Q

大学1年生
女性

文系の大学生が就活で忙しくなる時期はいつですか?

大学に入学したばかりの文系学生です。

将来の就職活動に向けて、今のうちから計画的に動きたいと考えています。一般的に、文系の大学生が最も就職活動で忙しくなる時期はいつ頃でしょうか?

周りの先輩の話を聞くと、3年の夏頃からインターンで忙しくなるとか、本格的にエントリーシート(ES)提出や面接が始まる4年生の春先が大変だとか、さまざまな意見があって混乱しています。

学業やサークル活動と就活を両立するために、具体的なスケジュール感を知りたいです。特に忙しくなる時期を逆算して、今から何を準備しておくとスムーズに就活を進められるか、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

就活塾「我究館」副館長/キャリアコンサルタント

吉田 隼人

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3年春から翌春が忙しい

文系学生の就職活動は、これまでは大学3年の夏から4年の春にかけてが最も忙しくなる時期と言われてきました。しかし、ここ2~3年で早期化が顕著になり、2年生の2~3月から動き出している学生や企業が非常に増えています。

大学3年の4月~6月は夏インターンの応募がピークを迎えます。そのため、3年生から始めた場合、間に合わずにエントリーシート(ES)が全部落とされたり、面接で通過できないなどの学生を毎年多く見かけます。

早期化に備えるなら準備はできるだけ前倒しに始めるべき

そして早ければ8月~10月頃に早期内定が出されます。ひと昔前は外資系やコンサル、ベンチャー企業だけがこの時期に内定を出していましたが、今では日系大手メーカーやメガバンクといった企業までもが年内に早期内定を出しています。

その後は、10月~12月は冬インターンのピーク、年明けはテストや早期選考で忙しくなり、3月に本選考解禁となり、夏や冬で結果を残せていない人は最後のチャンスとして非常に忙しくなります。

スムーズに就活を進めていくためにも、早い段階から準備すること、そして就活は上記のような情報戦でもあるため、就活塾やOB・OG訪問、キャリアセンターなどを利用しながら、さまざまな人を巻き込んで個人戦でなく団体戦で戦うことが大切です。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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就活のピークは3回! 逆算して準備しよう

文系がいちばん忙しくなる山は3つあります。

第一の山は3年夏~秋のインターン期で、エントリーやエントリーシート(ES)、適性検査の練習が重なります。

第二の山は冬の早期選考(12~2月)で、面談・座談会・一次面接が平日夕方に入りやすい時期です。

第三の山が本選考のピークで、ES解禁前後(2~3月)に大量提出、4~6月は面接が連日入ります。

3年春から土台づくりを始めよう!

そこから逆算すると、3年春は必修科目を固めつつ「就活で動ける時間」を平日午後に確保しておくこと、3年夏前までに自己分析とガクチカの骨子を作っておくこと。この2つをしておくと楽です。

秋は「志望3業界を仮決め」×「3社応募企業を決める」で深掘りを始めましょう。冬はキャリアセンターなどを活用し、面接練習を月2回程度はルーティン化。 4年の6月以降も追加募集や秋採用は続くので、焦りすぎず。

スケジュール管理も重要になってくるので、締切カレンダー(企業ごとのES締め切りなどを自身のカレンダーやアプリなどで管理する)、進捗表(応募→面接→最終の進捗が企業ごとにみれるように管理する)この2つで全体を管理すれば、学業との両立がぐっと現実的になります。

以下の記事では文系におすすめの就職先や選び方などを解説しています。「文系出身でどこに就職すべきか迷っている」と悩みを抱えている人は、視野を広げるためにもぜひ参考にしてください。

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