Q
その他
回答しない
履歴書の勤続年数をごまかすのはだめでしょうか?
転職活動で履歴書を作成しているのですが、職務経歴の勤続年数を実際よりも長く書いてしまおうかと迷っています。
短い期間で退職した会社があり、選考で不利になるのではないかと不安なのです。履歴書の勤続年数をごまかして記載しても問題ないのでしょうか? また、バレることはあるのでしょうか?
万が一バレてしまった場合、内定取り消しなどの不利益があるのかどうかも気になります。就活のプロ目線でご意見をお聞かせください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
勤続年数をごまかすと採用取り消しになることもある
企業によっては、専門の調査会社を利用して、ご提出いただいた経歴の真偽を確認する場合があります。勤務の実態、在籍されていた期間、場合によっては過去の素行調査に至るまで、詳細に調べることもあります。
たとえ勤続年数のほんのわずかな詐称であったとしても、その嘘が発覚した場合には、採用取り消しとなる可能性が非常に高いと考えてください。企業としては、入社前から虚偽の申告をするような人を信用することはしません。
信頼関係を損なわないためにも勤続年数はごまかさずに提出しよう
企業側が取り得る対応としては、基本的には内定取り消しということになるかと思います。
一度でも嘘をついたという事実は、「ほかにも虚偽の申告があるのではないか」という疑念を企業側に抱かせ、信頼関係を著しく損なうことになります。入社後のことを考えると、やはり採用を見送る判断をされる可能性が高いのです。
そのため、勤続年数をごまかすことは絶対に避けましょう。
勤続年数に限らず何かをごまかすような姿勢は社会人に相応しくない
内面的な話になってしまいますが、結論からいうとダメです。バレるかバレないか以前に、嘘をついてうまくいったという経験は、人生においてあまり得策ではありません。
社会人として大切なことは誠実であることが大前提です。些細なことをごまかしてプラスに変えようとすることを、就職活動の時点でしてしまうのは人としてどうなのかと思います。
そのため、内容をごまかすことはせずに、正しい経歴を記載しておくことで誠実な態度でいることを心掛けましょう。
知られたくない経歴は嘘ではない範囲で伝えよう
もし知られたくない経歴があるのであれば、その会社について書かなければ良いのではないでしょうか。
空白期間については、「さまざまな経験を積んでいました」などと、嘘ではない範囲で曖昧に伝えておけば良いのではないかと思います。勤続年数をごまかすことはせず、誠実さを意識して伝えていきましょう。
履歴書で経歴詐称をした際のリスクは以下の記事で解説しています。具体的な事例や申告な影響について解説しているので、チェックをしておきましょう。
こちらの記事でも履歴書に嘘を書くリスクを解説しています。後ろめたく感じるような情報でも正直に書くことのメリットを説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
勤続年数の数え方は以下の記事を確認してみてください。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。