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ゼミで培った協調性をガクチカでアピールするのはありですか?
ガクチカとして、ゼミでの経験をテーマにしようと考えています。なかでも協調性を培ったことをアピールしたいのですが、これはガクチカになり得るのでしょうか?
グループワークや発表準備など、ゼミではほかの学生と協力して取り組む場面が多くありました。ですが、最初はゼミ生同士のまとまりが悪く頭を悩ますこともありました。そこから紆余曲折あり、チームワークができるようになったというエピソードならガクチカになるかもと思いました。
ただ、協調性を培ったという部分だけ見ると大きな実績でもないので、採用担当者に響かないのではないかと不安です。
もし協調性に関するエピソードが弱い場合、ほかにゼミでのどのような経験に焦点を当てれば良いでしょうか?
また、協調性を培ったことがアピールになり得るのであれば、具体的な伝え方のコツも教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ゼミ経験は協調性アピールに有効! 構成を意識してアピールしよう
ゼミ活動は、企業が求める「チームで成果を出す力」を示すうえで有効なエピソードとなるため、良いと思います。
面接で協調性をアピールする際は、1. 課題・チーム状況、2. 自分の役割、3. 工夫した行動、4. 結果、5. 教訓・学び、という流れで具体的に話すと、面接官に協調性が伝わりやすいためおすすめです。
具体的には、まず、課題やチームの状況から話し始めましょう。たとえば、ゼミのメンバーとの間で混乱や対立があった具体的な状況を説明します。
次に、そのなかであなたが果たした役割に焦点を当ててください。ファシリテーターとして議論を調整したり、メンバー間の意見の溝を埋めたりするために、どのような工夫をしたのかを具体的に述べましょう。
工夫した行動として、議論のルールを設定したり、役割分担表を作成したりした経験があれば、それを詳しく説明してください。これらの行動が、どのようにチームの状況を改善し、目標達成に貢献したかを明確に伝えることが重要です。
そして、その結果としてどのような成果が得られたのかを伝えます。たとえば、発表で最優秀賞を獲得した、教授から高い評価を得られたなど、客観的な事実を交えて話すと説得力が増すでしょう。
最後に、その経験から得られた教訓や学びをまとめます。この経験を通じて、協調性やチームワークについて何を学び、それが今後どのように活かされると考えるかを語ってください。
協調性をアピールするだけでなく研究内容を深掘りした内容でもOK
もし、協調性に関する具体的なエピソードが少ないと感じる場合は、研究内容に言及するのも一つの手です。
たとえば、発表の際のデータ分析、論文執筆プロセス、産学共同プロジェクトなど、共同で何かを成し遂げた経験があれば、それは協調性やチームビルディング力をアピールする絶好の機会になります。
共同作業でなくても、「成果」や「専門性」を前面に出すことで、あなたの強みを効果的に伝えることができるでしょう。
この構成を使うことで、面接官はあなたの協調性を単なる抽象的な能力としてではなく、具体的な行動と結果にもとづいたものとして理解しやすくなります。
協調性アピールは具体性がカギ! プロセスを語ろう
ゼミでの経験を通じて培われた協調性を、ガクチカとしてアピールするのは、もちろん可能です。
採用担当者は、ガクチカのエピソードを聞く際に、実績の大きさそのものよりも、その経験のなかであなたがどのように考え行動し、周囲に良い影響を与えることができたのか、というプロセスを重視しています。
協調性をアピールする場合の伝え方としては、まず、ゼミがどのような状況であったかを説明します。たとえば、メンバーの意見がまとまらず議論が停滞していたなど、具体的にどのような点でまとまりが悪かったのかなどを伝えましょう。
次に、その状況に対してあなたがどのように問題意識を持ち、どのように働きかけたのかを具体的に話します。たとえば、異なる意見を持つメンバーの間に立って双方の意見を丁寧に聞き、共通点を見つけ出すように努めた、などが考えられますね。
そして最後に、あなたの働きかけの結果、ゼミの状況がどのように変化したのかを伝える、という流れでできるだけ具体的に話すことが大切です。たとえば、メンバー間の相互理解が深まり、以前よりも活発な議論ができるようになった、などを伝えましょう。
ゼミのなかでの役割と貢献を明確にすることで強みをアピールできる
ゼミのなかで、自身がどのような立ち位置で、どのような役割を担って行動したのかを具体的に話せると、採用担当者もあなたの人物像や仕事ぶりをイメージしやすくなります。
もし、協調性に関するエピソードだけではアピールが弱いと感じる場合は、ゼミ合宿や学園祭での研究発表などに向けて企画段階から主体的にかかわった経験や、ゼミ長としてメンバーをまとめた経験なども良いでしょう。
また、ゼミで取り組んでいる学問分野の難易度が高い場合は、そのなかで成果を出すためにどのような工夫や努力をしたのか、といった取り組みに関するエピソードも、あなたの強みを伝えるうえで有効な材料となるはずです。
ガクチカでゼミ経験をアピールしたい人は、次の記事を参考にしてみてください。ゼミをテーマにしたガクチカの作り方を徹底解説しています。
協調性に自信がある人は、自己PRで強みとしてアピールすると、組織に馴染みやすい人材として期待されるケースがあります。協調性の自己PRで差別化するコツは以下の記事を参考にしてみましょう。
ゼミをテーマにした自己PRの作り方や面接官の印象に残る伝え方のコツが知りたい人は、次の記事もチェックしてみてくださいね。
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