Q
大学3年生
男性
商社は「ピンキリ」と聞きますが本当ですか?
就職活動で商社を志望しています。総合商社は給与水準が高く華やかなイメージがありますが、一方で専門商社はそうではないと聞くことも多く、「商社はピンキリだ」という表現を耳にします。
実際に、総合商社と専門商社では年収や働き方、仕事内容に大きな差があるのでしょうか?
商社に漠然と憧れはあるものの、華やかなイメージばかりを信じていると現実とのギャップが怖いと感じています。企業を選ぶ際には、年収や規模以外にどのような点に注目すべきでしょうか?「ピン」と「キリ」を見分けるための視点について、アドバイスをいただければ幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
総合と専門の役割の違いを理解しよう
「ピンキリ」という言葉で片付けてしまうのは少しもったいないですね。総合商社と専門商社は、上下関係ではなく役割がまったく違います。
総合商社は、エネルギーや食料など多分野に投資し、巨大プロジェクトを動かす事業プロデューサーのような存在です。給与が高いのは、リスクの大きい投資を扱い、責任が重いからです。
一方、専門商社は特定の商材(化学品、電子部品、食品など)に深く精通し、
メーカーと顧客の橋渡しをするスペシャリストです。規模は小さくても、取引先と長期的な信頼関係を築いている優良企業はたくさんあります。
商材やスタイルで自分に合う企業へ
企業選びの際は、年収や規模といったイメージだけに引っ張られず、中身を見ることが大切です。
「どんな商材を扱っていて、それに成長性はあるか」
「営業スタイルは御用聞き(右から左)か、価値提案型か」
「海外案件が多いか、国内密着型か」「若手に任せる裁量は大きいか」
これらをチェックしていけば、自分がどんなビジネスにかかわりたいかが見えてくるはずです。
「華やかさ」や「地味さ」といったイメージにとらわれず、自分との相性を確かめてみてください。
商社は「ピンキリ」と言われるほど企業ごとの差が大きい
商社が「ピンキリ」と言われるのは事実で、総合商社と専門商社では規模・事業範囲・年収・働き方に大きな差があるからです。
総合商社は数千〜数万人規模で、エネルギー・インフラ・資源・食品など、世界中で巨大ビジネスを展開し、報酬水準も非常に高い傾向があります。
一方、専門商社は特定分野に特化しており、規模は中小〜大手まで幅広く、年収も企業によって大きく差があります。
総合商社と専門商社で何がどう違うのかを整理しよう
ただし、「総合商社=良い」、「専門商社=悪い」という単純な構図ではありません。専門商社は、特定分野のプロとして深い専門性が身につき、小規模ゆえ入社間のない若手から裁量が大きいという成長機会という魅力もあります。
企業を選ぶ際は、扱う商材の将来性、海外案件の多さ、事業投資をおこなっているか、成長できる環境(研修・異動制度)、業界内でのポジション、などを見るのが重要です。
「ピン」と「キリ」を見分ける最大のポイントは、商材と事業モデルが伸びる余地を持っているか。規模よりも、その企業でどんな経験を積めるかを基準にすると、後悔のない商社選びができるでしょう。
以下の記事では商社の具体的な仕事内容や就職に向けた対策方法などを解説しています。特に5大商社への就職・転職を検討している人は、一度目を通しておきましょう。
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