Q
大学3年生
女性
アナウンサーになるには、ミスコンに出る必要はありますか?
アナウンサーを目指している大学3年生です。周りから「アナウンサーになるにはミスコンは必須」「ミスコンに出ると有利になる」といった話をよく聞くのですが、実際どうなのでしょうか?
私はルックスに自信があるわけではないので、ミスコンにエントリーするのは正直抵抗があります。ただ、ミスコンに出ないことで書類選考で落とされてしまったり、内定が遠のいてしまったりするのではないかと不安です。
エントリーシート(ES)や面接では、どの程度ミスコンでの経験が重要視されるのでしょうか? ミスコン以外の活動で、アナウンサー採用において評価されやすいポイントがあれば知りたいです。
ミスコンへの参加は本当に必要なのか、またアナウンサーになるために今から注力すべきことについて、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ミスコン出場は必須ではないが相応の準備は必須!
アナウンサー採用において、ミスコンへの出場は必須ではありません。
しかし、アナウンサーを志望する人は、必ずと言って良いほどアナウンススクールに通っているのが現状です。また、写真撮影についても、専門の写真館で写真を撮るなど、特別な準備をしているのは事実です。
ミスコンへの参加は、採用試験のカメラテストへ進むことを見越して、カメラに慣れておくという準備の意味合いでチャレンジする人もいると考えられます。
事前準備としてミスコンに参加するのは一つの手
一方、ミスコンやアナウンサースクールでの経験がなく、アナウンサーを強く志望していた女子大生がいました。
彼女はとにかく多くの会社を受けましたが、最終的にはテレビ局のアナウンサーではなく、ラジオにスポット出演する会社に就職が決まりましたが、就活には非常に苦戦されていました。
おそらく、本音ではテレビ局のアナウンサーをやりたかったのだろうと思います。
この事例を見ると、事前準備の有無が合否に非常に大きな影響を与えるのだと言えるでしょう。実際に、スクールなどで朗読の練習やマイクを向けられたときの対応を訓練している人とそうでない人では、試験で必ず差が出ます。
したがって、可能であれば準備の一環としてミスコンに参加しておくことは望ましいと考えます。
ミスコンは必須ではない! 人間力とスキルで評価される!
アナウンサーになるためにミスコンへの参加は必須ではありません。ルックスではなく、総合的な人間力とスキルで評価されます。
ミスコン経験が注目されるのは、人前での表現力や度胸が培われるためですが、採用選考の核となるのは知的レベルの高さやコミュニケーション能力だからです。
個性と情熱を伝えることでミスコンに負けないアピールになる
私の過去の支援でも、ミスコンにエントリーする代わりに、時事問題の深い理解、発声や話し方の練習、そして学生生活で独自の価値観を持って努力した経験を具体的にアピールするように指導してきました。
不安を感じる必要はありません。あなたの個性と情熱を、ミスコン経験に負けない説得力に変えて伝えることに注力してください。
以下の記事ではアナウンサーになるための対策方法を解説しています。アナウンサーは倍率の高い職業の一つで、選考の難易度が高い傾向にあります。ぜひ以下の記事を参考にして、少しでも有利に選考を進められるよう準備をしておきましょう。
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