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休職中であることは転職活動先には伝えるべきですか?
26歳の会社員です。現在、会社の制度を利用して休職しています。理由は体調不良のためなのですが、療養に専念するなかで、これまでの働き方を見つめ直し、新しい環境でチャレンジしたいという気持ちが強くなりました。
そこで、休職中に転職活動を始めることを検討しているのですが、応募先の企業に現職を休職中であることを伝えるべきかどうか迷っています。
もし伝えた場合、選考に不利になるのではないかという不安があります。一方で、隠して入社した場合、その後問題になる可能性もあるのではと思うとそれも心配です。
キャリアコンサルタントの方から見て、休職中の転職活動について、企業に伝えることのメリット、デメリット、そして伝える際に注意すべき点などがあれば教えていただけますでしょうか? また、一般的に企業は休職中の転職活動についてどのように考えているのでしょうか? アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
必須ではないが聞かれた際は休職について説明しなければならない
現在休職中で、転職活動を考えているのですね。休職中であることを応募先に伝えるべきかどうかは、非常に悩ましい問題だと思います。
これはケースバイケースであり、一概にこうすべきと断言するのは難しいのですが、私の個人的な見解としては、自分から積極的に休職の事実を伝える必要は必ずしもないのではないかと考えています。
ただし、面接などで健康状態や直近の職務経歴の空白期間について具体的に質問された場合には、嘘をつくことは避けるべきです。その際は、休職の事実を正直に、そして誠実に説明する必要があります。
ネガティブな印象にならないよう前向きに伝える準備をしよう
休職の理由として体調不良が原因とのことですが、転職面接で休職の事実がどう受け取られるかについては、その内容や現在の体調の回復状況にもよります。
採用する側の立場からすると、休職の事実を告げられた際に、それを即座にポジティブな情報として受け止めることはあまりありません。その現実は認識しておく必要があると思います。
また、もし休職の事実を隠して入社し、後からそのことが発覚した場合も、企業との信頼関係が損なわれたり、場合によっては内定取り消しや解雇といった事態に発展したりするリスクもゼロではありません。
非常に難しい判断ですが、聞かれていない情報をあえて開示する必要はないものの、質問された際には正直かつ前向きな姿勢で状況を説明できるように準備しておくことが肝要ですね。
嘘がバレて信頼を失うなら休職については伝えるべき
私の考えとしては、今の仕事を休職中であることは伝えるべきだと思います。
もし隠して入社し、後から休職中に転職活動をして入社したことがわかった場合、「嘘をつく人だ」と思われ、信頼を失ってしまう可能性があります。それはあなたの今後にとって非常に不利といえるのです。
面接で現在の仕事について聞かれた際には、正直に話す必要があります。
企業に懸念されないためにもまずは療養を優先するのも一つの手
また、採用する側としては、休職しているのに採用後ちゃんと出社できるのか、と心配になるのは当然です。だからこそ、まずは転職活動よりもしっかりと体調を治すことが先決かもしれませんね。
ただ、休職中であることを伝えたうえで、それでも「良いですよ」と言ってくれる企業であれば、それはそれで良いと思います。
実際に過去に私がかかわった人のなかには、うつ病で休職中に転職活動をして、別の会社に就職を果たした人もいました。相手の理解があれば転職できる可能性はもちろんありますが、隠したり嘘をついたりするのは良くありません。
働いた後のことも踏まえた行動を考えていきましょう。
以下の記事でも転職活動先に休職中であることの伝え方を解説しています。休職中に転職活動をしたいと考えている人は、参考にしてみてください。
転職の進め方や注意点はこちらの記事で解説しています。第二新卒で転職を考えている人は、併せて参考にしてみましょう。
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