Q

その他
女性

契約社員と正社員だと、ボーナスはどれくらい違いますか?

現在、契約社員として働いていますが、正社員への転職を検討しています。そのなかで気になっているのが、給料やボーナスの違いです。

今の会社では、契約社員にはボーナスが「寸志」程度しか支給されません。そのため、頑張っても十分に評価されないように感じ、将来的な生活への不安もあります。

一般的に、契約社員と正社員ではボーナスの有無や金額にどのくらい差があるのでしょうか?また、契約社員から正社員に転職した場合、年収はどれくらい変わるのでしょうか?

契約社員としての経験を活かして正社員を目指す際、ボーナスをしっかりもらえる企業を見極めるには、求人情報や面接でどんな点に注意すれば良いか、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

すぐにベストアンサーを見る

国家資格キャリアコンサルタント/キャリアデベロップメントアドバイザー

前田 解子

プロフィールを見る

算出方式か一律支給かでボーナスの金額は変わる

正社員の場合、ボーナス「基本給 × 支給月数」で算出されることが一般的です。一方、契約社員の場合は「一律5万円」「一律10万円」など、定額で支給されるケースが多く見られます。

上記から見てもわかるように、契約社員の場合は企業によって、そもそもの設定金額が異なるのです。そのため、ボーナス支給が安定している企業を見極めるためには、求人情報を精査することが重要だといえます。

実際の求人票には、前年度のボーナス支給実績が記載されていることが多く、「○カ月分」という形で明示されています。

たとえば「前年実績4.5カ月分」と記載されている場合、年間で4.5カ月分のボーナスが支給され、それを夏季・冬季の年2回に分けて受け取るのが一般的です。特に、この何カ月分という観点をしっかりと見るようにしましょう。

この場合、基本給の4.5カ月分がボーナスとして支給されるという意味になります。基本給が20万円なら4.5カ月分を掛け算すると、年間90万円が前年度の支給実績になるのです。

ここで注意したいのは月給ではなく、基本給ベースで計算される点です。「月給25万円(基本給20万+一律手当5万)」とある場合、ボーナスは20万円×4.5ヶ月で計算されます。

面接では聞きにくい! 求人票を熟読しよう

回答を読んでいるうちに、「それなら面接で直接聞いたほうが早いのではないか」と思う人もいるかもしれません。しかし実際には、面接の場でボーナスについて質問されることに消極的な企業も存在しています。

そのため、まずは求人票に記載された情報を確認することを推奨します。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

プロフィールを見る

契約社員のボーナスは正社員の4分の1以下

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、正社員の年間ボーナスは平均が108万円に対して、契約社員は平均22万円と言われています。

このデータをみると、契約社員のボーナスは正社員の4分の1程度になるのが現状です。

そもそもボーナスは、正社員・契約社員にかかわらず、法律で支給が義務付けられているわけではありません。

企業と従業員間の契約となるため、就業規則や雇用契約書に明示されていればその条件で支給されます。

明記がなければ企業の業績などにより出ない年がある可能性も否定できません。

入社前に契約内容の確認は必須事項

基本的には同じ労働をしているため、正社員と契約社員に対して平等に支払うべきというルールはあります。

しかし実際には、責任範囲の広さや業務の難易度などの観点から、正社員と契約社員で差がつくことは多く、契約社員には支給しないという企業も少なくありません。

契約社員として入社する場合は、就業規則などでボーナスの規定を事前に確認することが重要です。

ボーナスをしっかりもらえる企業を見極めるには、これらの契約内容を確認することに加えて、業績が良く将来を期待できる業種・業界・企業を選ぶこともポイントになります。

自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください

自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。

そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】

こんな人に「My Analytics」はおすすめ!
・自分の強み・弱みが分からない人
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア