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第二新卒で大手SEは可能ですか?
20代の第二新卒です。大学の情報系の学部を卒業後、システム開発会社でプログラマーとして2年間勤務しました。
より大規模なプロジェクトにかかわりたいという思いが強くなり、大手SIerや事業会社の社内SEへの転職を考えています。
しかし、第二新卒という立場であり、実務経験もまだ2年と短いことから、大手企業への転職は難しいのではないかと感じています。特にSE職は専門知識やスキルが求められるイメージがあり、自分の経験で通用するのか不安です。
第二新卒で大手企業のSE職に転職することは現実的に可能なのでしょうか? もし可能であれば、どのようなスキルや経験をアピールすべきでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ポテンシャル採用での可能性大! 採用の可能性を秘めた企業選択が大切
結論から言うと、20代で2年間の実務経験を持っているのであれば、第二新卒としてSEを目指すことは十分に可能です。
その年齢であれば、企業側もまだポテンシャルを重視して採用を検討する余地がありますし、同時に2年間の実務経験は即戦力としての期待も抱かせます。
このように、ポテンシャルと実務経験のバランスが取れている層は、企業が第二新卒として最も魅力を感じるターゲットの一つと言えるでしょう。
スキルと熱意で挑戦! 自分の経験を整理して貢献できる点を具体的に伝えよう
重要なのは、応募する求人を慎重に選ぶことです。
特に、第二新卒の育成枠やポテンシャル採用枠を設けて積極的に採用活動をおこなっている企業を中心にアプローチしていくのが効果的でしょう。
アピールすべきスキルや経験としては、まずチームでの開発経験が挙げられます。現代のシステム開発において、エンジニアが完全に一人でプロジェクトを完遂することは稀であり、チーム内での連携が不可欠です。
どのような開発体制のなかで、自身がどのような役割を担い、どのように貢献してきたのかを具体的に伝えましょう。
次に、技術的なスキル以外の面での貢献も重要です。たとえば、円滑なコミュニケーション能力や、プロジェクトの納期を遵守するための管理能力なども、高く評価されるポイントとなります。
そして、これはすべての応募者に共通することですが、明確な志望動機を準備しておくことが不可欠です。
さらに、現時点で習得しているプログラミング言語や関連技術に加え、今後どのような分野の技術を学び、どのようにキャリアアップしていきたいのかといった学習意欲や将来展望を示すことができれば、より一層高い評価を得られるでしょう。
第二新卒で大手SEも可能! 2年間の経験を魅力的にアピールしよう
第二新卒で大手企業のSEを目指すことは、決して不可能ではありません。
特に近年はIT人材の不足が顕著で、企業側の採用ニーズは強いため、第二新卒であってもSE職として採用される可能性は高いと言えるでしょう。
もし、大学などで情報系の学部で専門的な知識を学んでいたり、プログラマーとしての実務経験が少しでもあったりするならば、なおのこと採用されやすいです。
2年間の実務経験がどの程度評価されるかは、かかわってきたプロジェクトの規模にもよります。もし、それほど大きくない案件を中心に経験されてきたのであれば、2年間の実務経験はむしろ評価される可能性が高いです。
一方で、非常に大規模なプロジェクトの一部にしかかかわっていない場合、2年間では経験できる範囲が限られていると見なされることもあります。
ただ、いずれにしても2年間の実務経験があれば、企業側も「まずは話を聞いてみよう」と判断する期間ではあるでしょう。
ポテンシャルと意欲が武器になる! 自己研鑽を怠らない意思の強さを示そう
大手企業のSEに求められる資質としては、まず、論理的な思考力や問題解決能力が挙げられます。また、高いコミュニケーション能力も求められるでしょう。
そして何よりも、IT分野への強い興味・関心と、新しい技術を積極的に学び続ける意欲は欠かせません。
アピールポイントとしては、もし開発経験やプロジェクトへの参画経験があるのであれば、その実務経験を具体的にアピールすることが重要です。どのようなプロジェクトで、どのような役割を担い、何を学んだのかを明確に伝えましょう。
また、基本情報技術者試験などのIT系資格を取得し、専門知識や学習意欲を客観的に示すことも有効です。
第二新卒としての若さや柔軟性、そして今後の成長への高い意欲も強みになります。なぜSEという仕事を選んだのか、なぜその大手企業で働きたいのかという明確で熱意のこもった志望動機を、自身の言葉で語れるようにしておきましょう。
第二新卒で大手企業に就職したいと考えている人は、以下の記事をチェックしてみてください。第二新卒で大手企業に就職する方法やエントリーできる企業を紹介しています。
こちらの記事ではSEに向いている人、向いていない人の特徴や見分け方を紹介しています。きついと言われることもあるSEですが、その理由や仕事内容も解説しているので、気になる人は確認してみてください。
こちらのQ&Aでも、SEは残業が多いというのは本当か? の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。
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