Q

ルート営業は辛いですか?

大学3年生で営業志望です。いろいろ調べて、ルート営業は比較的楽だと思ったんですが、実際辛いですか?

営業職のセミナーに行ったときに感じたのは、とにかく新規営業は辛そうだということです。特に飛び込みで門前払いされるのが辛いみたいです。客から水を掛けられたとかも聞きました。

ルート営業は、既存顧客に対するアプローチですよね? であればそんなに辛くはないんじゃないかと思ったんですが、ルート営業ならではの辛さってありますか?

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キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

松田 竹雄

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自己理解を深めて、将来のありたい姿を考えてみよう

営業志望なのですね。

ルート営業が楽か辛いかは、その人が何を基準に楽や辛いを定義しているかによります。

ですから、あなたの性格や適性といった自己理解を深めること、数年後の未来にあなたがどのようになっていたいのか? と将来のありたい姿をベースに考えてみると良いでしょう。

どのような営業スタイルがマッチするのかを主体的にも客観的にも判断してみることです。

私は法人のルート営業・新規営業、個人向けの新規営業(飛び込み・反響)、ルート営業(リピート顧客)を経験しましたので、参考までにその時感じた経験をお伝えします。

法人のルート営業が楽に感じたのは取扱商品の市場占有率が高い場合やオンリーワンの商品を扱う場合、好きな商品を扱う場合、価格競争などに巻き込まれず強気の販売ができ楽だった印象があります。

どこでも扱っている似たような商品を営業する場合、スピード、企画力や交渉力・心理学・人間力などの総合的な営業力が求められ苦労した印象がありますが、営業経験が積まれて成長につながり、その時の経験は今でも時々活かされているように思います。

個人向けの飛び込み営業が、個人的には一番性格には合いませんでしたね。

ただし、飛び込み営業での経験やクロージングスキルのおかげで、その後の反響営業は余裕だった記憶があります。

他人の評判より、自ら経験してみて気づいたことや理解できたことも多かったですよ。

今後の就活の参考になれば幸いです。

ベストアンサー

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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「楽かどうか」で仕事を選ぶべきではない

仕事を選ぶ際に「楽かどうか」で判断すると、ほぼ間違いなく「想像と違った」となります。

「楽かどうか」で仕事を選ぶというのは最もやってはいけない選び方の一つです。理由はお金をもらう以上、楽なだけの仕事はほぼないからです。

楽だと思える仕事でも、その中では嫌なことは必ず発生します。仕事を選ぶときには「得意かどうか」「興味があるかどうか」を判断基準にすることが大切です。

大変でも得意なことや興味あることであればストレスなくやれますし、続けることができます。

ちなみにルート営業は既存顧客へのアプローチというのは間違っていませんが、その分相手のニーズには多少の無理でも対応しなければならないこともありますし、個人的に苦手な人が担当者でも関係を良好に保つ努力が必要になるなど、非常に高いコミュニケーション能力が要求される仕事です。

営業職の種類や仕事の流れはこちらの記事で紹介しています。営業職の魅力や志望動機を作成するコツも解説していますので、営業希望の人は参考にしてくださいね。

こちらの記事で営業職についての理解を深めて、自分に適性があるのかどうか考えてみましょう。営業に向いていないと感じる人へのアドバイスをしているので、不安を感じるときには参考にしてください。

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