Q

大学3年生
男性

就職の縁故採用とはどういうものですか?

現在就職活動中で、親族から「うちの知り合いの会社に縁故で話を通せるかもしれない」と言われました。

「縁故採用」という言葉を初めて聞いたのですがこれは具体的にどのような採用方法なのでしょうか? 一般的な選考とは何が違うのか、また利用することのメリットやデメリットがあれば知りたいです。

最近よく聞く「リファラル採用」との違いについてもよくわからず混乱しています。もし縁故採用で入社した場合入社後に何か気を付けるべき点はあるでしょうか?

縁故採用についての詳しい説明と、利用する際の注意点についてアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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選考より相性重視でおこなわれる特別な採用方法

縁故採用はその会社の関係者(社員とは限らず、その会社に影響を及ぼすことのできるあらゆる人物)の要望を受けて選考をほとんど通すことなく採用に至る、いわゆるコネ入社というものです。

リファラル採用は社員等の推薦によって人材が集められる点では同じですが、厳格に選考をする点は通常の採用と変わらないため人を集める手段が違うと考えればよいと思います。

紹介によるメリットと誤解されやすい点を整理して理解しよう

縁故採用のメリットは紹介者が会社と雇用者の両方を知ったうえで紹介するので、マッチングが成功する確率が高い点です。

デメリットとしては紹介者がいる以上、万一仕事が合わなかったとしても簡単には辞められないと思い悩んだり、縁故採用であることが知られると実力もないのに採用されたとか、ズルい人間だというイメージで見られるかもしれないという点です。

しかし私の個人的な意見としては縁故採用は非常にいい採用方法だと思っています。

第三者から相性のいい会社を紹介してもらえるチャンスは逃さず、また縁故だからといって遠慮することなく伸び伸びと働けばいいのではないでしょうか。

結局はどんな方法で採用されたかではなく、採用されてからどんな成果を出すかが大事なのですから。

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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非公開ルートで進む特別な採用方法と理解しておくべき

縁故採用は親族や知人などのつながりを通じておこなわれる採用方法で、一般公開されない非公開ルートの選考がおこなわれる点が特徴です。

企業が求人を出さずに社員や関係者の紹介で人材を採用するケースが多いですが、場合によっては一般募集と並行して進むこともあります。

一般的な選考との違いはプロセスの簡略化や緩和にあり書類選考や一次面接が省略される、内定前提で話が進むといったケースもあります。

ただしこの「内定前提で話が進む」ケースはすべての企業で共通するわけではなく、企業文化や規模によって異なる点に注意が必要です。

一般選考との違いやメリット・リスクを整理して捉えよう

縁故採用のメリットは選考を有利に進めやすく、内定を得る可能性が高まることです。さらに社風や業務内容を事前に内部から聞けるため、入社後のギャップを減らせる利点もあります。

一方で「コネで入った」と見られるリスクがあり入社後に周囲から厳しい目で見られることや、期待に応えられなかった際にプレッシャーを感じやすい点がデメリットです。

紹介者との関係を考慮して会社が慎重に配置を決める結果、本人の希望よりも社内バランスを優先する場合があります。

一方リファラル採用は社員が知人を紹介する制度ですが縁故採用とは異なり、公平な選考プロセスを経たうえで採用が決まります。企業の採用活動の一環として制度化されている点で、特別な関係性に基づく縁故採用とは区別されます。

もし縁故採用で入社した場合は「コネ入社」という印象を払拭するため、誠実さと感謝の気持ちを持ち与えられた仕事で結果を出すことが重要です。

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