Q
食品の商品開発の仕事内容が知りたいです。
私は商品開発の仕事に就きたいと考えています。その中でも、人々の生活に直結する食品の商品開発に強い興味があります。ただ、食品の商品開発をしている人がどのような仕事をしているのかまだ理解できていないところもあるので、具体的な仕事内容を教えていただきたいです。
開発ということなので、基本的に理系の学生が就職するイメージがあるのですが、文系の人間でも食品開発に携われるのでしょうか? そのあたりも詳しくお話を聞いてみたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自分で調べる習慣をつけて情報を取りにいこう
食品開発の仕事について詳しく調べたいなら、以下の方法を試すと具体的な内容を調べることができます。
①職業情報提供サイト job tagで調べる
職業情報提供サイト job tagは、職業内容を細かく分析することができ、仕事をするのに必要な技術・技能などの観点から職業情報を「見える化」し、求職者などの就職活動や企業の採用活動を支援するWebサイトです。
ここで気になる言葉をフリーワード検索したり、興味のある分野を見てみてください。関連する職種が表示されます。
②検索エンジンで調べる
Googleなどの検索エンジンで「食品開発 業務内容」「食品開発 就職」などと入力して検索すると情報が得られます。気になる言葉をさらに検索していけば、よりたくさんの情報が得られます。
③OB・OG訪問をする
キャリアセンターなどで食品開発関連の仕事に就いている先輩を紹介してもらい、直接話を聴かせてもらいます。文系でも大丈夫かなどの情報は、先輩に聞くのが良いかもしれませんね。
情報は自分から取りにいかないと入ってきません。今はインターネットで簡単に情報が入手できる時代です。インターネット情報は玉石混交ですが、その見分け方も含めて使いこなすリテラシーは今後求められるスキルです。まずは自分で調べる習慣を付けましょう。
食品開発の仕事内容が理解できたら、そこで使える自分の強みを洗い出します。理系でなくても発揮できる強みがあれば就活でアピールできますよ。
OB・OG訪問をするときには、以下の記事を参考にしてください。メリットや目的、準備から当日の流れまでを解説しています。
食品開発は商品を開発するだけが仕事ではない
食品メーカーの商品開発は、マーケティングと並ぶ人気職種です。営業やマーケティング部門の要望に沿って開発する場合もあれば、商品開発が主導で企画開発するケースもあります。
具体的には原料の選定やコストの試算、製造プロセスの選定、試作品の作成、商品ラベルの作成やリスク分析などがあります。
前述したとおり、食品メーカーの商品開発は原料や栄養成分などの知識や分析力が求められるので、理系出身者が多いのが実情です。文系であれば、営業職を経験したうえでマーケティングなどに携わり、商品開発をおこなうことを考えてみても良いでしょう。
商品開発は、市場のニーズを把握していることが重要であり、市場のニーズを最も把握しているのは、営業やマーケティング部門なのです。営業やマーケティング部門が、商品開発を主導する企業であれば携わるチャンスがあります。
中堅企業から経験を積むことも考えよう
大手食品メーカーの商品開発は難しくても、中堅企業の製造部門などで経験を積みながら専門知識を習得していくことで、商品開発に携われることもあります。
興味のある企業があれば、企業研究やインターンなどに参加をして、どういったキャリアパスがあるかチェックしてみましょう。
こちらで食品業界の志望動機を書くコツや例文を紹介しているので、これから志望動機を作る人は参考にしてみてください。
以下の記事で営業職の志望動機を作る方法を解説しているので、まず営業職を目指すなら参考にしてくださいね。
新卒でマーケティング職に就く方法は以下の記事で解説しているので、関心がある人は併せてチェックしてください。
インターンに参加する方法は以下の記事で詳しく解説しているので、併せて確認しましょう。
開発以外にも理系の就職先は多くあります。理系におすすめな就職先はこちらで解説しているので、理系の人で就職先に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
あなたが受けない方がいい企業を今すぐ知りましょう。
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
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