Q
大学3年生
男性
不動産営業に向いている人の特徴は何ですか?
不動産業界に興味がある就活中の大学生です。自分は、体力やコミュニケーション能力に自信があります。
不動産業界が向いているかなと思うのですが、「きつい」「ノルマが厳しい」というイメージもあるので、少し怖さもあります。実際、どんな人が不動産業界に向いているのでしょうか?
説明会に参加したこともあるのですが、会社の良い面ばかりが強調されていて、リアルな情報が掴めません。
不動産営業職で実際に活躍している人に共通する特徴や考え方、持っているスキルなどはありますか?
また、自分自身が不動産営業につながる適性を持っているかを確認するために、今からおこなうべき具体的な行動や、面接で適性をアピールするためにかかわるエピソードの選び方について、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
活動量を維持して意思決定を支援できる人が向いている
不動産営業で活躍する人に共通するのは、活動量を仕組み化し、量を担保できる力、相手の意思決定を後押しする傾聴力、そして数字と事実で軌道修正する習慣などです。
具体的には、反響→アポ→内見→申込の各段階にKPIを置き、朝夕で翌日のアポイント数から逆算して架電や提案準備を組み直せることが重要です。
土日・夜間対応や移動が多いので体力と時間管理も重要です。
ノルマが厳しいのは事実ですから、感情に左右されず再現性を作るレジリエンスと、誇張ぜすに重要事項の透明性を守れる倫理観が肝です。
宅建学習や実務に近い経験をしてアピールしよう
今からできる準備は、宅建の学習、内見同席の機会作り、物件データを用いた比較表づくり、そして商談ロールプレイなどです。
宅建は必ずしも資格を取得した状態が必要、というわけではなく、学習を開始し継続していることが重要となります。
面接ではSTAR法で記載し、たとえばインターンやアルバイトなどの営業経験などで断られてからの挽回事例、数字改善(内見率を○%改善、など)を語れると適性が伝わります。
あなたの強みである体力と対話力はまさに土台になります。
興味も一つの適性! 行動力や好奇心が鍵になる
不動産営業に興味がある時点で、あなたはすでに素質があります。
実際に現場で活躍しているトップ営業マンからも「興味がある時点で向いている」という声が多く聞かれます。
不動産営業で成果を出す人の共通点は、行動力、好奇心、人との信頼関係づくりが好きということです。数字を追う世界ではありますが、家を通して人の人生にかかわるやりがいの大きい仕事です。
宅建や現場見学! 面接では目指すきっかけを語ろう
まず学生のうちにできることとして、宅建(宅地建物取引士)資格の勉強を始めてみましょう。チラシや物件情報を見て内容がわかるようになるだけでも、業界理解がぐっと深まります。
また、予約不要のオープンハウスに足を運んで現場での接客を体験してみるのもおすすめです。
面接では「人の人生の節目に寄り添える仕事がしたい」「興味を行動に移してきた」と語れると好印象です。また、目標達成のために頑張った経験、誰かを喜ばせた経験をエピソードを交えて話すと説得力が出ます。
不動産営業は、人が好きな人が強いです。怖がらずに、興味を次の一歩につなげていきましょう。
以下の記事では不動産営業で働くことが向いている人の特徴を解説しています。不動産営業への就職に興味がある人はぜひ参考にしてください。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
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自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。






