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インターンから内定につながるって本当ですか?
就職活動に向けて、いろいろな企業のインターンシップへの参加を検討しています。先日、友人から「インターンに参加するとその後の本選考で有利になる」「インターンからそのまま内定が出ることもある」という話を聞きました。
本当にインターンから内定につながることはあるのでしょうか? どのくらいの割合でインターン経由で内定が出ているのか、実際はどうなのか知りたいです。
もしインターンから内定につながる可能性があるとしたら、どのようなことを意識して取り組めば良いのでしょうか? 社員の方とのかかわり方や、評価されるポイントなど、インターンから内定になるということの実態と、内定獲得のための具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
インターンは内定への確かな一歩になる!
インターンから内定につながるケースは実際にあります。特にベンチャー企業や一部の大手企業では、候補者のスキル、ポテンシャル、価値観などを、実際に一緒に働くなかで見極めたいと考えていることが多いです。
そのため、内定につながるというのは事実といえると思います。
特にベンチャー企業であれば即戦力、大手企業であれば優秀な学生を見つける場としてインターンを活用している側面があるのです。
前提として、インターンから内定につながる学生の割合は、企業によって大きく幅があることを理解しておきましょう。
そのうえで、私の肌感覚ではありますが、担当した学生のなかでは1割程度の学生が内定を得ていました。
企業の特徴を見極めアピールしよう!
そのような特徴が見られた業界や業種の一例として、私が直接かかわったITベンチャー企業が挙げられます。その企業は、年功序列ではなくフラットな組織文化で、自分の意見をはっきりと伝えることが求められる環境でした。
型にはまった選考や評価ではなく、柔軟に「この人が本当に自社で活躍できるか」という視点で見極めようとする企業は、そういった傾向があるように思います。
大手企業とベンチャー企業では、インターンで意識して取り組むべきことは変わってくるでしょう。
私自身、大手企業でインターンから内定につながった実例を多く持っているわけではありませんが、企業規模や社風によって求める人物像は異なると考えます。
インターンに参加する前には、企業の採用ページなどで、特に新卒にどのような人物像を求めているかを確認しましょう。
そして、自身に合っていると感じる企業であれば、自分の良さをアピールしつつ、内定につながる可能性を探ってみると良いかもしれません。
インターンを通して企業が学生を見極めている可能性がある
インターンから内定につながることは実際にあると思います。企業側も、採用活動の一環としてインターンを実施していることが多いでしょう。
企業もボランティアでやっているわけではありません。インターンに参加した学生のなかで自社で活躍してくれそうな人を見極めている場合があるのです。
たとえば、薬局などでは、薬剤師になる前の学生が実習にくることがあります。そのなかで、「この人はうちの薬局に合いそうだ」と感じれば、その後声をかけることもあるようです。
このように、インターンでは学生が企業のことを知るという側面だけでなく、企業側から学生を見極めるための選考プロセスの一環としておこなわれている側面もあります。
前向きな姿勢をアピールして良い印象を残そう
すべてのインターンが内定に直結するわけではありませんが、内定を獲得できる可能性はゼロではないのです。
つまり、大切なのは、インターン期間中に不平不満や愚痴をいわず、何事も前向きに取り組む姿勢を企業に見せることだといえます。
また、挨拶がきちんとできる、笑顔で明るく接するといった基本的なことも非常に重要です。企業側も、人間性や会社との相性を見ています。
どんなに優秀でも、会社の雰囲気に合わないと判断されれば採用には至りません。基本的なビジネスマナーを守り、良い印象を残せるように意識しましょう。
こちらの記事では、内定につながるインターンの種類や内定を獲得するための準備を解説しています。内定につながるインターンをおさえておきたい人はぜひチェックしてみてください。
インターン生でも挨拶や身だしなみなどの基本的なビジネスマナーは必須です。こちらの記事ではインターンでのマナーについて詳しく解説しているので、確認しておきましょう。
次のQ&Aでも「インターンに参加すると内定をもらえる可能性が高くなるか? 」の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしてみましょう。
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