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総合職と一般職、どっちがいいのでしょうか?
就職活動を控えている大学生です。企業によっては総合職と一般職の採用コースがあり、どちらを選ぶべきか迷っています。
総合職はキャリアアップを目指せるイメージがありますが、転勤や異動が多いとも聞きます。一方、一般職は安定しているようですが、仕事の幅が狭いのでしょうか?
将来的にどのような働き方をしたいか、まだ具体的にイメージできていません。
総合職と一般職、どっちがいいのか判断するために、それぞれのメリットやデメリット、どのような人が向いているのかなど、詳しく教えていただけますでしょうか? また、先輩方がどのように選ばれたのかも知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
転職にも有利になるのは総合職! 自分の条件に合う方を選ぼう
総合職と一般職のどちらを選ぶべきかという点については、個人的には総合職をおすすめします。
理由は、万が一その会社が合わなかった場合に転職しやすいからです。
総合職でさまざまな部署や業務を経験していれば、次の仕事を見つけやすくなります。
キャリア志向なら総合職! 給与アップも期待できる
また、転勤や異動があるかもしれませんが、人間関係に悩んだ場合でも環境を変えることができますし、何よりも給与が上がりやすいというメリットがあります。
一般職は、たとえば子育てなどで一度離職しても再就職しやすいイメージがありますが、総合職はキャリアの空白期間があると復帰が難しいと感じることもあります。
総合職でバリバリ働いていて、出産などを機に一般職に転換する人も少なくありません。
仕事が好きでキャリアを追求したいという覚悟があるのであれば、総合職が良いでしょう。
企業側も、優秀な人材には辞めてほしくないため、転勤などの配慮をしてくれる場合もあります。
逆に、一般職から総合職への転換は、採用基準が異なるため難しい場合が多いです。
自分に合うのはどっち? 総合職・一般職を徹底的に比較すれば答えは見つかる
総合職と一般職、どちらが良いかという質問ですね。これは一概にどちらが良いと言えるものではなく、価値観やキャリアに対する考え方、将来のライフプランによって最適な選択は異なります。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、どちらがより適しているかをじっくりと考えることが大切です。
まず総合職についてですが、一般的に将来の幹部候補として採用され、企画、営業、開発など、企業の基幹となるさまざまな業務を経験しながらキャリアを積んでいくことが多いです。
メリットとしては、将来的なキャリアアップの可能性が広く、多様な業務経験を通じて幅広い知識やスキルを身に付けることができる点、そして一般職に比べて年収の上昇も期待できる傾向にある点が挙げられます。
一方でデメリットとしては、全国規模での転勤や部署異動の可能性があり、一般職に比べて仕事の負荷が高いと感じる場合もあるかもしれません。
キャリアアップへの意欲が高く、多様な経験を通じて大きく成長したいと考える人に向いていると言えるでしょう。
キャリア観を明確ににして最適な働き方を選ぼう
次に一般職ですが、おもに総合職のサポート業務や定型的な事務業務を担当することが多いです。
メリットとしては、勤務地が限定されている場合が多く、仕事内容もある程度安定しているため、ワークライフバランスがとりやすい傾向にあります。ライフステージが変化しても働き続けやすいという利点もあります。
しかしデメリットとして、総合職に比べて昇進の機会やキャリアパスが限定的であったり、給与の上限が低めに設定されていたりすることがあります。
そのため、強いキャリア志向を持つ人には物足りなさを感じるケースもあるかもしれません。
判断するうえでのポイントは、長期的にキャリアアップや成長を望むのであれば総合職が、安定した働き方や特定の地域での生活を重視するのであれば一般職がおすすめ、というように、何を優先するかで選択が変わってきます。
自己分析をしっかりとおこない、企業の募集要項をよく確認し、それぞれの職種の具体的な業務内容やキャリアパス、労働条件などを比較検討することをおすすめします。
総合職と一般職の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。記事を参考にして自分が選ぶべき方を見極めてみてくださいね。
「エリア総合職」という採用方法を見かけたことがあると思います。以下の記事では、エリア総合職と総合職、一般職のそれぞれの違いを解説しています。自分にはどの採用方式が向いているのかを確認してみてください。
以下のQ&Aでは、募集が一般職か総合職かはどこを見ればわかるか? の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしておきましょう。
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