Q
その他
女性
転職しない方が良かったと後悔しているのですが、どうすれば良いですか?
数か月前に念願のIT企業へ転職しましたが「転職しなければよかった」と毎日後悔しています。
前職は給与や人間関係に不満がありましたが、業務には慣れていて精神的な負担はほとんどありませんでした。
しかし現職は業務のレベルが大幅に上がり、毎日残業が続いていてついていけません。さらに期待していたキャリアアップの機会もなく、社風にも馴染めず孤立感を感じています。
周りの友人は転職に成功しているように見え、自分だけが取り残されている気がして情けなく感じます。このまま辛い環境で働き続けるべきか、すぐに転職活動を始めるべきか、あるいは前職に戻れたら戻りたいとまで考えてしまいどう行動すべきか迷っています。
転職失敗を後悔している場合の心構えや、次に取るべき具体的な行動についてアドバイスをいただきたいです。特に短期離職になることへの不安もあり、この状況をどう乗り越えれば良いか知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
転職後の後悔は軸を見失ったから! 理由を振り返ろう
転職後の後悔と今後の行動についてですが、まずは「なぜIT企業に転職したかったのか」という転職の理由をもう一度思い出してください。
IT企業でも特にプログラマーなどはスキルが重視され、コミュニケーションといったことがほかの業界に比べて手薄になる傾向があります。
前職と比較して、そのコミュニケーションの部分にストレスや不満を感じている可能性があります。
コミュニケーションなど何を優先するか比較検討が重要
以下の軸で自身の状況を冷静に振り返り、比較検討してください。
何を軸に働くのか(仕事内容、業界、労働条件、コミュニケーション、働く環境など)を考えてみましょう。
前職に戻る、このまま続ける、再転職するそれぞれのメリット・デメリットを比較することが、次に取るべき行動を明確にするための第一歩となります。
転職の後悔は失敗じゃない! 自己理解を深めよう
「自分はダメだ」と思うのではなく「この環境は合わなかった」と切り分けて考えることが大切です。
ネガティブな感情にとらわれるよりも、次のステップを考えても良いでしょう。
入社してまだ1~2カ月だったらもう少し様子を見るべきですが、半年など会社の状況がわかってくるころに合わないということだったら、次のステップに移った方が良いです。
失敗から学んで次へ! 行動に移す勇気を持とう
今取るべき具体的なアクションとしては、まず自己分析を徹底的におこないましょう。
前職で良かった点・悪かった点も書き出すことで、自分の譲れない条件が見えてきます。
履歴書・職務経歴書を更新し、面接で「失敗をどう学びに変えたか」を語れるようにしておきましょう。
ネガティブな経験も自己理解を深めた材料として伝えることができれば、問題ありません。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。






