Q

大学1年生
男性

就職活動の大変さを教えてください。

大学に入ったばかりの一年生ですが、先輩や親から「就活は大変だぞ」とよく言われます。

漠然と大変だとは思うのですが、具体的に何がそんなに大変なのでしょうか? 勉強やサークル活動との両立が難しいのか、それとも精神的なプレッシャーが大きいのか教えていただきたいです。

就活が始まる前から、一体どれくらいの時間をかけて、どんな準備をしていけば良いのか想像もつきません。

就活を乗り越えた皆さんが、特に「きつかった」「大変だった」と感じたことや、今からやっておくと良い具体的な対策があれば、ぜひアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

柴田 登子

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就活の大変さは多岐にわたる! 早期準備がカギ

就活の大変さとしてまず挙げられるのは、自己理解です。

「自分がどういう人で、何に向いていて、何ができて、そして何がやりたいのか」と問いかけを自分にするのは、非常に難しい作業です。

しかし、限られた時間のなかで、これから一生を預けるかもしれない相手、つまり企業を決めるわけです。

そのため、自己理解を深めなければならないにもかかわらず、「自分のことなどそう簡単にわかるわけがない」と悩んだり苦んだりする大変さがまずあります。

情報収集やスケジュール調整も大変さの一つ

ある程度方向性が決まったら、次に大変になるのが情報収集です。

情報があふれているなかで、どこからどこまで情報を集めれば良いのか、どれが本当でどれが嘘なのかもわからない状況に直面します。

正しい情報をくれる人を探すのも大変ですし、インターネット上では大抵否定的な意見しかないなど、信頼できる情報源を探すことに苦労します。

そして、就活本番になっていくと、「実際に面接で自分がどんなことを話すのか」という準備をするのも大変です。

最終的には毎日のようにいろいろな企業の面接や説明会が入り、より希望する志望先の面接や説明会に行けるように日程調整しなければなりません。

そのうえ、そこにサークル活動やアルバイト、授業などが並行して入ってくるわけですから、非常に忙しいと感じるでしょう。

就活は精神的なプレッシャーを長期的にともなう

加えて、精神的なプレッシャーもあります。

一生かけてのことを決めるかもしれないという重圧から、「今これで決めちゃって良いのか」と内定後に悩むこともありますし、逆に内定が出なければ、今度は焦りを感じることになります。

こうした大変なことを乗り越えるためには、早期から準備をしていくことが大切です。

大学に入ったらすぐに、少なくとも自己理解と、「自分が何をやりたいのか」「何ができるのか」というリサーチは始めるべきです。

可能であれば、資格取得なども一年生の頃から取り組みましょう。早ければ早いに越したことはないので、大学に入ったら、すぐに次は就職活動だと心えるべきです。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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就活の大変さは「量・待つストレス・メンタル」!

ご質問ありがとうございます! 大学1年生のうちから就職活動に興味を持つことはとても大切です。

さて、ご質問いただいた就職活動の大変さとして、おもに以下の3つを「きつかった」と聞くことが多いです。

①やることの多さ:

企業研究、エントリーシート(ES)、Webテスト、面接、日程調整など。複数企業が同時並行で走るのでスケジュール管理なども工夫が必要です。

大学の課題やバイトが重なるとより大変! 企業数、職種、選考フロー、締切が多く、どれを優先するか迷いやすいことも大変さの理由の一つです。

②結果が出るまで時間差があり、待つストレスが強いこと:

複数企業で選考のフェーズが異なったり、そもそも業界ごとに選考の時期が異なることもあります。

③内定までのプレッシャーがかかり、メンタルの上下が発生すること:

内定が出るまでは「どこにも就職できないのではないか」という不安が襲いかかることも……。不合格通知や周囲の内定報告で自信を喪失することもあります。準備は進んでいても、手が止まりやすかったり……。

1年生からできる! ガクチカ作りをイメージしよう

今からやっておくと良い具体的な対策としては、学内でできる現実的な対策をおこなうことです。

難しい実務経験を無理に探したり、1年生の頃からインターンシップなどをたくさんこなすことより、ガクチカ作りをイメージすることが効果的です。

・将来の主張を1行で決める:たとえば、「チームで成果を出した経験」「継続力を示す実績」「課題発見→改善の経験」のどれを軸にするか、などです。

・軸に合う舞台を2つ用意する:たとえば、サークル・委員会・ゼミ準備科目・学内プロジェクトなど。

・月1の小さな役割を確保する:たとえば、係・当番・発表など責任のある役割を、もし担えそうなものがあれば引き受ける。深掘りは2年以降で大丈夫。

どのような経験や強みを主張したいかから逆算し、サークルやゼミ、学内・学外活動を計画しましょう。もし行きたい業界などがあればインターンなども有効です。

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