しています。
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自己分析は就活の明暗を分ける重要なポイント。自己分析をするメリットや自己分析のやり方、注意点などをキャリアコンサルタントが解説します。自分に合った自己分析方法を見つけて選考や企業選びに活かしましょう。
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- これまでの経歴やスキルに自信がない場合は、どのように自分に合う仕事を探せば良いですか?
自分のスキルがわからない人は周りの人に聞いてみよう
これまでの経歴を振り返る際に、周りの人に手伝ってもらうのも良いでしょう。自分では気がついていない部分で、実はスキルを発揮していたりするからです。
得意なことはあまり苦労せずにできていることも多く、それが人よりも優秀なスキルや特長であることに気がついていない場合があります。
また、興味がある資格などは積極的に取得しましょう。仕事をしながらの学びは大変かもしれませんが、資格を取得できれば新たなステップを踏むチャンスも生まれるでしょう。
④仕事に求めることに優先順位をつける
就職・転職を成功させるためには、職場へ求める条件を明確にして、優先順位をつけることが大切です。すべての希望条件を満たす企業を見つけるのは難しく、譲れないポイントを絞り込むことで効率的に仕事探しができます。
優先順位をつける方法として、まずは、仕事に求める希望条件をすべて洗い出して「絶対に譲れない」「できれば譲りたくない」「あればうれしい」のように重要度別に振り分けましょう。振り分けたら重要度別にそれぞれの優先度を見極めて、以下のように順位付けしていきます。
希望条件 | 優先順位 |
---|---|
給与・年収アップ (絶対に譲れない条件) | 1 |
仕事のやりがい (絶対に譲れない条件) | 2 |
ワークライフバランスの確保 (絶対に譲れない条件) | 3 |
残業が少ない (できれば譲りたくない条件) | 1 |
通いやすさ (できれば譲りたくない条件) | 2 |
仕事の裁量権がある (できれば譲りたくない条件) | 3 |
テレワーク可であるか (あればうれしい条件) | 1 |
専門知識を習得できるか (あればうれしい条件) | 2 |
企業の安定性があるか (あればうれしい条件) | 3 |
もし、候補の企業を絞れない場合は、絶対に譲れない条件の優先順位が高いものを満たしている企業に絞ることが可能です。また、できれば譲りたくない・あればうれしいで振り分けた条件は、絶対に譲れない条件を満たす企業が複数あった場合に、より自分に合った企業を選ぶ際に役立ちます。
優先順位をつけられないでいると仕事に妥協点が見つけられず、就職・転職活動が長期化する恐れがあるため、希望条件の洗い出しと優先順位を決める作業は徹底しましょう。
希望条件が多く、優先順位がつけられないという場合には、今までの人生で自分が大切にしてきた価値観を振り返ってみると良いでしょう。そうすると、譲れないものと妥協できるものが見えやすくなります。
実際の求人と照らし合わせながら柔軟に考えることも大切です。
⑤さまざまな業種や職種について調べる
就職・転職活動では、さまざまな業種や職種について理解を深めることが、自分の可能性を広げるうえで重要です。知らなかった業界や興味のなかった職種が、新たな選択肢となる場合があり、やりたい仕事を見つけるヒントになります。
たとえば、業界ニュースをチェックすれば最新情報を手軽に集められ、「業界地図」や「会社四季報」といった書籍を活用すれば業界全体の動向や構造を把握できます。特定の業種や職種にとらわれると必要な情報を見逃し、思い込みによるミスマッチが生じる可能性もあるため注意しましょう。
情報が集まったら自分の適性や興味に合った業種・職種に焦点を置き、今度は重点的に調べていきます。このように最初は広く浅く、次に狭く深く業種・職種について調べることで、自分の長所を活かせたり、やりたいと思えたりする適職が見つかる可能性が高まります。
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⑥得意なこと・興味のあることから仕事を探してみる
得意なことや興味のあることから仕事を探すことは、適職を見つける一つの方法です。自分の長所を伸ばしたり、関心のある分野で働いたりすることで、高いモチベーションを保ちながら仕事に取り組めます。
得意なこと・興味のあることは、自己分析を深めることで見つけられます。得意なことであれば、やっていて楽しいこと・これまで継続していること・周りに褒められたことなどから深掘りしたり、家族や友人から自分の長所について聞いてみたりしましょう。
