Q
大学2年生
男性
なぜか履歴書で落とされてしまいます。
履歴書で落とされるのですがどうしたら良いでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
履歴書で落とされる原因は2つ考えられる
履歴書で落ちてしまう原因としては、履歴書自体に原因があるか、もしくはそもそも応募先が質問者さんにマッチしてないかのどちらかです。そのため、まずは履歴書やエントリーシート(ES)を見慣れている第三者に見てもらいましょう。
身近にそうした人がいない場合は転職エージェントや就活エージェントを活用するのもおすすめです。たとえばマイナビ転職では履歴書コーチという履歴書添削の無料サービスがあります。このようなツールも活用して自分の履歴書に対して客観的なフィードバックをもらってみましょう。
応募先と自分にミスマッチが生じている可能性も考えてみよう
校正を加えた履歴書で応募しても選考を通過できないのであれば、応募先を見直してみましょう。たとえば転職の場合、それまでの職務経歴から会社が求めている人物像とあまりにもかけ離れていると判断されると書類選考で落とされる可能性が高いです。自分がやりたいと思える仕事でも、あるいは自分にはその仕事ができる能力があると思えても、こればかりは相手の評価ありきなので仕方ありません。
たとえば、Webデザインの勉強をして知識と技術を身に付けてプライベートでもWebサイトを作って運営していたことから、知識も技術も経験もWebデザイナーとして問題ないと自分では感じ、Webデザイナー職に応募したとします。しかしその会社では「実務経験あり」の人しか採用しないと決めていれば、いくら実力があっても書類選考は通りません。
このように応募先のミスマッチが起こっていれば、その人の実力とは関係なしにうまくいかないことがあるわけです。まずは履歴書を見直し、そこで問題がなければ応募先を見直すという二段構えで進めてみてください。
企業が求めている人材を把握するためには企業分析が欠かせません。企業分析のやり方は以下の記事で詳しく解説しています。
まずは履歴書を細かい部分から点検して原因を探っていこう
履歴書に記載した基本情報は正確に記載できていますか? 基本的なことですが情報が間違っていれば合格は難しいので、必ず確認するようにしてください。
また、履歴書を送るメールアドレスなども気を配りましょう。プライベートすぎる文字列になっているものを避け、学校で利用しているものや氏名が用いられたフォーマルなものになっているかを確認してみてください。
そして履歴書に使用する写真は、背景はシンプルで、白シャツにリクルートスーツを着用した清潔感があるようなものが望ましいです。
履歴書全体の読みやすさを工夫することも重要
上記のような基本的なチェック項目以外にも、文章の読みやすさにもこだわってみましょう。各項目に見出しをつけたり、Web上で履歴書を作成する場合は文字のフォントのサイズを9〜11に設定して読みやすくなるようにしたりと工夫してみましょう。
また内容面についても、自己PRや志望動機は具体的に記載するようにして、志望動機は受ける企業に合わせてどのような貢献ができるかを考えて記載してみてください。
書き終えたら誤字や脱字がないように確認し、必要に応じて家族や友人にダブルチェックをしてもらうことも有効です。
苦手意識のある部分については該当項目の記事を参考にし、しっかり準備をすることで書類選考の通過率を高めることができますよ。
こちらの記事で履歴書の書き方を詳しく解説しているので、チェックしてみましょう。見落としがちな細かなマナーも説明しています。
履歴書で何が評価されているのかを知りたい人は、こちらの記事がおすすめです。キャリアコンサルタント25人にアンケートをして、履歴書での評価ポイントをまとめています。
書類選考で落ちてしまう人はこちらの記事を参考にして、落ちる理由を見つけて対策をしましょう。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。