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実習型のインターンで目標設定する際のポイントはありますか?
大学の授業の一環で、企業での実習型インターンに参加することになりました。
目標を持って参加したいのですが、どのような目標が考えられるでしょうか?
具体的な業務に関する目標だけでなく、社会人としてのスキルや考え方を学ぶといった目標もありかなと考えています。
効果的な目標設定をするための考え方や、目標例があれば教えてください。キャリアコンサルタントの皆さんからのアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
苦手の克服やスキルアップ、コミュニケーション機会の活用などがおすすめ!
たとえば、私が以前ディーラーに勤務していた際に、2週間ほど学生の人を受け入れ、受付での対応やお茶出しといった業務を体験してもらったことがあります。
そのなかには、接客があまり得意ではないという学生もいました。そのような場合には、「自分の苦手な分野を克服する」ということを目標に掲げても良いかと思います。
逆に、その分野が得意なのであれば、「さらにスキルアップを目指す」といった目標も考えられます。
就活を意識しすぎず純粋な姿勢で学びにいこう
また、社会人としての基本的なスキルや考え方を学ぶ、あるいは普段あまり接することのない大人たちと接する機会を通じて、コミュニケーション能力を高めるといった目標も非常に有効です。
社内の人々だけでなく、もし顧客と接するような機会があれば、「相手の人との適切な距離感を学ぶ」というのも、大変良い経験になるでしょう。
就職活動のことだけを意識して、「自分をよく見せよう」という気持ちが強くなり過ぎると、かえって得られるものが少なくなってしまう場合があります。
私の経験からアドバイスすると、「純粋に体験をしに行く」という意識で臨むと、さまざまな発見や学びがあるでしょう。
インターンの目標は社会人スキルや考え方について設定しよう
具体的な業務スキルだけでなく、社会人としてのスキルや考え方を学ぶという目標も有効です。
経済産業省が提唱している社会人基礎力というものがあります。前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力など12の能力要素を示すものです。
これを参考に、たとえば、「前に踏み出す力に関連する〇〇を学ぶ」といった目標を設定するのも良いでしょう。
具体的でなくても目指したいことを目標にする
もし、具体的な目標が立てられない場合でも、「一つの物事を最後までやり遂げる力を身につけたい」「主体的に取り組む意識を高めたい」といった目標でもかまいません。
インターンにおいて、自分自身が目指したい目標を考えていきましょう。
インターンの選び方はこちらの記事を参考にしてみてください。自分に合ったインターンや学年別のおすすめの探し方を解説しています。
インターンに行く意味はあるのだろうか? と疑問に思っている人もいるかと思います。こちらのQ&Aではそんな疑問をもった相談者にキャリアコンサルタントが回答しています。
こちらのQ&Aでもインターンに参加する意義を回答しています。併せて確認してみてください。
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