Q
大学3年生
女性
出版社の選考に受かる人ってどういう人ですか?
出版社志望で就活を始めたばかりの学生です。出版社は就職先としてとても人気があり、倍率も高いと聞くので少し不安になっています。
実際に出版社の就職選考に受かる人は、どんな特徴や経験があるのでしょうか? 学部や学歴、インターン経験、スキル面などにおいて、受かる人とそうでない人に明確な違いがあるのか教えていただきたいです。
また、ESの書き方や面接での答え方などといった、出版社の選考で特に重視される点や、出版社ならではの評価されやすいアピール内容などはあるのでしょうか? もしあればそれについても解説していただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
好奇心旺盛で自分の言葉で表現できる人が受かりやすい
出版社の選考、特に大手は倍率が非常に高く、「いかにも編集者らしい」資質を持った人が受かりやすい傾向があります。
出版社はコンテンツを制作、販売する仕事なので、知的好奇心旺盛で幅広い分野に興味を持ち、それを自分の言葉で伝えようとする意欲がある人が求められます。
インターンや関連するアルバイト経験があれば有利です。
出版に対する思いや希望を示して差別化を狙おう
エントリーシート(ES)や面接では、なぜ出版社を志望するのか、どんな本を作りたいのかを具体的に述べるのと合わせて、ほかの応募者とは違う独自の視点や個性を示すことが重要になります。
日頃から「なぜこの本が売れているのか」「この企画が良いのか」といったことを考え、本や社会に対する深い洞察力を持つことが評価につなげられます。
企画力とビジネス視点がある人! 準備量で勝負しよう
出版社は狭き門ですが、必ずしも学歴が良い人が採用されるわけではなく、学部や経歴より「独自の視点で企画を立案し、想定読者や具体的な販促施策まで語れるか」という、ビジネスとしての視点が最も重視されます。
エントリーシート(ES)の段階で、好きな書籍の魅力分析にとどまらず、「もし自分が担当なら売上〇部を狙い、△△媒体でプロモーションする」といった提案ができると、面接で深掘りされやすく、準備量が強みになります。
出版系の経験があると強い! 強みの活かし方を語ろう
また、校閲、編集のインターンシップや同人誌制作といった、実際のアウトプット経験を持つ学生は、実務への深い理解と行動力の面で、他の候補者から一歩抜きん出る傾向が強いです。
面接では、読者ニーズが変化し続けるなかで自分の強みをどう活かすかを、デジタル施策や海外展開といった広い視野まで含めて語れると、合格率が高まります。
難易度が高い出版社へ就職するためには、準備が大切です。ここでは、アドバイザーが5つの必須条件を解説しています。
出版社希望の人は、出版社のインターンに参加することもおすすめです。こちらの記事ではインターンに参加するためのコツを紹介しています。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります。
自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。







