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エントリーシート(ES)の「苦手なこと」には何を書けば良いですか?
ES作成中の大学3年生です。ESのなかに、自分の苦手なことについて書く欄がありますが、どんなことなら書いても良いのかわかりません。
私はどちらかというと不器用なほうで、ややネガティブ思考になりやすい性格でもあるので、苦手なことが多く、正直に書くと企業にマイナスな印象を持たれてしまうのではないかと不安です。
正直に書かず、当たり障りのないことを書いておいたほうが良いでしょうか?
逆に正直に書く場合は、どのような点に注意して書けば良い知りたいです。具体的な例やアドバイスをぜひお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ESの苦手なことは正直に! 改善努力で成長意欲を示そう
ESで「苦手なこと」を問われた際、最も避けるべきなのは「特にありません」と答えることです。これは、自己分析ができていないとみなされる可能性が高いでしょう。
空欄にするよりも、正直に自身の課題を認めるほうが、誠実な人柄が伝わり、かえって良い印象を与えます。
ただし、単に苦手なことを書くだけでなく、「〇〇が苦手でしたが、克服するために現在△△という努力をしています」というように、課題認識と改善に向けた具体的な行動を必ずセットで示しましょう。
これにより、あなたの成長意欲をアピールすることができます。
抽象的な表現はNG! 自分らしさで印象を残そう
「苦手なこと」として、「完璧主義すぎるところ」といった、裏を返せば長所にも聞こえるような当たり障りのない表現を選ぶ人がいますが、これはあまりお勧めできません。
多くの学生が使う表現であるため、採用担当者の印象に残りにくいからです。
それよりも、あなた自身の等身大の課題と、それに対する真摯な取り組みを語るほうが、よほど魅力的だと思います。
たとえば、「人前で話すことが苦手でしたが、ゼミの発表で毎回練習を重ね、自信を持って話せるよう努力しました」といった具体的なエピソードは、あなたの人柄を生き生きと伝えてくれるでしょう。
苦手なことはポジティブな言葉に言い換え! 企業の質問意図を汲み取ろう
面接で「苦手なこと」や「弱み」を聞かれた際、企業側が見ているのは「自己を客観的に理解し、どう向き合っているか」という姿勢と、「仕事で困難に直面した際の対処法」です。
効果的に答えるためには、まず自身の弱みをポジティブな表現に転換することが重要でしょう。
たとえば、「ネガティブ思考」は「慎重な判断ができ、常にリスクを考慮する」という長所に、「不器用」は「物事に丁寧に取り組む」と言い換えることができます。
改善努力をセットで伝えて向上心をアピール! 書く弱みは正しい判断を
さらに、ただ言い換えるだけでなく、「その弱みをカバーするために、具体的にどのような努力や工夫をしているか」という改善への取り組みを付け加えることで、自己理解の深さと前向きな姿勢をアピールできるでしょう。
ただし、「報連相ができない」「責任感がない」「協調性がない」といった、社会人として致命的と見なされる弱みをストレートに伝えるのは避けるべきです。
下記の記事では、「苦手なこと」への回答で好印象に残す方法について解説しています。
ESの書き方がわからないという人は、以下の記事も併せてチェックしてみてください。注意点についても紹介していますよ。
ESは適切な文字数で書くことで読みやすくわかりやすい内容になります。下記の記事では、文字数について解説しているので、チェックしておきましょう。
ESに嘘を書いたときのリスクについて、以下の記事で、キャリアコンサルタントの回答を紹介しています。気になる人はチェックしておきましょう。
ESでよく聞かれる質問について、以下の記事で紹介しています。事前にチェックし、準備しておきましょう。
受かるESの書き方について、気になる人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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