興味のあることについては、ただ単純に興味のあること・好きなことを挙げていくことで自分の興味のある分野について再確認できます。たとえば、ファッション・医療・環境問題・動物・教育・車・ITなどのように思い当たる分野を挙げていきましょう。
得意分野と興味のあることがわかったら、それぞれから関連する仕事や、得意分野と興味のある分野が重なる仕事について考えてみましょう。特に、得意分野と興味のある分野が重なる仕事は、得意を活かしながらモチベーション高く働けるため、適職となる可能性が高いといえます。
得意なこと・興味のあることを仕事にしたい人は、次の記事も併せて読んでみてください。下記では、自分に合った仕事を探す際にやってはいけない仕事の選び方や、自分に合った仕事を見つけるための4ステップを解説しています。
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得意なことを仕事にするためにはどうすれば良いのか、気になる人も多いのではないでしょうか。下記では質問に対して、キャリアアドバイザーが知見を踏まえて回答しています。
⑦理想の将来像をイメージする
理想の将来像をイメージすることは、仕事を見つける重要なヒントになります。将来どのように成長したいのかを考えることで、自分に合った仕事が見つかりやすくなるためです。
たとえば、専門知識を活かして会社に貢献したい人は、スキルを磨いて特定の分野で活躍するキャリアプランが立てられます。仮に、ITエンジニアを目指すのであれば、専門分野に特化してスキルを磨き、将来は専門分野のスペシャリストとして働くことをイメージできます。
また、理想の将来像をイメージする際は、3年後・5年後・10年後にどのような自分になっていたいのか段階的に想像することが大切です。今必要なスキル・経験が具体的になるため、将来像から逆算して目指すべき仕事を探せます。
下記では、ITエンジニアが将来像をイメージする際の例を紹介しています。自分の将来像をイメージする際の参考にしてくださいね。
ITエンジニアが将来像をイメージするときの例
3年後:専門分野に特化してエンジニアとして活躍する
5年後:高度な技術による専門性を確立してチームリーダーとして活躍する
10年後:ITスペシャリストとしてビジネス幹部のポジションに就く
逆算すると基本的なITスキルの習得や、エンジニア経験を積む必要があることがわかります。
仕事面とプライベート面、両方での将来像をイメージしましょう。仕事にはプライベートでの出来事も大きく影響します。両方をイメージすることで、自分にとって必要なことが見えてきます。
また、その企業や業界で働いている先輩社員の話を聞いてみると良いでしょう。どのような思いで日々仕事をしているのかを聞いてみると、入社後の自分をイメージしやすくなります。
キャリアの形成方法がわからない人は、次の記事も併せて読んでみてください。下記では、キャリア形成のやり方や、自分だけのキャリアを形成する秘訣を解説しています。
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キャリアとは? 就職のプロが自分だけの人生を見つける秘訣を解説
さまざまな場所で見聞きするキャリアとはどういう意味の言葉なのか、キャリアコンサルタントとともに解説します。自分なりのキャリアを見つけていくためのコツも解説するため、参考にして、自分の人生をより良いものにしていきましょう。
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慎重に考えよう! 仕事を探すときの注意点
慎重に考えよう! 仕事を探すときの注意点
- 会社の規模や知名度だけで選ばない
- 好きや憧れだけで仕事を決めない
- 目先の就職・転職だけで判断しない
- 口コミで会社の評判をチェックする
仕事を探すときは、長期的に働くことを念頭において自分に合った仕事を探しましょう。やりたい・向いているという思いだけではなく、将来的にどのようなことが実現できるのか、どのようなキャリアを築けるのかを考えたうえで仕事を選ぶことが大切です。
下記では、仕事を探すときの注意すべきポイントを紹介しています。それぞれの内容を把握することで、就職・転職後に後悔しない仕事の探し方が見えてくるため参考にしてください。
会社の規模や知名度だけで選ばない
会社を選ぶ際は、規模や知名度だけで選ぶことは避けましょう。大手企業や有名企業は魅力的に見える一方、自分にとって働きやすい職場環境や労働条件であるとは限りません。
会社選びでは、仕事内容・労働条件・社風などが自分と合っているのかを確認することが重要です。もし、確認が不十分で入社後にミスマッチが発覚すれば、早期退職や転職を繰り返す原因になりかねません。
