Q
大学4年生
男性
高学歴でニートになる人の割合はどのくらいですか?
難関大学や大学院を卒業しても、就職せずにニートになる人が一定数いると聞きます。私自身も、一般的には高学歴の部類に入ると思うのですが、就職活動が思うように進みません。このままニートになってしまうのではないかと強い不安を感じています。
実際のところ、大卒・大学院卒の学歴を持つ人で、ニートや卒業後に進学も就職もしていない人の割合はどのくらいなのでしょうか。また、その割合は年々増えているのでしょうか。
高学歴ニートになる人には、学歴ゆえのプライドの高さや失敗への恐れなど、特有の悩みがあるように思います。キャリアコンサルタントの立場から見て、このような高学歴ニートの人が社会復帰するためには、どのような考え方や具体的な行動を取ると良いでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
割合は言い切れない! 学歴が重荷になるケースは多い
高学歴でニートになる人の割合に関する確実なデータや表はあまりありません。ただ、高学歴というプライドや、失敗への恐れが重荷になり、社会生活でつまずくケースは存在します。
大学名は伏せますが、「高学歴」が実際に重荷となったケースをよく耳にします。
高学歴の鎧を下ろそう! まずは自分の人生設計をおこなおう
勉強はできても、社会で求められる世の中をこなしていく力が少し弱かったり、上手く職場に馴染めなかったりしただけという可能性もあります。高学歴だからなんでもできるわけではありません。
まずは、「自分は人生こう生きていたい」という人生設計をしてみてください。一生懸命勉強を頑張ってきたかと思いますので、いったん高学歴という鎧を下ろしても大丈夫です。
リスキリングやキャリアチェンジなど、さまざまな選択肢があります。どんな仕事に就いても生活はできますので安心してください。
数値は出せない! 高学歴という枠に縛られずに仕事を探そう
高学歴でニートになる人の割合は、正確な数値を出すことは難しいです。体感としては意外と多くいます。
ただ、自分が高学歴であることに過度にフォーカスしすぎてしまうと、不必要にそこを意識しすぎてしまうので、あまり気にする必要はありません。
割合は出せませんが、こうした人は年々増えているというのは事実として聞きます。学歴へのプライドや「失敗してしまうのではないか」という不安は、高学歴の人に限らず、誰でも持っているものです。
ハードルを下げて今の自分の力を活かせる場所を見つけよう!
「自分は高学歴だからこの仕事以上じゃないとダメだ」という思い込みはやめましょう。大学時代の同級生との比較もする必要はありません。年収へのこだわりも捨てて良いです。
もし現状が苦しいと感じたときは、一度立ち止まって考えることが大切です。
正社員に限る必要はありません。ご自身のペースで、契約社員やアルバイトなど、今の自分が精一杯力を活かせるところを探して仕事をしてみてください。意識的に少しハードルを下げるのがおすすめです。
能力を最大限に発揮するためにも、あまり高学歴という枠に自分を縛り付けないようにしてください。
以下の記事ではニートから就職する方法を解説しています。現在ニートで自分に合った仕事に就職したいと考えている人はチェックしてください。
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