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自己分析で昔のことが思い出せないのは問題ですか?

自己分析で自分史を作成しているのですが、幼少期や小学校、中学校の頃の記憶がほとんどありません。特に印象に残った出来事もなく、何をどう書けば良いのかまったくわからず困っています。

周りの友人は「昔から〇〇だった」「あの経験が今の自分につながっている」などと話していて、自分だけ何も思い出せないことに焦りを感じています。このまま自己分析ができないと、就活に支障が出てしまうのではないかと不安です。

過去のことが思い出せない場合でも、自己分析を進めることはできますか? また、何か良い方法や、思い出せない時の乗り越え方があればアドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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派手な経験はいらない! 何気ない記憶も自己分析の材料になる

自己分析というと、つい大きな出来事や特別なエピソードを探してしまいがちですが、必ずしもそうする必要はありません。日常の些細な出来事からでも、自分らしさを見つけることができます。

たとえば、「鬼ごっこをして遊んだのが楽しかった」「毎日見ていたテレビ番組があった」「好きなアイドルがいた」「ハンバーグが好きだった」など、どんな出来事でも構いません。

頑張って特別な出来事を探そうとしなくても大丈夫です。

周囲に話を聞いて自分を再認識するきっかけにしよう

もしそれでも思い出せない場合は、両親や兄弟、祖父母など、昔のあなたのことを知っている人に話を聞いてみてください。「あなたは昔こういう子だったよ」といった話から、自分では気づかなかった一面が見えてくることもあります。

これは、昔のことを覚えている人でも試してみる価値のある方法だと考えます。ただし、なかには辛い思い出など、無理に思い出す必要のない過去もあるかもしれません。

そのような場合は、無理強いをしないようにしましょう。

自己分析は過去を掘り下げることがすべてではありません。未来の自分について考えたり、現在の自分を見つめ直したりすることでも進められます。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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過去の経験よりも「今の自分」を深掘りできればOK

就活における自己分析で大切なのは、昔のことよりもむしろ現在の自分です。

小学校や中学校時代がどうだったかということよりも、今の自分をどう理解しているかの方が大切だと言えます。最近の経験や気持ちの変化が、現在の自分を作り出しているのです。

また、昔を思い出せないのは、単に記憶がないからという理由ではありません。心理的な自己防衛のために、無意識にその時期のことを思い出さないようにしている場合もあります。

無理に思い出すよりも、現在の自分や最近の経験、エピソード、感情を深掘りしてみてください。

周りに質問をして自分では気づかなかった一面を知ろう!

どうしても昔のことが気になる場合は、自己理解と他者理解を深める心理学モデルである「ジョハリの窓」を活用しましょう。自己理解は自分だけで完結するものではありません。

家族や友人に「小さいころ、私はどんな子どもだった? 」「私が中学生のとき、何か印象に残っているエピソードはある? 」などと聞いてみるのも良い方法です。

そうすることで、自分では気づかなかった自分が見え、過去を思い出すきっかけになると言えます。

自己分析で昔のことが思い出せない原因には、そもそも自己分析の方法を理解できていない可能性もあります。以下の記事では自己分析の具体的な方法を解説しているので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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