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面接で「よく調べてるね」と言われたのですが、これは合格する確率が高いでしょうか?
先日受けた面接で、企業について積極的に質問したところ、面接官の方に「よく調べてるね」と言われました。
これは素直な褒め言葉として受け取っても良いのでしょうか? ただ皮肉や確認の意味が含まれているのかもと不安もあります。
キャリアアドバイザーの皆さんや面接を担当したことのある方の率直な意見を聞きたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
2つの意図があるが基本的には前向きなサインとして受け取ろう
この言葉には2つの意図があると考えられます。1つ目は、ポジティブな意味合いで「本当によく調べられている」という意味合いです。回答や逆質問の意図が明確で、学生の発言に感心しているパターンが大多数だと言えます。
よく調べていると言われたら、大半は好印象がゆえの発言だと捉えて問題はありません。
2つ目は、皮肉が込められた「よく調べられているね」という意味です。本音を言えば「少し調べればわかるのに……」という内容に対して、皮肉的に分析の浅さを伝えている可能性があります。
皮肉である可能性もゼロではないものの、現在の就活では嫌味を言ってくるような人が少ないのが現状であるため、過剰に不安に思う必要はありません。
質問や回答を振り返るきっかけにしよう
もし、皮肉を言われたのかもと感じる場合は、自分の発言を振り返ってみることも必要です。面接をしていると、「質問」の形をしていない感想や意見を述べている学生もいます。
「よく調べているが質問ではない」と遠回しに指摘されている場合や、クローズドクエスチョンばかりで会話が弾まない印象を与えている可能性も否定はできません。
この質問だけで合格・不合格が決まるわけではないものの、この発言を一つのきっかけとして、自分の回答や発言を振り返ることがおすすめです。
「よく調べてるね」は合否に関係ない! 気にしすぎないようにしよう
面接で「よく調べてるね」と言われたとしても、合否にはあまり関係ないと考えられます。 単にほかの学生と比較して、企業研究をしっかりおこなっているという面接官の感想にすぎません。つまり、この発言だけで合格・不合格が決まることはないということです。
一喜一憂するのは危険! 次の選考に備えて準備しよう
反対に、合格した人たち全員が「よく調べているね」と言われるかというと、そうではありません。実際、言われなくても合格をしている人が大半です。また、よく調べているねと言われたものの、不合格になることも珍しくありません。
やはり、この発言と合格・不合格相関との関係はないため、あまり気にしすぎる必要はないと言えます。
良い意味でも悪い意味でも、一人の評価だけで面接結果が決まるわけではありません。単なる瞬間的なフィードバックにすぎないため、それだけで一喜一憂せず、次の面接への対策を進めましょう。
これで合格だと思って何もしないと、次の選考で十分な力を発揮できない可能性もあるため、切り替えておくことが必要です。
面接が終わった後は、合否が気になるものです。落ちたサインを出されたときにすべきことも紹介しているので、参考にしてみてください。
面接で「前向きに検討する」と言われたら合格の合図なのでしょうか。採用経験者の目線で真相を解説しています。
面接で「緊張」について尋ねられたらどうすればよいのでしょうか。こちらのQ&Aをチェックしましょう。
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