また、大手企業の求人倍率は高く、経験やスキルの不足により不採用になる場合もあります。中小企業にも目を向ければ、自分に合った職場を見つけやすくなるため、視野を広げて仕事を探すことも心掛けましょう。
大企業について気になる人は、次の記事も併せて読んでみてください。下記では、大企業の基準と定義についてや、大企業で働きたい人が押さえておくべき注意点について解説しています。
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大企業の定義、中小企業やみなし大企業、大手企業、上場企業との違いをキャリアコンサルタントとともに解説。見分ける方法や、大企業で働くメリットや企業選びの注意点についても詳しく説明します。
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大手企業に憧れて就職・転職を目指している人は、大手病の可能性があります。大手病とは、大手企業に就職することだけにこだわりすぎてしまう状態のことです。次の記事では、大手病に陥る原因や大手病になったときのリスクについて解説しています。
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就職先を大手企業に固執する状態のことを大手病といい、放置するとあらゆるリスクにつながります。この記事では3人のキャリアコンサルタントとともに、大手病への対処法や回避のコツを解説していくため、参考にしてみてください。
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好きや憧れだけで仕事を決めない
表面上のイメージだけにとらわれて、好きや憧れだけで仕事を決めないことは大切です。実際に働いてみると、仕事内容が自分の性格と合わずに現実とのギャップに苦しむ可能性があります。
たとえば、憧れの企業に入社したものの労働時間が長かったり、満足できる給料をもらえなかったりすれば仕事を続けることがストレスになる場合もあります。また、好きや憧れであったことも、仕事になれば責任感やプレッシャーが加わり、楽しさを感じにくくなるかもしれません。
好きや憧れを仕事にする場合は、現実的な職場環境や自分の適性、長期的に働くことを考慮したうえで検討しましょう。
憧れていた職業に挑戦したい人の注意点として大切なのは、「やりたい」という気持ちを伝えるのではなく、「できる」ことを伝えることです。
やりたい思いを差別化することは難しいですが、何ができるのかを伝えられると、会社に対して採用するメリットを提示することができます。
憧れの職業はライバルが多い分、差別化を意識していきましょう!
好きなことを仕事にしたい人は、次の記事も併せて読んでみてください。下記では、好きなことを仕事にする場合に生じやすいデメリットや、好きなことを仕事にするなら覚悟しておくべきポイントを解説しています。
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好きなことを仕事にする方法が気になる人は多いものです。この記事ではキャリアコンサルタントとともに、好きなことを仕事にするおすすめの方法と注意したいリスクを解説します。自分に合う仕事の見つけ方も紹介するので、納得いくキャリア選択をしましょう。
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目先の就職・転職だけで判断しない
就職・転職をしたいからといって、「仕事を見つける」という目先の目標だけで判断するのは避けましょう。仕事探しはゴールではなく、就職後に長期的なキャリアを築きながら働き続けることが目的であるためです。
「将来どのように成長していたいのか」を明確にすれば、今必要な経験やスキルが具体的になり仕事を見つけやすくなります。たとえば、将来グラフィックデザイナーとして活躍したいのであれば、デザインのスキルを学べる仕事を探すなど、具体的な目標にもとづいて仕事を探しましょう。
目先の就職・転職だけで判断してしまうと、キャリアプランが明確ではないため不安や後悔につながる恐れがあります。就職・転職活動は理想のキャリアを築くためのステップであることを忘れず、計画的に進めましょう。
長期的な目標を持つと行動が明確になり、就職後のモチベーションも保ちやすくなります。目先の条件だけで選ぶと働く意義を見失う危険があるため、将来どんな人生を送りたいのかをイメージしながら仕事を選ぶと良いでしょう。
仕事を選ぶ基準がわからないため、やりたい仕事が見つからないという人も多いのではないでしょうか。下記では、質問に対してキャリアアドバイザーが知見を踏まえて回答しています。
口コミで会社の評判をチェックする
興味のある会社が見つかったら、口コミサイトで会社の評判をチェックしてみましょう。実際に働いている社員の口コミにより、詳細な仕事内容や社内の雰囲気が伝わるため、職場選びの判断材料になります。
