Q
大学3年生
男性
商社に就職するには何をすれば良いですか?
商社への就職を目指しています。しかし、商社への就職は難易度が高く、高学歴でないと内定できないという噂も耳にしています。
正直、自分の大学レベルでは書類選考すら通過できないのではないかと不安です。
商社に就職するために、今のうちからどのようなことをしておけば良いのでしょうか。内定を獲得するために今からできる具体的な行動や、他の学生と差別化できるようなアピールポイントについて、何かアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
海外志向の風潮に合わせて海外関連の経験を積もう
5大商社、7大商社と言われるような総合商社の場合は、やはり受験者数そのものが圧倒的に多いので、必然的に難関になります。
また、海外志向の人が好む傾向にあるので、将来は海外でも活躍したいという学生に人気が高いです。
そうなると受験者のなかには、必然的に学生のころから、海外が絡むような学内、学外の活動に積極的に関わっている人が多い印象です。
働くイメージをしながら目的意識を持って挑戦しよう
また、海外で生活をしながら、仕事をするということは、思いのほかタフなことです。
キラキラしたイメージが先行しますが、欧米など比較的日本と同じような住環境であっても、文化や価値観、考え方の違いは大いに存在します。
また、駐在先は多岐に渡ります。そんななかで生活するだけではなく、仕事で成果を出していく必要があるのでやはり精神的にも肉体的にもタフさが求められます。
前述のような活動を単にするだけでなく、何のためにやるのか、目的を明確に持つこと(それを伝えられること)が重要です。
有利不利の損得勘定ではなく、何事もそれをやることが自分にとってどんな意味があるのか考える癖を早期につけることが大事になると思います。
スキルや考え方を磨く! 志望業界についても調べよう
学歴は関係ないと思いますし、その傾向は今後ますます強くなるでしょう。スキルや物事のとらえ方、考え方の幅のほうが重要視されます。
商社も扱う商材が変わり、海外展開も複雑になっていますから、徹底的な業界研究が必須です。
また、総合商社か専門商社かによっても、求められることは大きく異なります。
納得度の高い志望動機と商社で活きる経験を語ろう
「なぜ商社なのか」「なぜその会社なのか」「自分の強み(〇〇)とどう結びつくか」という論理的なつながりを、面接でしっかり説明できるように準備しておく必要があります。
商社の仕事は、周囲を巻き込んで結果を出すことが求められます。学生時代にサークル活動やイベント運営などで、多くの人とかかわりながら何かを成し遂げた経験は、大きなアピールポイントになるでしょう。
以下の記事では商社の具体的な仕事内容や就職に向けた対策方法などを解説しています。特に5大商社への就職・転職を検討している人は、一度目を通しておきましょう。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
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