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面接が淡々と終わったのは不合格だからでしょうか?
先日、とある企業の面接を受けたのですが、面接官の方は終始落ち着いた様子で、こちらの回答に対するリアクションも薄く、全体的に淡々と進行している印象を受けました。
質問も表面的なものばかりで、深掘りされることもなかったので、自分の評価が低かったからかもしれないと、不安になっています。
このような「淡々とした面接」は、やはり不合格のサインと考えたほうが良いのでしょうか?
もし不合格の可能性が高い場合、次に活かすための反省点はどう見つければ良いか、また、淡々とした雰囲気の面接のなかで自分らしさをアピールするコツがあれば、ぜひ教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
淡々とした面接=不合格のサインではない! 次に活かす振り返りが大切
面接が淡々とした雰囲気で終わり、手応えを感じられないと不安な気持ちになりますよね。
しかし、面接が淡々としていたからといって、一概に不合格のサインとは言えません。
特に一次面接など選考の初期段階では、企業側があらかじめ用意した質問項目に沿って質問し、多くの候補者に対して同じように情報を収集することを目的としている場合があります。
そのような場合、面接官によっては、感情を表に出さず、事務的に面接を進める人もいるのです。
私自身の経験を振り返っても、面接官の反応が薄く「これはダメだったかな」と感じた面接を通過し、内定に至ったこともあるため、あまり心配する必要はないと思います。
どのような面接の雰囲気であっても笑顔と元気を忘れないようにしよう
もちろん、面接官とまったく目が合わなかったり、会話が弾まずに終始重い空気が流れていたりといった状況が加われば、残念ながら不合格の可能性も高まるかもしれません。
とはいえ、淡々とした雰囲気だけで不合格と決めつけるのは早計です。
もし、面接がうまくいかなかったと感じたのであれば、その原因を振り返り、「あの質問にはどう答えればより的確だったか」「次はどのような点に注意して臨むべきか」といったように、次の機会に活かすための材料とすることが大切でしょう。
また、たとえ相手の反応が薄くても、こちら側は終始にこやかに、ハキハキと話すことを心掛けるだけでも、相手に与える印象は大きく変わってきます。
面接の雰囲気だけで判断するのは早い! 企業の事情を汲み取ろう
面接が淡々とした雰囲気で終わってしまい、手応えを感じられず、不安な気持ちになるのはよくわかります。
しかし、面接の雰囲気だけで合否を判断するのは難しいです。面接官の個人的な特性や、企業の社風などもあるため、必ずしも「淡々とした雰囲気=不合格」というわけではありません。
淡々とした面接になる理由としては、まず、面接官の性格や会社としての方針で、意図的に冷静沈着な雰囲気で面接を進めている場合があります。
また、企業によっては採用基準が明確に定まっていて、その基準に対して応募者が大きな問題点を持っていなければ合格とする場合もあるため、特に感情的な反応を示さなかったケースも考えられるでしょう。
過度に落ち込む必要はない! 振り返りを次に活かしていこう
応募者として今できることは、まず、面接の雰囲気に一喜一憂しすぎず、正式な結果の連絡を待つことです。
淡々とした面接だったとしても、動揺したり落ち込んだりせず、自身が準備してきた内容を最後までしっかりと伝えることに集中できたかどうかが重要だと思います。
そして、面接が終わった後は、自身が話した内容が面接官に十分に伝わったかどうかを冷静に振り返り、もし改善すべき点が見つかれば、それを次回の面接の機会に活かすようにしましょう。
結果が出るまでは、不安な気持ちは脇に置き、気持ちを切り替えて次の選考の準備を進めることが、今のあなたにとって最も大切なことです。
面接が思っていたよりも早く終わり不安に思っている人は、以下の記事もチェックしてみてください。面接時間が短い場合の合否のパターンや面接後の心構えを解説しています。
通常の面接時間は次の記事で詳しく解説しています。併せてチェックしてみましょう。
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