Q

大学2年生
回答しない

開発職の仕事内容や就活対策を教えてくれませんか。

大学2年生です。理系かつ発想力に自信があるので、開発職に関心を持っています。

まだ仕事研究を始めたばかりなのでよくわかっておらず、開発職の仕事内容など、詳しく教えてほしいです。

なんとなくのイメージで就職して後悔したくないので、デメリットや実態なんかも詳しく聞いてみたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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開発職はものづくりの過程によって3つの仕事に分類される

開発職は大きく分けて①研究開発職、②技術開発職、③商品開発職の3つに分類されます。どの開発職もものづくりに携わりますが、どの部分かによって仕事内容が大きく変わるのです。

研究開発は、最も上流の部分に携わります。製品の素材やデータなど基礎部分に関する研究をおこない、その後の製品作りのもとになる成果を提供する仕事です。たとえば軽くて変形しづらい金属を開発するなどです。

技術開発は製品の実用化に必要な技術を研究し、製品に反映させる仕事です。研究開発と商品開発の中間に位置すると考えてください。先ほど例として挙げた軽くて変形しづらい金属を使って性能の良いエンジンを作るといったことです。

商品開発は、研究開発と技術開発の成果を活用し、商品コンセプトやマーケティング戦略を練って、実際に製品を販売する仕事です。たとえば「世界一環境に優しい自動車」というコンセプトの商品を企画し、先ほど例に挙げた金属を使うといったことです。

知識だけではなく自分の特性に合った仕事を選ぶことが重要

商品開発に関しては理系に特化しているわけではなく、むしろ文系の人も多い職種です。その理由は、研究開発や技術開発と比べて、専門知識よりもコミュニケーション能力や他分野の知識などが求められるからです。

質問者さんは理系とのことなので、研究開発もしくは技術開発に携わることがイメージに近いかもしれません。ただし、自己分析をする中で具体的な商品作りに携わりたいという思いがあるならば、商品開発に挑戦するのもいいでしょう。

ひとくちに開発職といっても携わる分野が異なり、それによって求められる能力や特性も変わってくるので、そのあたりをよく踏まえて応募先を決めていくのがいいかと思います。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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開発職は理系で発想力に自信があるあなたに向いている

開発職とは、ソフトウェアやハードウェアの設計、開発、テスト、保守などをおこなう職種です。理系で発想力に自信があるあなたには、非常に向いていると思います。

開発職に就くメリットとして、自らのアイディアや技術を形にすることができる点、技術的なスキルを磨くことができる点、そして高い専門性を持つことで市場価値を高められる点が挙げられます。

一方で、デメリットとしては、プロジェクトの締め切りや品質要求にともなうプレッシャー、長時間の作業、技術の進化に追従するための継続的な学習が求められる点などが考えられます。

また、開発職はチームでの作業が多いため、コミュニケーション能力も重要です。

選考対策として大学での研究内容を具体的に説明できるようにしておこう

選考対策として、自らがおこなったプロジェクトや研究を具体的に説明できるように準備しましょう。また、技術的な質問に対して的確に答える能力を身に付けること、そして自分の強みや適性を明確に伝えることが求められます。

最後に、なんとなくのイメージでの就職はリスクがあります。しかし、あなたがしっかりと自分の興味や適性を理解し、情報収集をおこなっていけば、後悔のない選択ができるでしょう。

開発職は挑戦的な職種ですが、あなたのような自信のある方には大きなチャンスとなる可能性が高くなります。

研究職の仕事内容は以下の記事で解説しています。研究職に適性がある人の特徴も紹介しているので、併せて確認してみてください。

食品業界の商品開発の仕事内容や選考対策は以下の記事で詳しく解説しているので、食品業界に関心がある人は併せてチェックしてくださいね。

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