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就活で自分が何をしたいかわからず迷走しています。どうしたら軸を定められますか?
就職活動を始めてから、さまざまな企業の説明会に参加したり自己分析を試みたりしているのですが、自分が本当に何をしたいのか、どんな仕事に向いているのかがわからず、迷走してしまっています。
周りの友人たちは明確な目標を持って進んでいるように見え、焦りばかりが募ります。どの業界や職種にもピンと来ず、エントリーシート(ES)や面接準備にも身が入らない状態です。
このままでは、どこにも内定をもらえないのではないかと不安が大きくなっています。このような迷走状態から抜け出すための具体的な行動や、視点の変え方などを教えていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
就活迷走は多くの人が通る道! 情報収集と自己分析から始めよう
まず前提として、学生が自分のやりたいことをすべて明確に理解しているほうが珍しいと私は思います。
多くの学生が同じように就活に悩んでいて、これは誰もが通る道なので、まずはそのことで自分を責めたり焦ったりする必要はありません。
「何をしたいかわからない」という状況には、いくつかの理由が考えられるため、一つひとつ確認していきましょう。対処法は、就活に悩んでいる原因によって異なります。
まず1つ目は情報不足の場合です。そもそも世の中にどのような仕事があるかを知らないために、やりたいことを見つけられないケースが挙げられます。
この場合は、業界や職種に関する情報収集を積極的におこないましょう。企業のホームページ(HP)や社員のインタビュー記事などを読むことで、選択肢が広がります。
完璧じゃなくてもOK! 「なんとなく」の感覚を大切にしよう
そして2つ目は、自己理解が不足している場合です。これは、自分の価値観や強みがわからず、軸が定まらないケースとなります。
この場合は、過去の経験を振り返り、自分の価値観を棚卸しする「自己分析」が非常に有効です。「どんなときにワクワクしたか」「自分のモチベーションの源泉は何か」などを改めて考えてみてください。
最初から完璧な目標を決めてから就活を進める必要はないのです。
「なんとなく興味がある」「自分に合っていそう」といった小さな直観なども大切にしつつ、就職活動を進めていきましょう。
迷ったら自分を見つめ直すことが必要! 過去・現在・未来から軸を探そう
就職活動の軸が定まらず、迷走してしまうときの対処についてですね。
結論として、就活の迷走状態を脱する答えは自身の経験や価値観のなかにしかありません。その答えを見つけるためには、自身の「過去・現在・未来」を丁寧に見つめ直すことが唯一の方法だと思います。
まずは、自分の過去を振り返る自己分析が必要です。具体的には、幼少期から現在までを振り返り、何に喜びを感じ、何を嫌だと感じたか、心が動かされた経験は何かを深掘りします。
これにより「自分はこういう人間だ」という輪郭をはっきりとさせましょう。
そして、現在の分析をします。今の自分の状況を整理して、自分が持っているスキルや身を置いている環境を把握しましょう。
「譲れない価値観」を見つけて自分だけの道標にしよう!
最後に、未来の理想を考えます。「どんな自分であれば、自分らしくて格好良いと思えるか」という理想の自分像を明確に描いてください。
「どんな仕事か」から考えるのではなく、「どんな人間として社会に存在したいか」という大きな視点を持って考えてみましょう。
これらの分析を通じて見えてきた「自分が本当に大切にしたいこと」や「譲れない価値観」こそが、あなたの就活の軸となります。
焦っているときほど、この自己との対話を大切にしてください。
そもそも働くとはどのようなことなのでしょうか。この記事では、社会人のリアルな声を紹介しています。
将来に不安を感じている人は、こちらの記事でキャリア形成のコツを解説しています。人生を豊かにするために目を通してみると良いでしょう。
将来に不安を感じている人は、こちらのQ&Aもチェックしておきましょう。
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