Q
就活でのお礼状の書き方を教えてください。
面接後や内定通知を受けたときは、お礼状を送るべきだと聞きました。面接に関しては複数回おこなわれますが、その都度送るということですよね。かえって迷惑に思われそうな気もして若干不安です……。
ちなみにメールで送ろうと考えていますが、問題ないでしょうか。手書きの方が好まれますか。
書き方もわからないので、書くべき内容や注意点も教えていただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
お礼状はあなたの誠意と意欲を伝えるツールになる
お礼状はあなたがその企業の選考に対して真剣に取り組んでいることを示す一つの手段であり、また企業に自分の存在を再確認してもらうためのツールでもあります。
そのため、面接が複数回おこなわれる場合でもその都度送ることをおすすめします。ただし内容は同じではなく、その都度新たな感謝の言葉や反省点、次回への意気込みなどを盛り込み、単なる形式ではなくあなたの成長と意欲を伝える手段にすると効果的です。
メールでの送付については、一般的に受け入れられているので問題ありません。ただし、企業の文化や業界によっては、手書きの方が好まれる場合もあります。特に、伝統的な業界や企業では手書きのお礼状が求められることがあります。
感謝・学んだことや気づき・意欲を盛り込もう
お礼状の書き方については、以下のポイントを心掛けてみてください。
まずは、面接を実施してくださったことへの感謝の言葉から始めます。具体的な日時を記載するとより丁寧に見えます。
次に、面接で学んだことや気づいたことを述べます。具体的な質問や話題に触れると、あなたが面接に真剣に取り組んでいたことが伝わります。
最後に、自分の意欲や次回の面接への意気込みを述べます。自分がこの企業で働くことへの熱意を伝えることが重要です。
文体は敬語を使い、丁寧さを意識しましょう。また、短すぎず長すぎない適度な長さを心掛けてください。
最後に、再度お礼を述べて締めくくります。
以上の点を踏まえお礼状を書くことで、あなたの誠意と意欲を企業に伝えることができます。
内定後に手書きで作成したお礼状を郵送するのが無難
一次面接や二次面接ならば、お礼状は特に不要かと思います。
時代が違うのかもしれませんが、実際、採用担当として5,000名以上採用試験をおこなってきて、初期段階の合否結果に対してお礼状が届いたことはほとんどありません。最終選考で内定が出たときに丁寧なお礼状を送れば良いと思います。
手書きかメールかで言えば、昔は手書きとされていましたが、私はメールでも特に気にしたことはありません。ただエラーで届かないケースも考えられるので、手書きで郵送した方が確実だと思います。
連絡をしたことが重要なので、多少の言葉遣いのミスやマナー違反は問題にしていませんでした。ただ、これは人によってポリシーが違うと思います。
時代や業種、担当者の違いはいろいろありますが、相手が年配の担当者の場合もあり、部長や役員などが見ないとも限らないと考えれば、最もリスクの少ない方法(手書き郵送)を選ぶことをおすすめします。
お礼状の内容はシンプルさが重要
また、内容は定型文を少しアレンジしたもので構わないのですが、結果(内定)についてのお礼、選考過程でのいろいろな配慮についてのお礼、これからの抱負、というような要素が含まれていれば問題ないと思われます。
余計なエピソードや冗長な文章は不要です。簡潔にまとめましょう。
こちらの記事では、面接のお礼メールに書くべきことを解説しています。
書類選考結果の返信のメールを作成しようとしている人は、こちらの記事を参考にしてください。
内定を保留にしたい場合は、こちらの記事を参考にして、お礼と保留にしたい旨を伝えましょう。
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