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大手病になるのって正しいですよね?

就職活動をしているのですが、どうしても大手企業ばかりに目がいってしまいます。安定しているイメージがあるし、給与や福利厚生も良いのではないかと期待してしまうからです。

周りの友人からは「大手病だね」と言われたり、ネットの記事でも大手ばかり狙うのは良くないと書かれていたりするのを見ますが、大手病になるのって上記の点からも正しいことなんじゃないかと思ってしまいます。

「大手病」はやはり、就職活動において正しくない考え方なのでしょうか? もしそうなら、どのように考え方を改めて企業選びをすれば良いのでしょうか? ほかの方はどのように企業を選びましたか? アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師

吉田 隼人

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大手に目がいくことは変ではない! あなたの価値観で企業を選ぼう

就職活動で大手企業ばかりに目がいってしまう、いわゆる「大手病」を気にしているのですね。

結論から伝えると、まったく変ではありません。

大手企業を目指すこと自体は、個人の価値観やキャリアプランに基づいた選択であり、何ら問題ありません。大手企業、中小企業、ベンチャー企業というのは、単に企業の規模や特性が異なるというだけであり、そこに優劣があるわけではありません。

社会人としての目的が達成できる企業が大手なのか見極めよう

大切なのは、自身の就職活動の軸、将来のキャリアビジョン、そして社会人として何を成し遂げたいかという「目的」です。その目的を達成する手段として大手企業が最適だと判断するのであれば、それは合理的な選択と言えます。周囲の意見に惑わされることなく、自分の考えを大切にしてください。

ただし、1点だけ留意すべきは、自身の現在の実力や適性と、志望する企業のレベル感とのバランスです。

たとえば、あなたの大学の過去の就職実績などを参考に、現実的な目標設定をすることもときには必要です。しかし、大手企業を志向すること自体は、決して否定されるべきものではありません。

自分自身の価値観を振り返り、目指したいと思う企業を選んでいきましょう。

2級キャリアコンサルティング技能士/キャリアコンサルタント

田中 絵巳

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大手病は変ではないが大手に入りたい理由を明確にしておこう

いわゆる「大手病」は、必ずしも変だとは思いません。

ただ「大手だから」という理由だけで選ぶのではなく、それぞれの企業に入社したい理由や、入ってからやりたいことが明確になっているか、自身の就職活動の軸と照らし合わせてみましょう。

その軸が「大手企業でなければかなわないのか」という視点を客観的に持つことも大切です。会社の規模の大小ではなく、自身の軸と合っていて、将来のビジョンが描けるかで企業をリストアップすることをおすすめします。

中小企業のメリットを参考に大手企業と比較しよう

一般的に大手企業と比較したときの中小企業の魅力は、倍率が低い傾向にある点が挙げられるかもしれません。

また、中小企業のなかにも、経営が非常に安定していて、離職率が低く、給与水準も高い優良企業はたくさんあります。

説明会が少人数でおこなわれたり、一人ひとりにじっくり向き合ってもらえたりする機会が多いのも、中小企業ならではのメリットと言えるでしょう。

改めて、自分自身の価値観と照らし合わせて、大手企業を目指したいかどうかを判断しましょう。

次の記事では大手病の原因やその影響、リスクを避けるための対策について詳しく解説しています。より良いキャリア選択のために参考にしてみてください。

以下のQ&Aでは、「大手病の末路は悲惨か? 」の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せて確認してみましょう。

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