Q

大学3年生
男性

文系ですが、就活では何社受けるべきですか?

文系で就活を始めたばかりです。周りが説明会やインターン選考に進んでいるなかで、企業への応募数をどれくらいにするべきかわからず不安です。

大手志向ではありませんが、知名度や安定性のある企業を見ていきたいと考えています。

文系の就活では、何社くらいエントリーして、何社くらいから内定をもらうのが平均的なのでしょうか?

応募社数が多すぎると対策が追いつかず、少なすぎると落ち続けたときに後がないのも心配です。応募社数の目安や、その決め方について具体的なアドバイスが知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

大内 裕美

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人による! エントリー数の平均は20~40社

文系就活生の平均的なエントリー数は20~40社で、実際に選考を受けるのはその半数程度とデータが出ています。

実際、就活を開始し求人を確認してどのように思いますか。就活を始めてお目当ての企業は見つかったでしょうか。

まずは10社から始めて! 本命企業での最大パフォーマンスが目的

まずはこれまでに確認した企業を一度振り返ってみてください。そこから自分自身の進みたい方向性をしっかり定めましょう。

応募者数の目安ばかりに囚われるのではなく、広い視野を持ち、あらゆる可能性を探ってみてください。

お目当ての企業はもちろん、その企業と類似する企業のほうが「働く」という視点で見たときには良かった、というケースもあります。こうした視点から就職につなげていきましょう。

面接も経験値です。いろいろな面接官との出会いを通じて、自分自身の本当に目指す就職が見えてくる可能性があります。

「面接練習の企業」「内定を狙えるラインの企業」「就職を考えている企業」と自分で基準を決めたうえで、まずは10社程度から始めてみてはいかがでしょうか。

本命企業の面接で自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるときの応募社数が、理想の応募社数だといえます。それまでは、たくさんの面接で経験値を積みましょう。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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数を決める応募は危険! 希望を洗い出すことから始めよう

これは答えが出しづらい質問です。なぜなら、ズバリ何社という話ではないからです。ただ、リクルートのデータによると、エントリーシート(ES)を提出する会社は、多ければ50社ほどのようです。少ない人でも20社ほどESを提出しています。

最終的に内定を得るのは、平均だと2~3社程度です。最近は複数内定が増えている傾向にあり、1人で5~6社という人もいます。

応募社数が多すぎると対策が追いつかないリスクもあります。自分の応募数を平均値で決めるのはナンセンスです。そういうものではありません。

「どこでも良い」が理由の大量応募は内定獲得率を下げる原因に!

まずは、「どういう仕事に就きたいのか」「本当に手当たり次第で何でも良いにか」というところから自問しましょう。

「業種さえ定まっていれば良い」ということであれば、応募数が何十にもなるのには頷けます。ただ、それでは内定する確率がかなり減るはずです。企業側から「ほかの会社でも良いんだろう」と思われかねません。

人から聞いた数や平均値は参考にしつつも、「自分はどうしたい」というところから決めることが大切です。数字にばかり気を取られると内定率は下がる、と覚えておきましょう。

以下の記事では文系におすすめの就職先や選び方などを解説しています。「文系出身でどこに就職すべきか迷っている」と悩みを抱えている人は、視野を広げるためにもぜひ参考にしてください。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。

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自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

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