Q
大学3年生
男性
10年前に「10年後になくなる」と言われていた仕事は、今ありますか?
就職活動を始めたばかりの大学生です。将来の仕事選びについて考える中で10年後になくなる仕事という話題をよく目にします。
そこで疑問に思ったのですが10年くらい前に「あと10年でなくなる」と言われていた仕事は、実際にどうなっているのでしょうか?
本当に消えてしまった仕事があるのかそれとも形を変えて残っているのか、具体的な事例を知りたいです。
このような予測を踏まえて、私たちはどのように職業を選択していくべきでしょうか?
これから社会に出ていく私たちが長期的に活躍するために必要な考え方や、仕事を選ぶうえでの視点などアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
完全にはなくなっていないが仕事内容は変わっている
10年ほど前なくなるといわれた銀行の窓口業務、レジ係、事務職などは、今現在完全にはなくなっていません。
銀行窓口はオンライン化が進みましたが窓口自体は存在していますし、レジもセルフレジが進み人員は減りましたが無人にはなっていません。
仕事が「完全になくなる」というよりは、「仕事の内容が変わった」というイメージが近いです。
テクノロジーが進化しても人の手が必要な業務は残り続けます。
スキルを磨き続け環境の変化に対応していこう!
たとえば役所の総合受付がAI(人工知能)に置き換わったとしても、そこで働いていた人が職を失うのではなくAIの案内(一次対応)の後、さらに細かい説明や質問に答えるといった、より人間にしかできない業務(二次対応)へ移動しています。
仕事がなくなるのではなく形を変えて「再定義」されているととらえるべきです。
今後は「なくならない仕事」を探すよりも、外部環境の変化に対応しながら自身のスキルをどうアップデートしていくかを考えることが大切です。
仕事は消えていないが求められるスキルは変化している
10年後になくなる仕事という見出しは刺激的ですが、実際は消えるより「形を変えて残る」ケースが多いです。
たとえばレジや銀行窓口、単純な事務は自動化が進みましたが無人化一辺倒ではなく「セルフ+有人サポート」「定型+付加価値接客」に再編されています。
翻訳も機械が担う部分が増えましたが、専門領域やクリエイティブは人が品質を担保しています。
つまり同じ職種名のままでも求められる要素が「デジタル理解」×「コミュニケーション」×「判断業務」へシフトした、ということになります。
かけ合わせの汎用スキルを磨こう!
では進路選びはどう考えると良いでしょうか。
①作業の分解を癖にして、機械に置き換わる部分/人が価値を出す部分を見極める
②どの職種でも効く汎用スキル(問題設定力・データ活用・文章力・ファシリテーション)を磨く
③業界の変化点に近い仕事(顧客体験を設計する、データを意思決定につなげる、現場の仕組みを改善する)
の3つに寄せていくと長期の安全策となり、より良い進路選択になりやすいです。
「なくなる/なくならない」を考えて恐れるより自分の強みがテクノロジーとかけ算できる設計にしておくと、10年スパンでも選択肢が広がります。
10年後を完全に予測することはできませんから、いろいろな人の話を聞きながらも、自分なりの仮説を立てるのが大事です。
以下の記事ではAI(人工知能)によってなくなると言われている仕事を15選紹介しています。自分の興味のある仕事がAIによってどう変化するのかを事前に知り、職業選びの際に役立てましょう。
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