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就職の観点から、文系の大学院に進むメリットはありますか?

現在大学生で、文系の学部に所属しています。学部卒業後の進路として大学院進学も考えているのですが、就職という観点から見た場合に、文系大学院に進むメリットは何でしょうか?

学部卒で就職するよりも、専門性を深く学べることは理解していますが、それが実際の就職活動やその後のキャリアにどのように影響するのか具体的にイメージできません。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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就職のためだけの進学は危険! 明確な目的意識が前提

まず前提として、「就職に有利だから」という理由だけで大学院に進むのは慎重に考えるべきです。

研究への意欲がないままでは、時間も学費も無駄になりかねません。

そのうえで、明確な目的を持って進学する場合、就職におけるメリットは確かに存在します。

専門性を武器にしよう! 論理的思考力も大きなアピール材料

以下の点を身に付けることができれば就活で十分に有利になり得るので、大学院への進学を考えている文系学生は、一つ基準として見ておくと良いでしょう。

①高度な専門性の獲得:
特定の分野を深く研究した経験は、シンクタンクやコンサルティングファーム、専門的な調査機関などで高く評価されます。

②論理的思考力や情報収集・分析能力のアピール:
論文執筆や学会発表などを通して培ったこれらの能力は、どんな職種でも役立つ汎用的なスキルとしてアピールできます。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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専門性+α! 大学院での学びを武器に差別化を図ろう

就職活動において、文系の大学院を修了していることのメリットについてお答えします。

文系の専門職は少ないものの、大学院進学には明確なメリットも存在します。

特定の専門分野でのキャリア:法学や経済学などを深く研究した場合、企業の法務部門や金融アナリストなど、高度な専門知識が求められる分野で評価される可能性があります。

高度なポータブルスキルの習得:論文の読解・執筆や研究発表の機会を通じて、論理的思考力、分析力、プレゼンテーション能力といった、あらゆるビジネスで通用する高度なスキルが学部卒よりも高いレベルで身に付きます。これらは、コンサルティング業界や総合商社などで高く評価される傾向にあります。

目的意識が前提! 「何を学び、どう活かすか」を語ろう

グローバルなキャリアの可能性:海外では、大学院で専門性を高めることがキャリアアップにおいて一般的です。外資系企業や海外での就職を視野に入れる場合、大学院卒という学歴は有利に働くことがあります。

ただし、いずれのメリットも、「大学院に行っただけ」では享受できません。そこで何を学び、どう成長したかを明確に示せること、そしてそれを仕事に活かす強い思いがあることが大前提となります。

さらに詳しく文系の大学院生の就活事情を知りたいときは、こちらの記事も参考になります。

大学院生が内定を得るためにどうすればよいのかは、こちらの記事で解説しています。周りと差を付けるためのコツも参考になりますよ。

就活が上手くいかない場合、大学進学に切り替えることについてはこちらのQ&Aで解説しています。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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