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アルバイト経験がないと不利ですか?
就活ではアルバイト経験がないと不利になりますか?ヘルニアという持病があり、長時間座っていたり重いものを持ち上げることが難しく、アルバイトをすることができません。アルバイト経験がないと不利になるのかということと、どうすれば不利にならずに就活ができるのか教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
アルバイト経験の有無ではなく自分の強みを言語化する力が大切
「アルバイト経験がないと不利になるか」という質問について、アルバイト経験はあれば話のネタとして使える材料にはなりますが、なくても全く問題はありません。「アルバイト経験の有無」が内定獲得の決定的要因になることはほぼありません。
たとえば音大の人が音楽の練習に全ての時間を使っていたためアルバイトができなかった、また単純に勉強が忙しくてアルバイトできなかったというケースはあるでしょう。そのような人たちがみな内定を獲得できなかったのかというとそんなことはありません。
企業が見ているのは「アルバイト経験があるかどうか」ではなく、その人にどのような人柄や能力があるのか、それをもって成果をあげられそうかどうか、自社への志望度はどれくらいの高さかということです。
たとえば先の音大生をイメージすると「継続力がある」「人前に立つことは慣れている」「失敗や間違いにもへこたれない」といった特徴をアピールすることもできそうです。アルバイト経験はなくても不利になりませんが、自分の長所や特徴を説明できなければ大いに不利になります。
自己分析で仕事の中で活かせる特性を見つけよう
逆に自分の持っている武器を言語化、つまり他人に説明出来るようにしておくことで大いに有利になるでしょう。仕事をするにあたって、自分の特徴の中で「これは仕事に活かせそうだ」という部分を見つけ、それをアピールできるように準備しましょう。自己分析はそのためにするのです。
自分の長所がよくわからないという人もいますが、それは自分では当たり前になっているだけで、他の人が普通にできないことはよくあるものです。たとえば「真面目さくらいしか取り柄がない」と悩む人がいるとします。
その真面目さを仕事でどう生かすかを考えて「一つのことをコツコツと最後まで取り組むことができる」とか「物事を途中で放り出さない粘り強さがある」と表現できるかもしれません。
まずは自分自身を深く理解し、それを言葉にすることに取り組んでみてください。自己分析には自己分析ツールを利用するのもおすすめです。インターネットで「就活」「自己分析ツールおすすめ」などで検索すると、複数のツールがヒットしますので、気になるものを試してみてはいかがでしょうか。
自己分析ツールは以下の記事でも解説しています。6パターンの自己分析シートを紹介しているので、自分に合うやり方を探してみてくださいね。
自分の人柄や性格がわかるのであれば経験の種類は関係ない
結論として、アルバイト経験がないからといって就活で不利になるということはありません。
就職活動の中で企業は、志望動機やあなたの人柄、性格や今までの経験について理解しようとします。それらの情報をもとにして、あなたが自社の文化と合うか、つまりは適性があるかどうかを多角的に検討して内定を出すわけです。
面接や志望動機の中でアルバイト経験に触れる人が多い傾向があるというだけで、必ずしもアルバイトの話をしないといけないわけではありません。サークルでの活動やゼミでの経験など、アルバイト以外の経験をもとに志望動機や就職活動に必要なエピソードなどの準備をしましょう。
人事に自分の体の状況を伝えることで入社後に配慮してもらえる可能性がある
ヘルニアという持病があり、長時間座っていたり重いものを持ち上げることが難しいとのことですが、こちらの持病は現在も抱えていらっしゃるという認識で合っていますか?
もし、持病があるのであれば、内定後の配属が決まる前のタイミングに企業に個人情報の扱いに慣れた人事部へ伝えておくのが良いでしょう。
作業環境の調整や病状が悪化した際に理解してもらいやすくなるというメリットがあります。伝えるかどうかは職場の文化や病状の具合を見極めて判断してもらえればと思います。
以下のQ&Aでは、アルバイト経験がないと就活の再や就職後に困るのか? の疑問にキャリアアドバイザーが回答しています。
アルバイト経験がなくても就活でアピールできるガクチカはたくさんあります。こちらの記事ではガクチカをわかりやすく伝えて高評価につなげるコツを解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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