Q

大学3年生
男性

長所「ポジティブ」の効果的な言い換えはありますか?

就職活動の自己PRで、私の長所は「ポジティブ」だとアピールしたいのですが、もう少し企業に響くような、ほかの言葉で言い換えられないかと悩んでいます。

「常に前向きに物事を捉えられる」という強みは、アルバイト先でクレーム対応をした際も、落ち込むことなく冷静に対処できたことや、大学のグループワークで意見がまとまらない時も、諦めずにさまざまな視点から解決策を提案し、最終的にチームを良い方向に導けた経験からきています。

ただ、単に「ポジティブ」と伝えるだけでは、入社後にどのように貢献できるのかが伝わりにくいのではないかと不安です。漠然とした印象を与えてしまわないか、心配になっています。

面接官に私の強みがより具体的に伝わり、好印象を持ってもらえるような、効果的な言い換え表現やアピール方法があれば、ぜひ教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

マナー講師/アカデミー・なないろスタイル代表

樋口 智香子

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自分の経験を表す言葉で説得力のあるPRにしよう

自身の具体的な実体験と結び付く言葉に言い換えるのが最も効果的です。なぜなら、具体的なエピソードを交えて語ることで、言葉に説得力が生まれるからです。

たとえば、以下のような2つのエピソードから、自身の強みを表現することができます。

一つ目は、アルバイト先のクレーム対応です。この経験からは、次のような強みをアピールできるでしょう。

・問題解決能力:問題を前向きにとらえ具体的な解決策を導き出す力
・困難な状況を好転させる力
・難しい状況でも穏便にコミュニケーションをとる力
・レジリエンス:精神的な回復力

納得して話せるものや企業に合いそうなものを選ぼう

二点目は、大学のグループワークで意見がまとまらない状況を良い方向に導けた話です。こちらの経験からは、以下のような能力をアピールできます。

・多様な意見を受容し統合する力
・チームの意見を建設的にまとめる力:合意形成
・ファシリテーション能力:参加者の意見を引き出し、合意形成をうながす力

こうしたなかから、よりしっくりくるもの、感情を込めて話せるもの、企業のニーズに合いそうなものに焦点を当ててアピールすると良いでしょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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長所が活きる瞬間を具体的な言葉で言い換えよう

「ポジティブ」という長所は、そのままだと抽象度が高く、あなたの魅力が十分に伝わりません。

そこで、「前向きに行動を起こし、周囲の士気を高める力がある」というように、具体的な行動に結び付けて表現することで、評価されやすくなります。

たとえば、「問題解決志向が強い」「困難な状況でも折れないストレス耐性がある(レジリエンスが高い)」「チームの雰囲気を明るくするムードメーカー的存在である」といった言葉に言い換えることが可能です。

経験を数字で示して会社に貢献する方法へとつなげよう

そのうえで、たとえば「アルバイト先のクレーム対応時に、冷静さを保ちながら次善策を即座に提案し、逆に顧客の満足度アンケートの評価を、平均76%から92%へと押し上げた」といった、数字を含む具体的な経験を語ることで、あなたの強みに説得力が生まれます。

最後に、「この課題と向き合い、解決策を提案する姿勢で、貴社の〇〇プロジェクトに貢献したい」と結び、単なる性格説明で終わらせないことが大切です。

こちらの記事では、ポジティブさをアピールするためのコツを解説しています。例文も紹介しているので、参考にしてみてください。

自己PRでポジティブをアピールする場合、面接でも前向きな印象を残すことが大切です。こちらの記事では、面接で苦手なことを聞かれた際にポジティブな印象を残す回答例を紹介しています。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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