Q
大学3年生
女性
就活のワークショップに参加する意味はありますか?
現在、企業選びを進めている大学3年生です。
最近、多くの企業が開催している「採用選考を兼ねたワークショップ」や「数日間のビジネス体験型ワークショップ」への参加を検討しています。
しかし、ただの「学生集め」で終わってしまうワークショップもあると聞き、貴重な時間を使って参加する価値があるのかどうかわかりません。特に、選考直結ではないと明言されているワークショップは、参加すべきか判断に困っています。
ワークショップに参加することは、企業理解を深める以外に、選考上有利になるなど、具体的なメリットがあるのでしょうか? また、どのようなワークショップを選べば、効率的に就活を進めることにつながるのでしょうか?
就活におけるワークショップの正しい活用方法や、参加の是非について具体的なアドバイスやご意見をいただけますでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
大いに意義がある! 業界理解と出会いの場になる
就職活動のワークショップへの参加は非常に意味があると考えられます。
ワークショップに参加することで、企業自体の理解が深まるだけでなく、業界全体の知識も得られます。さらに、倍率の高い企業や応募する予定のない企業のワークショップにも参加すれば、業界に対するより広い理解が可能です。
学生にとってメリットが大きいため、選考に直結せずとも、興味のある業界の情報に触れる貴重な機会として活用しましょう。単に話を聞くだけでなく、企業の雰囲気を肌で感じるように意識することが大切です。
また、同じ目標を持つ仲間と出会い、他者と比較することで自分の課題を発見する機会にもなります。他者の意見や取り組み方を見ることで、自身の強みや弱みを客観的にとらえられます。
行動ベースのプログラム内容なら有意義な可能性が高い!
効率的な就活を望むのなら、「学生集め」のイベントではなく、社員との関わりや実際の業務に近い内容があるかを事前に調べることが最も重要です。ワークショップが「学生集め」かどうかは、内容の具体性から見極められます。
たとえば、「社員との交流あり」とだけ書かれているものは説明会に近いケースが多く、学びが浅くなりがちです。
一方、「現場社員による業務フィードバック」「自分で作った成果物を社員が評価」「複数日で実務に近い課題に挑戦」など、行動ベースの記載があるものは企業理解が深まる傾向があります。
また、短時間の座談会形式よりも、半日~数日かけて取り組むプログラムのほうが、企業側が本気で学生を見たい場合が多いと感じます。
ビジネスパーソンとかかわれるワークショップは非常に有用
ワークショップに参加する意味は大いにあります。
特にグループディスカッションのあるワークショップでは、討議の進め方などの実践的スキルを肌で感じながら学べます。学生がビジネスパーソンも交えた場で議論する経験は、非常に貴重です。
人脈とスキルを手にしよう! 早い段階で行くのがおすすめ
また、ほかの学生との交流のなかで、ネットにはない非公開情報(企業の勤務実態、手当など)を得られる可能性もあります。
たとえ選考に直結しなくても、就活のスキルアップや人脈形成、情報収集という点で非常に有用です。焦りが出る前の早い段階で行くことをおすすめします。
「具体的な企業分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。企業分析の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。
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