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録画面接のガクチカはどう話せば採用担当者に響くでしょうか?

録画面接を控えている大学3年生です。現在面接用にガクチカを考えているのですが、録画面接は相手の反応を見ながら話すことができないため、時間配分や話の構成、熱意の伝え方などに不安を感じています。

録画形式の面接でガクチカを話す場合、対面での面接と比べて、特に意識すべき点はありますか? また、限られた時間のなかで、自分の経験や人となりを効果的に伝えるためには、どのような工夫が必要でしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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録画面接のガクチカを攻略! 見た目・構成・伝え方の3つのコツ

録画面接では、対面面接とは異なるポイントに注意が必要です。以下の三つの点に気を付けて、自信を持って臨みましょう。

①身だしなみや照明の明るさにも気を配る

録画面接では、学生のビジュアル面が想像以上に重要になります。前髪の乱れや服装のしわなど、普段なら気にならないような細部の箇所まで画面越しでは目立ってしまうため、対面以上に意識を集中させる必要があります。

照明を明るくしたり、安価な撮影用ライトを活用したりするのもおすすめです。

②適切な時間配分で聞き取りやすい話し方を心掛ける

録画面接では、面接官がガクチカの内容を聞き直すことができません。そのため、普段よりも少しゆっくり、はっきりと滑舌良く話すように心掛けましょう。

また、時間配分も重要です。持ち時間を四分割し、「ガクチカで伝えたいことの結論 → 頑張れた理由 → 具体例 → 結論」の順で「2:3:3:2」の割合で話すと、論理的で伝わりやすい構成になります。

③「演じる」つもりで熱意と人柄を伝える

録画面接で熱意や人柄を伝えるには「キャラ設定をして演じる」のが効果的です。

たとえば、ガクチカの内容から明るい印象を与えたいなら口角を上げてハツラツと、知的な印象を与えたいなら落ち着いたトーンで話すなど、自分の理想とするイメージに合わせて話し方や表情を意識してみましょう。

人は聴覚よりも視覚からの情報を多く受け取るため、ガクチカの内容に凝りすぎるよりも、自分らしい等身大の姿をイメージに合わせて伝えるほうが、全体的に良い印象を残せます。

最高の俳優になったつもりで身なりを整え、自信を持って録画に臨んでくださいね。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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録画面接のガクチカは「1:3:1」の構成で伝えるのがおすすめ

企業によって指定される時間は異なりますが、構成要素の割合で言うと「結論:具体的なエピソード:まとめ」が、おおよそ「1:3:1」程度のバランスになるのが理想的です。

ここでの「まとめ」とは、再度結論を述べたり、入社後の再現性や意欲を表したりする箇所になります。

このなかで、中心となる「具体的なエピソード」の部分が、全体の持ち時間に応じて伸縮するイメージですね。

冒頭の惹き付けや明瞭な話し方などもしっかり練習しよう

伝え方としては、まず最初に「私が学生時代に最も力を入れたことは〇〇です。」と結論を述べ、次にその具体的なエピソードを話し、最後に「この経験から得た〇〇を活かして貴社に貢献したいです。」といった形で締めくくってみてください。

上記のような、いわゆるサンドイッチ構造を意識すると聞いている側にとって非常にわかりやすくなります。

エピソードを伝えるときは、背景、課題、行動、結果、学びなども加えてくださいね。

なかでも、特に私が重要だと感じるのは、冒頭の1~2分です。ここで話が冗長になったり、要領を得なかったりすると、視聴者である採用担当者からのマイナスな印象につながりかねません。

簡潔に、かつ魅力的に伝える練習をすることが、録画面接では特に重要だと私は思います。

録画面接の対策について悩んでいる人もいるのではないでしょうか。こちらの記事では、録画面接を成功させるための準備や練習のコツについて紹介していますよ。

こちらの記事では、ガクチカを作成する方法について詳しく解説していますよ。ガクチカの作成に悩んでいる人は、あわせて参考にしてみましょう。

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