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ベンチャー企業の長期インターンは意味ないって本当ですか?

現在大学3年生で、将来的に成長性の高い企業で働きたいと考えています。そこで、ベンチャー企業の長期インターンシップに興味があるのですが、「ベンチャーの長期インターンは意味がない」という意見も耳にすることがあり、不安に感じています。

もし本当に意味がないのであれば、時間や労力を無駄にしたくありません。ベンチャー企業の長期インターンは意味がないのでしょうか?

また、どのような場合に「意味がない」と感じてしまう可能性があるのか教えてください。

反対に、ベンチャー企業の長期インターンで得られる具体的なスキルや経験についても知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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事前の分析なしでは意味のないインターンになりかねない

まず、その「長期インターン」がどのような内容なのかを、自分でしっかりと分析することが重要です。

インターンを募集している企業に問い合わせるなどして情報を集めましょう。そのうえで、そのインターンが自分にとって意味のあるものなのかどうかを判断すべきです。

ベンチャー企業の長期インターンの特徴としては、実際に社員と一緒に働く経験ができるという点にあります。

しかし、ベンチャー企業によって、職務内容や経験できるインターンシップの内容は大きく異なります。だからこそ、何に参加して、どうキャリアを積みたいのかを明確にしてから参加するべきです。

目的を持ってインターンに参加して有意義な時間を過ごそう

実際、「インターンシップに行こう」という考えからスタートする学生を多く見てきました。しかし、それよりも先に大切なのは、インターンの内容や目的を事前に理解しておくことです。

目的を持ってインターンシップに参加することが有益であり、目的がないまま参加しても、それはベンチャー企業に限らず意味のないものになってしまいます。何のためにインターンシップに行くのかを明確にすることが重要です。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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目的意識が鍵! 自分が何を得たいかを考えよう

ベンチャー企業の長期インターンで、「意味がない」と感じるケースが全くないとは言い切れません。実際にそのような現場が存在する可能性はあります。

特に「意味がない」と感じやすいのは、次のような場合です。たとえば、インターンシップに参加する目的が不明確で、ただ指示された作業をこなすだけになってしまうという状況が挙げられます。

あるいは、企業の規模や仕事内容への期待が大きすぎて、現実とのギャップに直面してしまった場合も意味がないと感じやすいです。

また、自分が何をやりたいのか、どのように成長したいのかという目標が曖昧で、主体的に行動を起こせない場合なども、無意味だと感じやすい状況と言えます。

得られるビジネススキルを主体的に掴んでいこう

しかしながら、インターンシップ先を吟味して目的意識をしっかりと持って臨めば、ベンチャー企業での長期インターンは非常に有益な経験となりえます。

具体的には、まず、企画立案やマーケティング、営業といった実務レベルのビジネススキルを磨くことができます。また、意思決定のスピードが速い環境で働くことを通じて、変化への対応力が身に付きます。

さらに、自分の裁量で物事を進めていく経験は、主体性や責任感を育むことにつながります。社長や経営層と近い距離で働く機会からは、経営的な視点やビジネス感覚を涵養することも期待できるのです。

つまり、ベンチャー企業の長期インターンは、明確な目的を持って主体的に行動することで、非常に有意義なものになります。反対に、曖昧な目的のまま受け身の姿勢で参加してしまうと、無意味だと感じてしまう可能性も否定できません。

今回のインターン探しが、納得のいくものとなりますよう願っています!

こちらの記事では、長期インターンに参加するメリットや意味のあるインターンにするための方法を解説しています。インターンを控えている人は、記事を参考にして事前の準備を進めましょう。

「ベンチャー企業は危ないからやめておけ」と耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。以下の記事では、危ないベンチャー企業の特徴や見極め方を解説しているので、参考にしてみてください。

次のQ&Aではベンチャー企業に就職するメリットについて、キャリアコンサルタントが回答しています。

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