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就活マナーは今後も変わりませんか?
就活マナーは今後も変化はしないのでしょうか?
10年ほど前に新卒で就職活動を経験しました。そしてこの度転職を検討することになりました。当時から頭を悩ませていた、存在意義のわからない就活マナーが今でも健在のようです。
当時人事担当をしていたという人たちがそろそろ定年を迎える頃で若手だった人たちが中堅となっているため、就活マナーも少しは寛容になったかなと思っていましたが、当時から変化はないようで驚きました。
もちろん相手を不快にさせない最低限のマナーは必要だと思いますが、ほとんど形骸化しているような古いマナーはどこかで一掃しても良いのではないかと感じます。
ですが、10年という月日が経っても変化がないということは、この先もずっと残っていくのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
社会の変化により就活マナーは少しずつ変わってきている
就活マナーは徐々にではありますが、変化しているのではないかと思います。
質問者さんが10年前に触れていたマナーが今も残っていることを目にしたとのことですが、確かにそのような状況はあるかと思います。ただ、ひと昔前と比べ「多様性」への考え方が変わってきていて、「これが普通」「こうするのが当たり前」といった価値観に変化の兆しは見えます。
昔では失礼にあたることでも今ではOKになりつつある
たとえば就活において、会社側の説明をメモする際にメモ帳とペンではなくスマホに書き込んでメモをする人も出てきています。以前であれば「人が説明しているのに携帯をいじるなんて失礼だ」と言われたと思いますが、今ではそのような行為も徐々に受け入れられやすくなっています。
もちろん1対1の際は「スマートフォンに記録したいのでよろしいでしょうか」と一言確認するなどの配慮は必要になります。
何が失礼にあたり、何が許容されるかはそのときの社会の風潮やテクノロジーの発達、社会的にインパクトのある出来事などさまざまなものがかかわり、どの分野で変化が起こるのかもまちまちです。
企業の中にも「形骸化しているような古いマナー」に対して課題を感じている人もいると思います。
長年形作られた価値観やマナーが「全て一気に」変わることはなかなか考えにくいですが、先程のスマホのメモのような形で、部分的に少しずつ変化していくのではないか、と思います。
大きな変化はないが面接方法は徐々に変わりつつある
現在の就活マナーについては、10年前と比較しても大きな変化はないようです。ただし、各企業や業界によっては、よりカジュアルな面接スタイルを取り入れる場合も増えています。
特にテクノロジー業界やスタートアップ企業では従来の厳格なマナーに代わり、個性や実力を重視する傾向が強まっています。
古いマナーが形骸化していると感じるのは自然なことかもしれませんが、一定の礼儀や基本的なマナーは、相手に敬意を表しスムーズなコミュニケーションを促進するために重要です。
求められることを正しく把握して対策をすることが重要
最低限の礼儀を守ることは必要ですが、時代に合わせた柔軟な対応も求められています。就活生には、企業研究をしっかりとおこない、その企業の文化や求める人物像に合わせたアプローチを考えることが求められます。
面接での自己表現の仕方も重要なため、自分の強みや個性を活かした話し方を心掛けると良いでしょう。最終的には、変わらないマナーの背景にある「相手を尊重する」という基本的な価値観を理解し、そのうえで自分らしい表現を見つけ出すことがこれからの就活において成功する鍵となりますよ。
面接のマナーはこちらの記事でチェックしてみましょう。当日の振る舞いだけでなく、髪型や服装の身だしなみ、持ち物も紹介しています。
対面面接ならではのマナーは以下の記事で解説しているので、まだ対面面接を受けたことがない人は併せて確認しましょう。
こちらの記事では面接のルールをまとめています。マナーと併せて参考にしてみてください。
会社説明会で気を付けるべきマナーは、こちらのQ&Aを参考にしてください。
こちらのQ&Aでは、就活でメモを取ることはマナー違反なのかという疑問にキャリアアドバイザーが回答しています。
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