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教員の志望動機が思いつきません。

教員を目指しているのですが、正直なところ、まだ明確な志望動機がありません。

教員を目指すきっかけとしては、周りの友人が教育に関心を持っていて、話を聞くうちに自分も教師という仕事に魅力を感じるようになりました。また、安定した職業であるという点も、将来を考えると魅力的に感じています。

しかし、「子どもが好きだから」「これからの世代を育てたい」といった、ほかの人のような熱意ある動機が自分にはまだありません。明確な志望動機がないまま教員採用試験に臨むのはまずいとは思いつつも、どうすれば自分のなかの志望動機を見つけられるのかわからないため、ぜひアドバイスしていただけたら嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー

田村 友朗

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志望動機を考えるときは教員の仕事内容を理解しておこう

「教員の志望動機が思いつかない」とのこと、まずは教員の仕事とは何かを深く考えることが大切です。

現在、報道などで知っている通り、教員不足、意欲ある教員の働き方の問題、部活動指導の負担など、教育現場はさまざまな課題を抱えています。

そのような厳しい状況のなかで、多くの人が教育という仕事、教員という職業を目指していくことの意義は大きいと考えます。

あなたが教員としてできることを志望動機にしていこう

そこで、志望動機を作成するにあたっては、「自分だったらこんなことができるのではないか」「こんな教育を実現したい」といった、具体的なアイデアやビジョンを持つことが重要です。それが明確であれば、それがそのまま志望動機になり得ます。

「こんなことをしたい」という強い思いがあり、それを実現できる最適な場が教員だと考えられるような、何か一つでも具体的な目標や情熱が見つかると良いでしょう。そこから具体性を肉付けしていく形で、志望動機を練り上げていくことをおすすめします。

キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

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子ども好きだけではく別角度で教育へのアプローチを考えよう

教員の志望動機は、「子どもが好き」という理由以外にも、教育への課題意識や、教育をどう変えたいかといった視点が重要です。子どもが好きであることは基本ですが、それがすべてではありません。別のアプローチも存在します。

たとえば、航空業界のホスピタリティやIT業界の技術革新のように、各業界には典型的な志望動機がありますが、まったく別の角度からアプローチする人もいます。

ミュージシャンや演劇経験者が創作物で感動をもたらしたいという思いから、エンジニアを目指すケースもあります。

「子どもが好き」という理由だけでは埋もれてしまう可能性があるため、教育そのものにフォーカスしたり、別の視点から教員としての適性をアピールしたりするほうが良い場合もあります。

なぜ教員を目指すのかを見つめ直して動機を考えよう

教育業界を目指す理由ややりがい、それが現場でどう活かせるかを再考することが重要です。

教育には教材開発やITからのアプローチなど多様なかかわり方があります。その中でなぜ現場の教員なのかを掘り下げる必要があります。

現場から何かを変えたいという思いがあるのか、それともシステム開発や制度構築に関心があるのか、自身の軸を明確にすることが大切です。直接的な影響力は大きいが範囲は限定的、メーカーなどは範囲は広いが影響の深さは教員ほどではない、といった特性を理解することも求められます。

また、先生や親をサポートしたいという動機も考えられます。

改めて、自分のやりたいことを明確にして、それを活かせる方法を考えてみましょう。

教員の志望動機で迷っている人は、以下の記事を参考にしてみましょう。準備する項目や構成、注意点を解説しています。

こちらの記事では、教育業界の志望動機の書き方を解説しています。教育業界の基本情報や業界のトレンドも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

次のQ&Aでは、学校事務職員になるにはどうしたら良いか? の疑問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。

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