Q
エントリーシートでよく聞かれる質問は何ですか?
エントリーシート(ES)対策を何から始めて良いのかわかりません……。頻出の質問がわかれば対策がしやすくなると思うのですが、実際にどのような質問がよく聞かれますか? どうやって答えれば良いのかもイメージできていないので、答え方とかも教えていただけるとありがたいです。
そもそも、採用担当者は応募者のESを通して何を見ているのでしょうか?
初めてESを作るので、勝手がわかりません。採用担当者から見て魅力的なESや残念だなと思うESの特徴も教えていただきたいです! ESを作成する際に参考にしたいと思います。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ESでは志望動機・自己PR・長所・ガクチカが聞かれやすい
「ES対策」ということですが、質問内容から推察するに「ESの書き方」ではなく、「ESの内容に関して面接で質問されるときの対策」ということだと思うのでその前提でお答えしますね。
どのような質問がよく聞かれるかというと「なぜ弊社を志望しているのですか?(志望動機)」「自己PRをしてください」「あなたの長所は?」「学生時代に力を入れたことは?」などです。この辺りは面接でも聞かれる確率が極めて高いと思ってください。
まずはこれらの質問にそれぞれ1分以内で答えられるようになりましょう。話を長くすることより短くすることの方が難易度が高く、かつ自分が言いたいことを整理するのに適しています。
答え方で最も気をつけるポイントは、「最初の一言で結論を言う」ことです。とにかくこれができれば話が大きく脱線せずに、わかりやすく言いたいことを伝えられます。
そのほかに聞かれそうな質問内容については、ネットで「面接」「質問」「頻出」で検索するとさまざまなサイトがヒットするので見ておくと良いかと思います。
わかりやすさを意識して能力や人柄が伝わるように書こう
採用担当者はESを通して応募者の何を見ているのかというと「能力」と「人柄」です。文章の書き方などで「能力」がわかるだけでなく、内容からその人の「人柄」が伝わります。
ただしESから応募者のことをどれだけ正確に読み取れるかというのは、研究もまだまだ不十分な分野です。応募者からすると、ESで自分のことをどれだけ理解してもらえるのかと不安になるかもしれませんが、企業側の視点としてはこの「能力」と「人柄」の2点を注視しています。
また、採用担当者から見て魅力的なESは結論から書かれていて読みやすいものです。一方で、残念なESは結論ファーストができておらずダラダラと書かれていて読みにくいものです。つまり、ESは内容だけではなく「読みやすいかどうか」がかなり重要になりますよ。
ESの自己PRの書き方は以下の記事で解説しているので、参考にしてくださいね。
自分の長所がわからない人は、以下の記事で長所一覧表を掲載しているので、自分に合うものを探してみましょう。
学生時代に力を入れたことの考え方は以下の記事で解説しているので、思いつかない人はチェックしてくださいね。
ポテンシャル・マッチ度を測る質問をされやすい
ESは企業が用意する応募用紙であり、住所、氏名、学歴などの基本情報だけでなく、志望動機、長所、短所、自己PR、ガクチカなどの記入欄のほかに企業独自の記入項目が加わることがあります。
採用担当者はESから、「言いたいことを文章でわかりやすく伝えられているか」「自社で活躍する人材かどうか」「企業理念などに合っているかどうか」などを見極めています。
自己PRは、まず伝えたい結論を記載して、その理由、具体例、そして結論でまとめると伝わりやすくなります。志望動機は、志望企業で叶えたいことを記載して、具体的な理由、志望企業の魅力、企業で貢献できることといった内容でまとめると良いですよ。
長所は、応募企業で活かせる具体的なエピソードを盛り込んで伝えましょう。短所はそれを伝えるだけでなく、どう改善したかまで伝えられると良いですね。
企業独自の内容になっているかや読みやすさに留意しよう
採用担当者は、自社に向けて書いたESかどうかをチェックしているので、企業研究をおこなって応募企業向けに作成することも重要です。
採用担当者は記載内容だけでなく、読みやすさも重視するので、手書きの場合は丁寧に記載しましょう。また、文字量が少なく項目欄の空白が多ければ入社意欲が伝わらなくなってしまうので気を付けましょう。
一方で小さな読みにくい字で文字量が多い場合も、読み手のことを考えていないと評価する採用担当者もいるので注意してくださいね。
以下の記事では、ESと履歴書の違いを解説しています。これから書類選考対策を始めようとしている人は、まずはここから確認しましょう。
以下の記事では、ESを手書きで作成する方法を解説しています。手書きで綺麗に書くためにはコツがいるので、ぜひ参考にしてみてください。
ESの自己PRの基本的な書き方や、他の学生との差別化のコツは以下の記事を参考にしてください。面接官の興味を惹く書き方や内容にしましょう。
以下のQ&Aは、ESの嘘は本当にバレるのだろうか? という疑問を持った人に向けてキャリアアドバイザーが回答しています。併せてチェックしてみてくださいね。
ESを書く時間がない時は、「ES回答例100選」を活用しよう!
ESに何を書けばいいか困っていはいませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、ESだけに時間をかけてはいけません。
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無料で見れるので、書き方を参考にしながら志望企業のESを突破しましょう。
私は営業として、顧客のニーズに合った商品を売ること、さらに「より良いひととき」を感じられる空間を提供したいです。営業の仕事で、その商品に「より良いひととき」という付加価値を創造できる貴社ならではの提案に魅力を感じ、付加価値を最大まで引き出すことで貴社の利益に貢献したいと考えています。付加価値を提供するためには、顧客の隠れたニーズに対応することが必要だと考えます。それを引き出すために大切なものは「信頼」です。顧客を想い、信頼されてこそ些細なニーズに気づくことができます。フィリピンで公園を作った際は、現地の子供たちのニーズを把握し…続きはこちらから