Q
大学3年生
男性
エントリーシート(ES)で、リーダーシップを発揮した経験はどのように書けば良いですか?
就職活動中の大学3年生で、ESに「リーダーシップを発揮した経験」を書こうと思っています。
しかし、どのようなエピソードを選び、どんな構成で書けば、自分の強みとして伝わるのか悩んでいます。
部活動では副キャプテンを務めたことがありますが、それがリーダーシップと呼べるのかも判断がつきません。
ESでリーダーシップを効果的に伝えるには、どのようにエピソードを選び、どんな表現でまとめるのが良いのでしょうか?
役職に関係なく伝えられるリーダーシップの書き方について、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
未経験でもOK! 自ら動いて周囲を変えた話をしよう
ESでリーダーシップ経験を書こうとする際、役職経験がないと迷う気持ちはよくわかります。
しかし、リーダーシップとは単に指示を出す力ではなく、「周囲に良い影響を与え、行動を促す力」のことです。大切なのは肩書きよりも、具体的に「何をしたか」、そして「それによって周囲がどう変わったか」を明確に伝えることです。
たとえば、チームの団結力を高めた工夫や、練習方針をみなおしてみんなの意欲を引き出した経験、仲間を支えてチームの意識を変えた取り組みなどは、すべて立派なリーダーシップの証です。
順を追って説明! 具体的な行動と影響を記そう
エピソードを伝える際は、まず結論として「〇〇という課題に対し、△△なリーダーシップを発揮した」と述べ、次に具体的な状況と自身の行動、そしてその結果として生じたチームの変化や成果を順に説明すると、非常にわかりやすくなります。
調整役や裏方としての支え、後輩の指導といった行動も、周囲を前向きに動かしたのであれば、それは十分に説得力のあるリーダーシップ経験です。
自身の行動がもたらしたポジティブな影響という視点で、自信を持って記述してください。
自分のどんな行動でどのような影響があったのか示そう
ESでリーダーシップ経験をアピールする際、単に「部長だった」「キャプテンだった」という事実だけを述べるのは十分ではありません。それはアピールになりません。
重要なのは、その役職において具体的にどのような動きをし、どのように貢献したかという具体的なエピソードです。自分の経験をまとめ、それをしっかりと伝えられるように準備することが非常に大切です。
経験から強みを発見! 自分なりの言葉でまとめよう
エピソードを選ぶ際も、まずは自身がどんな経験をしてきたかを徹底的に掘り起こし、そのなかから自身の強みとなる部分を見つけてください。
最後にそれに名前を付けるという順番で考えることで、より自身の言葉で語れる、説得力のある内容になります。
役職にこだわることなく、自身が何をしてきたかを今一度振り返りましょう。
リーダーシップを発揮した経験を選考で伝えたい人は、次の記事もチェックしてみてください。リーダーシップを発揮した経験の回答例やNG行動について詳しく解説しています。
こちらの記事では、リーダーシップの効果的な言い換え方について解説しています。自分のリーダーシップをどう伝えれば良いのか悩んでいる人はぜひ参考にしてみましょう。
リーダーシップの仕事に活かせる能力として納得感のあるアピールをする方法は、以下の記事で解説しています。こちらも合わせて参考にしてみてください。
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