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中途採用の二次面接でよく聞かれることは?

先日、中途採用の一次面接を通過し、来週二次面接を控えています。一次面接はこれまでの経歴やスキルについて聞かれることが多かったのですが、二次面接ではどのようなことを聞かれるのでしょうか?

もしかしたら一次面接よりも深掘りされるのか、それとも別の観点から質問されるのかわからず、対策に迷っています。

どのような質問が想定されるのか、それにどう答えるべきか、具体的なアドバイスをいただけると幸いです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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二次面接は深掘りが本番! 事前準備で即戦力性を伝えよう

中途採用の二次面接では、一次面接よりも深く、候補者の能力や人柄、そして企業とのフィット感を確かめるための質問がされます。

たとえば、「当社の課題をどのようにとらえていますか? 」という質問には、事前にニュースやIR情報をリサーチしたうえで課題を一つ挙げ、自分自身の現職での類似経験とからめながら、具体的な解決アプローチを提示できると良いです。

「退職理由をもう少し詳しく」と深掘りされた場合は、ネガティブをポジティブに転換することが鍵となります。

現職の制約が自身の成長機会をもとめるきっかけになったこと、そしてその経験が応募先企業でどう活かせるか、という順序で語ると、前向きな姿勢が伝わり納得感が生まれます。

条件や経験は数字で語り、自身の価値を具体的に示そう!

また、「年収・条件の希望」については、市場調査にもとづいた希望レンジとその根拠を示しつつ、「御社の規定に準じて柔軟に検討します」と譲歩の姿勢を添えるのが賢明です。

マネジメント経験を問われた際は、かかわった人数や期間、そして「売上〇%増」といった具体的な成果を数字で示すことが重要です。

失敗経験やハードなことに関する質問では、そのことから何を学び、どう乗り越えたかを2分くらいで簡潔にまとめ、得られた教訓が現在も活かされている点を強調できると評価が高まります。

二次面接では逆質問の時間も多めに設定される傾向にあるため、「今後の部署が目指すKGIは?」「入社後に成果を出した人の共通点は?」など、企業の内情に一歩踏み込んだ具体的な質問を準備しておきましょう。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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より具体的に! スキルと人間性の両面が見られる

中途採用の二次面接では、会社によって質問内容は異なりますが、より具体的な内容が増える傾向にあります。

配属予定の部署の上長が面接官となり、業務に関する質問や、既存メンバーとマッチする人材かを見極められることがあります。

どう貢献できるか? 誠実な姿勢で自分の強みを伝えよう

また、「配属された部署に苦手なタイプの人がいたらどうしますか」といった状況設定型の質問で、ストレス耐性や協調性が見られることもあります。

就職活動よりもスキルや人間性を深く見られているので、嘘をつかずに自身の考えを誠実に伝えることが基本的な対策となります。

中途採用の面接は新卒とは異なります。具体的な質問内容や対策方法は以下の記事で解説しているので、これから中途採用の面接を控えている人は事前に確認しておきましょう。

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