会社の評判をチェックする際に、以下の口コミサイトを利用すると情報収集に役立ちます。
会社の評判がチェックできる口コミサイト
口コミの情報は個人的な主観が多いことから、複数のサイトを利用して信ぴょう性を検討することが大切です。また、退職者の投稿が多くなりがちでネガティブな意見が目立つため、できるだけ多くの情報を集めて偏った意見に振り回されないように注意しましょう。
仕事にまつわる疑問や悩みにプロが答えるQ&Aも併せてチェックしよう
仕事の探し方に悩む人の中には、ほかの人が仕事についてどのような考えを持っているのか気になる人も多いのではないでしょうか。世間には数多くの仕事が存在するのと同様に、仕事に対する考え方や価値観も人それぞれ異なります。
下記ではPORTキャリアに寄せられた仕事探しの悩みに関する4つのQ&Aを紹介しています。仕事に対する考え方や価値観は何が正解かは決まっていないため、自分の価値観を大切にしてキャリアアドバイザーのアドバイスを参考に解決に役立ててくださいね。
仕事の探し方に迷ったら将来のビジョンを明確にして実現に努めよう
求職者の状況に応じて向いている仕事の探し方は異なり、何を利用するのかによって得られる情報や就職・転職活動の方法なども変わります。自分の置かれている状況ではどのような方法が良いのかよく考えて、適切なサービスやツールを利用しましょう。
やりたい仕事がわからない場合は、自己理解と業界分析を徹底することが仕事を探すうえで重要となります。どちらか片方でも不十分であれば、自分の納得できる仕事が見つけられず、妥協で仕事を選ぶことになりかねません。
また、自分の将来像をイメージすることは、仕事を見つける重要なヒントになります。就職・転職は目先のことだけで判断するのではなく、長期的な視点を持って就職先・転職先を決める必要があります。
3年後・5年後・10年後にどのように成長していたいのかをイメージして、今必要なスキルや知識、経験を得られる仕事で、理想の自分に一歩ずつ近づいていきましょう。
アドバイザーコメント
佐藤 恭子
プロフィールを見る多くの時間を過ごす仕事が充実すると人生が豊かになる
社会人として仕事を始めると、1年の大半を仕事に費やすことになります。プライベートと仕事のメリハリをつけて充実した生活を送ることは理想的ですが、実際には簡単なことではありません。
多くの時間、仕事をして過ごすことになるのであれば、その時間を充実させることが人生そのものを豊かにすることにつながるのではないでしょうか。そのためにも自分がやりたい仕事、やりがいを持って取り組める仕事に就きたいと思いませんか。
そんなことはわかっているけど、それが何かわからないから困っているという声が聞こえてきそうですが、まず試してほしいのが自己分析です。自分が何に対してやりがいを感じるのか、自分が本当にやりたいことは何なのかを正確に知ることは仕事選びの明確な指針となります。
周囲の人に頼りながら自分のペースで納得のいく仕事選びをしよう
また、業界・企業研究も重要です。自分とその業界・企業がどの程度マッチしているかを知ることはとても大切です。これらのやり方はさまざまあり、これでなくてはいけないということもありません。
現在就職活動をしている皆さんには、自分に合った方法で、自分なりのペースで進めてほしいと思います。でも1人で抱え込む必要はありません。周囲の人や、サポート機関に相談をして、アドバイスをもらうのもとても大切なことです。
この記事の中にもヒントがたくさんあるので、ぜひ参考にして、納得のいく仕事選びをしてほしいと思います。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー
Kyoko Sato〇証券会社や航空会社のCAとしての勤務を経て、キャリアコンサルタントとして就職支援をおこなう。大学では就活講座や個別相談、企業では新卒採用関連業務を担当。転職相談などでも幅広く活躍
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師
Hayato Yoshida〇東証一部上場の人材会社で入社2年半で支店長に抜擢。これまで3,000名以上のキャリアを支援。現在はベストセラー書籍「絶対内定」シリーズを監修する我究館でコーチとして従事
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mifuyu Furihata〇23年間の企業勤めを経て、独立後は企業での採用・育成コンサルティングや研修に従事。個人向けの就活支援セミナーやキャリア相談における、個々の「強み」の掘り下げに定評がある
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