Q
大学3年生
女性
通信業界はしんどいというのは本当ですか?
現在、就職活動で通信業界を志望しています。インフラとして社会貢献度が高い点や、技術革新が活発なところに魅力を感じています。
しかし、ネットの書き込みなどで「通信業界はしんどい」という意見を多く目にし、本当にこの業界を選んで良いのか不安です。
具体的に、どのような点が「しんどい」といわれるのでしょうか?
通信業界のリアルな現状や、しんどさを乗り越えるために必要な心構えなど、詳しい方のアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「しんどい」は本当! 責任と変化の速さが理由
通信業界が「しんどい」といわれる理由は主に2つあります。
1つは、電話やインターネットなどの社会インフラを24時間365日支える責任の重さです。
もし、社会インフラが止まれば、社会全体に大きな影響が出ます。そのため、どのようなときでも誰かが対応をおこなわねばなりません。
少しの障害であっても緊急対応が必要なため、ローテーションで誰かが必ずシステムを見守っています。大きな緊急事態の場合は、全員で対応をおこなうことも珍しくありません。
もう1つは、技術革新のスピードが非常に速く、常に新しい知識を学び続ける必要がある点です。
たとえば、携帯電話ひとつとってもその進化は目覚ましいものです。企業では、技術の進歩のみならず、価格競争にも対応する必要があります。
このように、多面的にキャッチアップをおこなっていく必要性も、「しんどい」理由の一つといえます。
社会を支える誇りと好奇心を持って乗り越えよう
この厳しさを乗り越えるには、「社会を支えている」という誇りと信念が必要不可欠です。
新しい技術への知的好奇心を失わない姿勢が大事になります。
「しんどさ」には理由がある! 魅力と欠点は紙一重
通信業界がしんどいといわれる理由には以下のようなものがあります。
①障害発生時や災害時に多忙となるため、社会インフラゆえの24時間365日の対応が必要となること
②技術更新サイクルが速く、学習負荷が高いこと
③顧客一人当たりの収益を指すARPUや、解約率が強く意識される風潮があり、価格競争や短期目標であるKPI達成といった目的志向が強いこと
④BtoBや自治体案件での調整が多く、自分たちの思い通りに仕事が進まなかったり、理不尽な依頼を受けたりすること
とはいえ、社会に残す影響の大きさ、スケール、成長領域などは魅力的です。
5Gやローカル5G、クラウド、セキュリティ、IoTなど、技術的に将来が期待できる事業領域であることも事実です。
会社や職種に合わせた対策でしんどさを乗り越えよう
上記のようなしんどさを乗り越えるには、いくつかのコツがあります。
学習においては、役割に応じた計画を立てることが大切です。
たとえば、資格取得よりも企業戦略やシステムなどのアーキ理解を優先したほうが学習効果が高いといえます。
障害対応の型を体得することも心構えのひとつです。初動対応や切り分けのフロー、報連相のおこない方について、今から調べておきましょう。
また、会社を選ぶときは、生活設計としてシフト、待機手当、健康管理まで見込むことが大切です。
業界に対する決めつけをするのではなく、自分にとって好ましい会社を見つける心構えで、しんどさを乗り越えましょう。
通信業界への就職を目指している人は、次の記事も参考にしてみてください。通信業界の志望動機を作成する方法を例文付きで解説しています。
以下のQ&Aでは、「通信業界はオワコン」というのは本当か? の疑問にキャリアコンサルタントが回答しています。通信業界に興味がある人は併せてチェックしてみましょう。
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