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その他
男性
タンクローリーの仕事に高圧ガス移動監視者の資格は必要ですか?
運送業への転職を考えており、タンクローリーの運転手に興味を持っています。危険物を運ぶ仕事なので、専門知識や資格が必要だろうと思っています。
求人票を調べると「高圧ガス移動監視者」という資格が必須または歓迎条件になっていることが多いのですが、この資格がないと就職できないのでしょうか。
あわせて、この資格の取得方法や難易度、持っていることで給料や待遇が良くなるのかも気になります。さらに、高圧ガスを運ぶ仕事のやりがい、注意すべき点についても教えていただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
高圧ガス移動監視者は入社後取得でも問題ない
タンクローリーの仕事は、運ぶ品目によって必要な資格が変わりますが、高圧ガス移動監視者については、多くの企業が必須になることが多いが、入社後に取得しても問題ないというスタンスを取っています。
特に、LPG・酸素・窒素など液化ガスを運ぶ場合は、法律で有資格者の配置が求められるため、資格を持っている人はより歓迎される傾向にあります。
資格の有無が採用条件や待遇に影響することもある
この資格は、都道府県が実施する2〜3日間の講習を受講し、修了考査に合格すれば取得できます。難易度は、しっかり勉強すれば十分合格できるレベルで、危険物乙種に近いイメージです。
企業によっては月5,000円〜10,000円ほどの資格手当が支給されるケースもあります。
タンクローリーの仕事の魅力は、専門性の高さと「社会インフラを支えている」という責任感を実感できるところにあります。一方で、積み込み・卸し作業の手順遵守や安全確認など、慎重さと落ち着いた判断力が欠かせません。
総合的には、資格があることで就職の幅や待遇面で有利になりますが、入社後に取得する流れが一般的でもあるため、興味があるなら前向きに挑戦できる資格です。
高圧ガスを運ぶタンクローリーでは必要になるケースが多い
タンクローリーの仕事の採用要件は何を運ぶかで変わります。
たとえば、LPガスや液化酸素などの高圧ガスを輸送する便では、事業者が高圧ガス移動監視者を選任し、同乗させる運用が一般的なため、募集要項に必須または入社後に取得が掲げられます。
「何を運ぶか」で必要資格が分かれる
一方、ガソリンや軽油など液体危険物中心のタンクローリーでは、危険物取扱者(乙四)が重視され、移動監視者は不要なケースもあります。
したがって、持っていないと絶対に就けないわけではありませんが、即戦力採用や単独乗務を想定する企業では保有者が有利です。
資格は都道府県実施の講習・考査で取得でき、法令・基礎理科・設備保安の基礎を過去問反復で固めれば十分に合格を狙えます。
また、会社によっては資格手当や受験費用補助があり、待遇で差が付くことも少なくありません。
仕事のやりがいは、社会インフラを止めない安全輸送を担う責任と技量が評価される点にあります。ただし、法令順守・点検記録・積卸手順・静電気対策など、細心の注意と体力が常に求められる点は心えておくべきです。
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