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人文学部の就職先ってどんなところがありますか?
人文学部に所属する大学3年生です。周りの友人がインターンシップに参加したり、就職活動に向けて動き始めているのを見て、私もそろそろ将来のことを考えなければと思っています。
人文学部では、文学や歴史、哲学など、さまざまな分野を幅広く学んできましたが、具体的にどのような企業や職種に就職する人が多いのでしょうか?
就活ではあまり評価されにくい学部なんだろうなとは思っているので、人文学部の人が多いであったり、培った知識や学習への姿勢などが活かせる仕事がもしあれば伺いたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
人文学部も道は多様! 特に営業職に進む人が多い
人文学部出身者の多くは営業系の職種に進んでいます。
学んだことを直接活かせる分野は限られているかもしれませんが、なかには哲学への深い探求から介護や障がい者支援の分野に進み、カウンセラーを目指す人もいます。
学部不問の求人も多くあるので「やりたいこと」から探すのもポイント
学部で学んだことを活かせる分野は狭いかもしれませんが、学んだことから自分が何をやりたいかを見つけ、そこからキャリアを考えるのも良いでしょう。
現在は売り手市場であり、団塊世代の退職にともない人手不足も進んでいるため、これまで特定の学部しか採用してこなかった分野でも、門戸が広がりつつあります。
さまざまな分野に興味を持ってチャレンジしてみることをお勧めします。
学びをいかせるところは多い! 人文学部の多様な就職先を知ろう
人文学部のご出身というと、就職先のイメージが湧きにくいと感じる人もいるかもしれません。
文系の場合、学部での学びと就職する業界や職種が必ずしも強く紐づかないケースが多いものです。
しかしながら、一定の傾向はあり、実際には人文学部で培われる深い洞察力や思考力、表現力は、多様な業界・職種で求められており、就職先の選択肢は非常に幅広いです。
人文学部で評価されるポイントとしては、まず幅広い知識と柔軟な思考力が挙げられます。
また、論文作成などの経験を通じて培われた高い文章作成能力や、多様な価値観を理解しようとする姿勢から育まれるコミュニケーション能力も重要です。
そして、歴史や文化への深い理解や共感力は、たとえば企業の広報活動や商品企画といった分野で大きな強みになることもあります。
これらの力は、変化の激しい現代社会でこそ活きる普遍的なスキルと言えるでしょう。
人文学部の主な就職先としましては、まず、商社やメーカーなど一般企業の営業職、企画職、人事・総務などの事務系職種が挙げられます。
次に、出版・メディア・広告業界では、編集者、ライター、ジャーナリスト、広告プランナーといった職種で活躍の場があります。
また、サービス業、特にホテル、旅行代理店、観光関連企業など、高いコミュニケーション能力やおもてなしの心が求められる分野も考えられます。
そのほか、大学職員(国公立・私立を問わず)、国や地方自治体の行政職の公務員、そして専門職としての図書館司書なども、人文学部の学びを活かせる就職先としてあげられます。
培った知性とスキルで未来を切り拓こう
大切なのは、ご自身が人文学部で何を深く学び、どのような力を意識して身に付けてきたのか、そしてその力を社会に出てどのように活かしていきたいのかを明確にすることです。
学部で得た知見やスキルと、ご自身の興味関心を掛け合わせることで、きっとご自身に合った活躍の場がみつかるはずです。
固定観念にとらわれず、広い視野を持って就職活動に取り組んでみてください。
次の記事では、文学部の人が就職で活かすことができる強みやおすすめの就職先を解説しています。文学部の人が就活を有利に進めていく方法についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
こちらの記事では、文系の職業を網羅的に解説しています。文系学生の平均エントリー数や内定獲得数も紹介しているので、気になる人はチェックしてみましょう。
こちらのQ&Aでは、文学部卒は就職できないか? の疑問にキャリアコンサルタントが回答しています。文学部で就活に不安を感じている人は参考にしてみてください。
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