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受かるエントリーシート(ES)の書き方を教えてください!
どうしても受かるESを作りたいので、どんな内容なら通過するのかアドバイスをお聞きしたいです。
書き方のマナーや注意点などはありますでしょうか? また志望動機や自己PRにも少し自信がないので、ESに書く際のポイントを教えていただきたいです。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
受かるESの基本は相手に伝わる文章であること!
受かる「ES」とはどんなものか、みんな知りたいところですよね。つい先日も、就活中の学生から同じ相談を受けました。
私や周りで採用担当をしている友人の話を総合すると、まず一番大切なのは「伝わる文章」であること。「そんな単純なこと?」と思うかもしれませんが、これが意外とできていない人が多いのです。
特に多いのが、「自分の中ではちゃんと伝えているつもりでも、相手は何を言っているのかわからない」パターン。
たとえば自己PRで「私は忍耐力があります」とアピールしているのに、それを補足するためのエピソードが忍耐力と関係ないなど、文章がわかりづらいと相手に伝わりません。
伝わる文章でないと、相手に自分を知ってもらえないのです。まずは知ってもらえるように、客観的な目線で文章がわかりやすいかを必ずチェックしてくださいね。
業界や社風によってベストなアピール内容を選ぶことも大切
そしてESは、会社や業界によって内容を変えるのもおすすめです。先日アドバイスをした学生を引き合いに出すなら、以下のように自己PRのテーマを変えられます。
・出版社→長期インターンで取材や撮影などライタースキルを学んだ
・商社→自分で一から同好会を立ち上げ、同好会を企画運営している
社風や業界に合わせて、自分のどのような面を打ち出すのがベストか考えてみてください。
受かるESとは相手目線に立って自分の良さを表現しているもの
「どんな内容なら通過するのか」アドバイスがほしいということなので、まずはそこから伝えますね。
就職活動は、自分と相手(企業)、お互いの考えが一致して採用に至ります。
極端なことをいえば、どんなに素晴らしく、誰から見ても100点満点で非の打ち所がないESを書いたとしても、その内容が企業が求めているものとずれていれば、採用には至らないということ。
これはモノを売るときと同じです。たとえば最高級の素材で作ったいくら素晴らしいチョコレートでも、甘いものが苦手な人には関心を持ってもらえません。
そこで「いやいや、このチョコは最高級の素材で作っていて、食べてみればその良さがわかりますよ」とゴリ押ししても、「いや、いいよ」と拒否されるだけです。
そこで売り手は、「甘いものが好きではない人にチョコレートを売るにはどうしたら良いか」と考え、「甘さ控えめ・ビターな製品です」という切り口で売り込もうと表現を変えます。
この「相手目線」をしっかりと持って自己アピールすることが、ESでも大事なのです。
業界・企業研究を深めて志望先が求める能力をきちんと把握しよう
まずは「自分の良さ」は何なのかを余すところなく言語化しましょう。
「自分の良さ」という素材を自己分析を通してできる限り増やし、その良い点を「私こんなにすごいんです」と自分目線でゴリ押しするのではなく、相手(企業)が求めている切り口で表現すると響きます。
そのためには業界・企業研究が必須です。企業が求めている人物像は何か、業界で活躍している人はどんな能力があるのかを調べたうえで、「自分の良さ」をそこに寄せて書くようにしましょう。
もちろん嘘はいけませんが、切り口を変えて書くのは大いにアリです。
最後にESを書く際のマナーや注意点ですが、最も意識するべきは「結論から書くこと」です。ビジネスにおける大原則といっても良いこの伝え方を意識して、結論からわかりやすく書きましょう。
ESの詳しい書き方はこちらの記事でも解説しています。提出前のチェック項目付きなので、ぜひ確認しましょう。
ESを手書きで提出するべきか迷う人は、こちらの記事を参考にしましょう。注意点や綺麗に書く方法を解説しています。
ESの各項目については、以下の記事でそれぞれポイントを解説しています。コツを押さえることで差別化できるのでぜひチェックしてください。
志望動機
自己PR
趣味・特技
自由記入欄
顔写真
こちらのQ&Aではキャリアコンサルタントが書類選考に落ちる原因について解説しています。ESの書き方で通過率は大きく変わるので、併せて確認しておきましょう。