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男性

正社員からアルバイトに同じ会社でなるのは可能ですか?

体調を崩したこともあり、現在勤めている同じ会社で、正社員からアルバイトとして働き方を変更することを検討しています。

正社員と比べて、給与やボーナスが減るのは覚悟していますが、具体的に仕事内容や責任の範囲はどのように変わるのでしょうか? また、福利厚生の扱いはどうなるのかが気になっています。

職場の人間関係は良好なので、できるだけ同じ会社で働き続けたいという気持ちがあります。

同じ会社で正社員からアルバイトに切り替えることの、具体的なメリット・デメリットについて、何かアドバイスをいただけますでしょうか?また、スムーズに雇用形態を変更するための伝え方や注意点などがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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切り替えは可能! 労働条件や保険の変更に注意しよう

同じ会社で正社員からアルバイトへ切り替えることは可能ですが、就業規則と契約条件の再設計が前提となります。

変わるのはおもに所定労働時間と職務範囲、賃金体系(時給化・賞与や退職金の対象外化が一般的)、評価・昇給ルール、そして社会保険・有休の扱いの4つです。

社会保険は、厚生年金・健保等「週20時間以上かつ月額要件など」で加入対象になりえます。雇用保険も週20時間以上で適用、有休は出勤率に応じて付与されます。

上司と状況を相談! 復帰の道も決めておこう

伝え方としては、体調配慮や家庭都合など合理的理由を示しつつ、期間・時間数・担当業務・連絡体制・将来の見直し時期を事前に合意しておくのが有効です。

上司面談→人事面談→条件面提示→書面合意(雇用区分変更通知・労働条件通知書)という段取りで進むことが一般的なので、まずは上司もしくは人事に相談をしましょう。

情報共有の範囲(同僚への説明の有無やその中身)も決めておくと摩擦が減ります。

メリットは継続雇用と負荷軽減ですが、デメリットは収入・裁量の縮小やキャリア停滞の可能性です。

正社員復帰の道筋も念のため用意しておき、半年ごとの見直し、業務マニュアル作成など成果物ゴールなどをおいておくと、評価の納得度や今後の道筋がよりクリアになります。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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OKな場合もある! 責任の範囲と待遇の変化が生じる

同じ会社で正社員からアルバイトへ働き方を変えることは、会社の制度や状況によっては十分に可能です。

私が支援した人のなかにも、体調不良や家庭の事情で一時的にアルバイトへ切り替え、数年後に再び正社員として復帰したケースがありました。

まず変わるのは責任範囲と待遇です。アルバイトになると、企画や進行管理など裁量の大きい業務は減り、サポート中心の仕事がメインになります。

給与・賞与・社会保険・退職金・有給休暇なども勤務時間に応じて対象外となることがありますが、勤務時間を自分で調整できるため、心身の回復やプライベートとの両立を図りやすい点は大きなメリットです。

雇用条件は要確認! 前向きにな理由で相談をしよう

注意したいのは、会社によっては雇用契約の更新や評価基準が変わることです。事前に人事へ確認し、今後のキャリアを見据えて条件を明確にしましょう。

相談の際は「辞めたい」ではなく「働き方を見直して長く貢献したい」という前向きな姿勢で伝えることが大切です。自分を守りながら働き続ける選択は、決して後ろ向きではありません。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります

自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

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