Q
大学3年生
男性
鉄道会社の都市開発に携わる部門に就職する方法を教えてもらえますか?
鉄道会社の都市開発部門の仕事に携わりたいと思い、就職活動をおこなっています。
しかし、鉄道会社の求人を調べてみても、どうしても運転士や駅員といった職種がメインです。そのため、都市開発のような企画系の職種がどれくらいの人数を採用しているのか、そもそもどういうルートで就けるのかがわからず、焦りを感じています。
都市開発部門への配属を希望する場合、総合職として入社すれば良いのでしょうか?
もし都市開発部門に就職するために必要なスキルや、選考でアピールすべき具体的な経験があれば、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
私鉄の開発部門のインターンシップへ行こう!
私鉄であれば「開発部門」という名称で不動産管理や街づくりの採用があるのではないでしょうか。
そのため、私鉄の街づくり部門を目指してみてはいかがでしょうか。インターンや説明会に参加してみると良いでしょう。
「なぜ鉄道か」デベロッパーとの違いを明確に!
実際の選考でアピールすべき最も重要なポイントは、「なぜ鉄道会社の街づくり部門なのか?」ということです。
たとえば、三菱地所のような通常のデベロッパー企業ではなぜダメなのかという点を、面接官は気にかけます。
もし通常のデベロッパーも受験し、鉄道会社も受験するのであれば、どちらの企業に対しても「街づくり」という共通の軸でアピールすれば良いでしょう。
しかし、デベロッパーではなく、あえて鉄道会社の街づくり部門を選ぶのであれば、その違いを明確に伝えられるようにすることが重要です。この動機を明確にすることが、選考突破のカギとなります。
まずは総合職での入社を目指そう!
鉄道会社の都市開発部門を目指すには、総合職または技術系として入社し、沿線価値向上への強い熱意をアピールすることが必要です。
企画系の部署は採用人数が少なく、現業職からの異動は難しいため、まずは新卒の総合職選考で高い評価を受け、希望部署への配属を目指すのが最短ルートと考えられます。
もちろん、最初から企画部門への希望をアピールすることも可能ですが、入社後もその部門への異動希望を社内で強くアピールし続け、社内の異動制度を活用して都市開発部門へ携わるというルートが一般的です。
不動産との違いを明確にして意欲をアピールしよう
選考では、「なぜ不動産ではなく鉄道で沿線開発か」を明確にし、街づくりや不動産への関心、長期的な視点で地域社会に貢献したい意欲を具体的に示すように伝えてきました。
総合職の採用を突破し、強い志望動機と適性を示すことが、夢をかなえるための戦略の一つとなるでしょう。
以下の記事では鉄道会社の特徴や向いている人などを解説しています。鉄道会社への就職を視野に入れている人は、事前にチェックしておきましょう。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
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自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。






